Re: 柊さん、お返事ありがとうございます。

[掲示板: 〈過去ログ〉英語以外で多読を楽しむ掲示板 -- 最新メッセージID: 3292 // 時刻: 2024/11/25(06:43)]

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1266. Re: 柊さん、お返事ありがとうございます。

お名前: islaverde http://islaverde.blog76.fc2.com/
投稿日: 2006/11/14(00:03)

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柊さん、初めまして。お返事ありがとうございます〜

〉 スペイン語は、何か惹かれますねー。スペイン語講座を半年ぐらい見て、それっきりですが。
〉 読んでおられるということは、少なくとも私よりは数段上ですね。でも、ちょっと、おしゃべりしに来ました。理由は後述。

うれしいです。実際に本を読む意外にもこうやっていろんな事をお話できるのも
他言語ならではの特権ではないでしょうか。

〉 蔵書もですが、著作権切れ図書のファイルの増えること増えること。
〉 読もうと思って落としてきて、印刷するのを忘れ(パソコン画面では読みにくいので)、気がつくとただ単にパソコンに入っているだけの状態に。
〉 しかもいざ読もうとすると、A4のファイルはかさばるのです。
〉 お金がかかっていないだけ、マシでしょうか。
〉 ただ、字だけでなぜMBになるのかとはよく言われます。やはり、本じゃない形で読めるためには、KBぐらいでやめておくのが賢明でしょうか。
〉 これ原文だー。翻訳じゃないんだー。と、その喜びのためだけに落としているようなものですね。結局、ほとんど読まないので。 

未読本の山に押しつぶされる夢をいつか見るんじゃないかと。
英語はそれなりに入れ替わりがあるんですが、スペイン語は危険ですね。
なぜかハードカバーの本が多いし。

〉〉本の入手法、その2  ネット書店編

〉 ありがたく拝読しました。いずれ、お金をかける覚悟が出来たら、参考にさせていただきます。あ、ちゃんと自分の責任でやりますから。

うわー。参考になったんですね。
ぜひぜひ!

〉 うーん、私も、イギリスのamazon(アメリカだと重いし、英語以外が引っかかってわけが分からなくなる)は、楽に使えます。日本のamazonで慣れているから。買い物はしないで、検索とレビューを見るだけなので、大雑把な理解でもあまり恐くないし。
〉 何が書いてあるかわからなくても、デザインが同じなのが大きいですね。ただ、フランスやドイツのamazonは「本」という単語がわからなくて、使えなかったのですが。

アマゾンだとちょっと敷居が低いですね。
自分が書いた事が正しいか実証するためにこんどフランスアマゾンに行ってみようかな(笑)。

〉 amazon.co.ukはポンドが多かったですね。10ポンドを超えると、ちょっと手が出せなくなる。これは手が出ると思うと、日本で売っていなかったりする。
〉 気がつくと、お薦めされる本が、値段的にかなりディープな歴史の専門書ばかりになっています。世界史クラブ部員としては、誇るべきなのか?

イギリスですか。ポンド高そう。
ロンドンに旅行した友人が買って来た本に、バーゲン価格£7なんて
シールが貼ってありましたが、どこが安いんだ〜と思いましたよ。

〉 はい、今回の返信も、ここ、重要です

おお。どんな話でしょうか(わくわく)。

〉〉■Castellano これがいわゆる「スペイン語」です。Espanolとは決して書かれていないので
〉〉      注意してください。面倒でもひとつひとつチェックしてcastellanoと書かれているか
〉〉      確認した方が間違いないです。
〉〉      余談ですがこれはカスティーリャ地方の言葉という意味で、カステラの語源になったと 
〉〉      言われているものです。

〉 カスティーリャ女王イサベルのカスティーリャですね。

〉〉他には、次のようなものがあります。
〉〉( )内がその言葉での表記です。どちらも目にするので分かりにくいったらありません。

〉〉■Catalan (Catala) カタルーニャ語。バルセロナあたりで使われています。
〉〉        すこし表記がフランス語に似ていて、 l'やd'、c(の下にヒゲがついたもの)
〉〉        などの表記が特徴。

〉 モンテ・クリスト伯の、主人公エドモン・ダンテスの婚約者のメルセデスがカタランでした。フランス(?)に住み着いた、スペインからの移住者で、カタラン同士でしか結婚しないという習慣があったとか。
〉 だから、フランス語に似ているのでしょうか。

地域的には、カタルーニャ地方の端っこはフランスに入り込んでいるような気が。
カタルーニャ語は、人によってはスペイン語よりフランス語に近いと言う人も
います。

〉 ここです、ここ!
〉 「荒野の羊飼い」という本があってですね、私が読んだのは思いっきり日本語でしたが、原題は「Year Walk」 by Ann Nolan Clarkです。
〉 主人公のケパ少年は、スペインのバスク地方の出身で、母語のバスク語以外に、小学校で習った(!)スペイン語とフランス語が話せます。
〉 代々羊飼いをしていたのが、アメリカに渡って成功した親戚に呼ばれて、アメリカで羊飼いになるという、そういうお話でした。アメリカで、何やら注意されたのだけど、英語がわからなくて、「こっちはバスク語とスペイン語とフランス語と、三つもしゃべったのに、あっちは一つしかしゃべらなかった!」と怒っていましたが、そのうち、英語も習得したようでした。
〉 あれ以来、バスクと聞くとつい過剰反応してしまいます。
〉 海底二万海里の忠実な召使いがフランドル人で、ドイツとフランスの境辺りの独立した民族らしいのですが、フランドルもまた、過剰反応してしまいます。ちなみに、かなりの期間が経ってから、フランダースの犬のフランダースだと気づきました。

