[掲示板: 〈過去ログ〉英語以外で多読を楽しむ掲示板 -- 最新メッセージID: 3292 // 時刻: 2024/11/24(11:46)]
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カイさん、こんにちは。
〉200万字通過おめでとうございます!
ありがとうございます!
〉〉★「三国演義」(47000字)
〉〉そう、三国志です。おお、さっきの児童書と違っておもしろい。さすが三国志。これなら読める!
〉〉ということで、またもや児童書を投げてしまいました。
〉〉難易度はそれほど変わらないように思うのですが・・・。
〉〉けっきょく
〉〉「レベルに関係なくおもしろくない本は読めない」
〉〉のですね。
〉〉子供向けでかなりはしょったところもありますが、やっぱり三国志は面白いです。
〉そうなんですよね〜面白くないものは読みたくない。って脳が判断するんでしょうね〜
〉私はドイツ語でそれを経験しました。
〉といっても、1ページに2行ぐらいしかない絵本です。
〉全体的に暗ーい絵とよく分からんお話で薄い絵本なのに投げ。となりました。
「脳が判断する」ですか。「読まなくてもいいよ」って教えてくれてるんですね。薄い絵本と言っても、英語やフランス語のことを考えますと、必ずしも簡単には読めないことがありますね。
〉三国志いいですよね〜
〉でも確か三国志読んだのって小学生ぐらいなんですよ。
〉これではいかん!全部読みたいなぁ。えっととりあえず日本語で。
おお!では一度挑戦してみてください。吉川英治版などは日本人に人気があります。
〉〉さて、そうしたところで、兵庫県立美術館で「新シルクロード展」が開催されました。それですっかり中央アジア史にひたってしまい、去年神保町で「目標本」として買って置いてあった中央アジア史関係の本を「早いかな」と思いつつ手に取ってみました。
〉興味があることが一つあると、
〉それに関連してどんどん知りたいことやってみたいことが増えますよね。
そうですね。興味がどんどん多読を広げてくれます。
〉〉★「和田史話」
〉〉「和田」とはホータンのことです。タクラマカン砂漠の西南に位置する古代のオアシス国家です。これが一番薄かったのでまず手に取ってみました。最初はとってもおもしろかったです。しかし…。序文にも書いてありましたが、古代よりももっと後の時代を主体に書いた、ということで、明・清時代に行ってしまってからわかりにくくて面白くなくなってきました。その時代も興味はなくはないのですが、なにしろ展覧会のせいで古代に関する本が読みたいんです。それで無理をするのはやめて半分ぐらいで投げました。でも半分でも字数はけっこうあるのでその分をカウントしました。
〉古代オアシスっていう言葉だけで惹かれますね。
〉どんな文化だったんでしょう。
〉東洋と西洋の文化が混じった、栄えた国だったんでしょうか?
ふふふふ…。
砂漠の中の緑のオアシス。日干し煉瓦で作られた家や仏教寺院…。キャラバンが西や東から荷物を積んで来る、中国から将軍がやってくる、そして取経僧もやってきます。仏像は西方の影響の強いくっきりとした顔立ちで、中国の絹をまとった人々が礼拝をしています。その絹の製法は長らく秘密でしたが、東国の王女がホータン王に嫁ぐときにこっそり蚕と桑の実を持ってきて、自国で生産されるようになりました。そんな国です。うっとり。
〉〉★「絲綢古道上的文化」(110000字)
〉〉本を開いてわかりましたが、これはドイツで書かれた本の翻訳でした。でもドイツ語では読めないからいいか。
〉〉この本はとってもおもしろかったです。普通中央アジア史は日本人や中国人が書いたものは、どうしても中国から見たものになりがちです。中国の史書を使ったり、時代を表すのに中国の王朝の時代区分を使ったり。しかしこの本はさすがドイツ人が書いただけあって、中国の影がほとんど見えません。中国からではなく、との土地をダイレクトに見ている感じで書かれているので新鮮でした。
〉こういうのいいなぁ。
〉自分の国を外の目から見た本って面白いですよね。
〉(たまに腹が立つけど、読んじゃいます)
あー、腹が立つのもありますね…。
外から見た、といえば「Memoirs of a Geisya」をPGRで読んだら面白かったです。
〉〉やさしい本を集めるのが難しいので、100万字を超えてからはかなりバラバラな本を読みました。それで、100万字から200万字の間に自分がどの程度上達しているのかよくわからなくなってきました。しかしこの漢字の習得を考え直したことで、多読前より格段に楽に本が読めるようになったことを自覚しました。
〉杏樹さんの報告を読んで、多読の可能性がまた広がったように感じました。
〉多読をすると、いろいろな事が起こるんですね。
本当に多読は何が起こるかわかりません。ですから実験♪実験♪なんですね。
〉これからも Happy Reading!
カイさんもHappy Reading!
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