Re: つれづれなるままに、古文・漢文多読

[掲示板: 〈過去ログ〉英語以外で多読を楽しむ掲示板 -- 最新メッセージID: 3292 // 時刻: 2024/11/24(00:50)]

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1376. Re: つれづれなるままに、古文・漢文多読

お名前: 杏樹
投稿日: 2007/4/28(23:14)

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アトムさん、こんばんは。

たかぽんとアトムさんがのんびり古典談義をしてる…おもしろいなあ。

〉と、ここで突然脈絡なくわきあがる疑問。
〉「漢文」って何?
〉漢文って漢の時代の文のこと?
〉だったら学校で習っていたのは中国語の古文ってことになるのでしょうか。
〉なぜ漢文習っていたのでしょう。 教養?
〉あれもレテンとかカエリテンとか解説なしにそのまま読めたら面白いのになー

こういう質問なら私が答えなきゃ…と思ってしまいました。

子曰、学而時習之、亦説乎。有朋自遠方来、不亦楽乎。
(論語)

子曰く、学びて時に之を習う、またよろこばしからずや。朋有り、遠方より来る、また楽しからずや。

国破山河在
城春草木深
(杜甫の「春望」の冒頭)

国 破れて山河有り
城 春にして草木深し

これが漢文です。やはりたくさん読む、つまり多読をしたらある程度規則がわかってくるので、返り点なしでテキトーに読むこともできます。

日本語の古文の入門としては森鴎外がいいと思います。「舞姫」などもろ文語文ですから。しかも文章にリズム感があって読みやすいです。さらに「即興詩人」というのもあります。これはアンデルセンの小説ですが、森鴎外がドイツ語訳から訳したもので、「舞姫」のようなリズム感のある文語文で書かれています。
冒頭はこんな風。

「羅馬(ローマ)に往きしことある人はピアッツァ・バルベリイニを知りたるべし。こは貝殻持てるトリイトンの神の像に造りなしたる、美しき墳井ある、大いなる広小路の名なり。貝殻よりは水湧き出でてその高さ数尺に及べり。」

で、古事記より万葉集の方が古いんじゃないかと。

こんなもんで失礼します。


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▼返答


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