バスク語はその昔悪魔も逃げ出したという伝説があるほど、ヨーロッパ人にとって
異質なものに見えたようですね。
ホントに系統が分からない言語だそうです。
柊さんのおっしゃるなぜかひかれるという気持ち、私もちょっと分かる気がします。

〉〉■Valenciano バレンシア語?正式には認知されてないらしいですが・・・このあたりになると、
〉〉      もう好きにしてという気分。

〉 少数言語の方が燃える心を持った人が、多言語学習者には結構多い気がしますが、いかがでしょうか。islaverdeさんも、いっそその仲間に。
〉 って、何のお誘いなんだか。

ああ、魔の手が。

〉〉「送料」にしてもスペインだとgastos de envioなのが南米に行くとcostos de envio(英語の影響だ!)
〉〉になります。
〉〉児童書もinfantil、juvenil、nino・・・・と様々です。

〉 うーん、英語文化が入ったせいで自国語が消えてしまうとか、結構問題になっている国が多いそうですね。
〉 南米だと近いし、政治的にもややこしいし。
〉 最近、チャベス大統領のスペイン語があまりにもよく聞き取れたので、スペイン語熱が再燃しかけています。例の「昨日ここに悪魔が来た」発言ですね。
〉 「ディアーブロ」「ディアーブロ」って、実によく聞こえました。あのお祈りも、芝居がかって見えましたが、多分、キリスト教の人にとっては大変なことなんでしょうね。
〉 ただ、ベネズエラの現状を取材したNHKスペシャルを見て以来、チャベス大統領の気持ちの方がよくわかるこの頃。あ、この辺でやめますね。

チャベス大統領・・・ディアーブロってあの人のことを言ったあのスピーチなんだろうなあ。
個人的には、私は彼の事を信用できませんが、そういう大統領を出現させたあの大国の体制が
一番の問題では?と思ったりします。

〉 そうそう、多読でした。

〉〉辞書は、あんまり頼りにならないと思います。言葉の意味は書いてあるけど、知りたいことに
〉〉ついては、何も教えてくれない。

〉 うわー、英語でよくあります、それ! 英語学習者用じゃない辞書なんか引くと、暗黙の了解を感じることがあります。ええと、本のタイトルとかそういうので、この意味を辞典を引いてでも知りたいという、多読以外の場合です。出典が聖書だったりすると、どの部分と書いてあるのですが、どこかもわからない。
〉 いえ、日本語の国語辞典でも、この文章のこの部分では、何かそれ以外の意味がある、とかはありますけど。
〉 先日、父とメールの話をしていて、母に「スパム・メール」のスパムって何と聞かれましたが、「多分、メール以前にはなかった概念が入っているから、元の意味とはあまり関係なくなっていると思う」と父と意見が一致しました。
〉 新聞のカタカナ語も、多分そういうことでしょう。マニフェストとか、意味がわからない。辞典を引くと、狭義では「共産党宣言」だと書いてあったけど、民主党が言っているし。

まったくその通りですよね。

〉〉いつも思うのですけど、言語学者でないかぎり、語彙数とか、単語をいくら知っているとか、
〉〉実際に言葉を使う場面においては関係ないんじゃないでしょうか。必要な時に、必要な事だけ
〉〉分かればいいと思います。

〉 そうですね。私も、好きな本(歴史系に偏りすぎのため、言葉の出現頻度が他と違う)だけ読めて、(来期も監督していたら)日本ハムのヒルマン監督の言葉だけ聞き取れれば、あとは何もわからなくていいです。
〉 自分の名前が言えなかろうが、何だろうが、なんでもいいです。多分、言えると思いますが。

〉〉あるサイトでは注文の状態をメールで教えてくれるんですが、注文した本の状況が「処理中」
〉〉とか、「実行中」などと書いてあるんです。(辞書ひきました)。でも、どちらがより
〉〉進んだ状況なのか分からないんですよー。これは言葉の意味だけ知っていても、スペイン語の背景知識や
〉〉語感が伴ってないと何も意味をなさないといういい例だと思います。
〉〉(でも、もしかしたらこれはスペイン語版「こんど」と「つぎ」なのかもしれないという疑惑も
〉〉捨てきれません。)

〉 というか、業務用語なのでは? そういう場合、他のサイトだと逆とかもありえますよね。

そうか、分からなくて当然だったかもですね。

〉〉*本に関税はかかりません!

〉 あー。この星はなんて、本を読む人にとっては生きやすくできているんだろう。感謝、感謝。
〉 注意・私はたかぽん星人でも、柊星人でも植物の星から来たわけでもありません。地球生まれの銀河人(栗本薫が使う)ならオッケーですが、とりあえず、地球人のつもりです。

他に送料だのなんだのかかりすぎるので、これが唯一の救いです。
あ、これは日本の話で、他の国の事は分かりません。

〉 よくわかります。amazonでお買い物するのも好きですが、本屋に行って、「本に囲まれている」とうっとりするのも好きです。あげく、二時間もいたのに何も買わないで出て行ったり。
〉 本屋にお弁当を持っていって、一日いたい人の気持ちがよくわかる(目黒孝二という人です)。
〉 Happy reading! それから、良い旅を(ボン・ボワイヤージュ?)! (スペイン語の海を泳ぎつつ、本が各国旅している感じを、表現してみました)

この例え、いいですね。その中に混じって漂流できたらいいだろうな。
柊さんもHappy Reading!


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