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1081. Re: 中国語200万字で多読について考えたこと
お名前: カイ http://takuton.jugem.jp/
投稿日: 2005/10/13(20:35)
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杏樹さん こんにちは カイです。
〉みなさま、こんにちは。
〉中国語で200万字読みました。
〉まず150万字の報告後に読んだ本を報告します。
200万字通過おめでとうございます!
〉★「三国演義」(47000字)
〉そう、三国志です。おお、さっきの児童書と違っておもしろい。さすが三国志。これなら読める!
〉ということで、またもや児童書を投げてしまいました。
〉難易度はそれほど変わらないように思うのですが・・・。
〉けっきょく
〉「レベルに関係なくおもしろくない本は読めない」
〉のですね。
〉子供向けでかなりはしょったところもありますが、やっぱり三国志は面白いです。
そうなんですよね〜面白くないものは読みたくない。って脳が判断するんでしょうね〜
私はドイツ語でそれを経験しました。
といっても、1ページに2行ぐらいしかない絵本です。
全体的に暗ーい絵とよく分からんお話で薄い絵本なのに投げ。となりました。
三国志いいですよね〜
でも確か三国志読んだのって小学生ぐらいなんですよ。
これではいかん!全部読みたいなぁ。えっととりあえず日本語で。
〉さて、そうしたところで、兵庫県立美術館で「新シルクロード展」が開催されました。それですっかり中央アジア史にひたってしまい、去年神保町で「目標本」として買って置いてあった中央アジア史関係の本を「早いかな」と思いつつ手に取ってみました。
興味があることが一つあると、
それに関連してどんどん知りたいことやってみたいことが増えますよね。
〉★「和田史話」
〉「和田」とはホータンのことです。タクラマカン砂漠の西南に位置する古代のオアシス国家です。これが一番薄かったのでまず手に取ってみました。最初はとってもおもしろかったです。しかし…。序文にも書いてありましたが、古代よりももっと後の時代を主体に書いた、ということで、明・清時代に行ってしまってからわかりにくくて面白くなくなってきました。その時代も興味はなくはないのですが、なにしろ展覧会のせいで古代に関する本が読みたいんです。それで無理をするのはやめて半分ぐらいで投げました。でも半分でも字数はけっこうあるのでその分をカウントしました。
古代オアシスっていう言葉だけで惹かれますね。
どんな文化だったんでしょう。
東洋と西洋の文化が混じった、栄えた国だったんでしょうか?
〉★「絲綢古道上的文化」(110000字)
〉本を開いてわかりましたが、これはドイツで書かれた本の翻訳でした。でもドイツ語では読めないからいいか。
〉この本はとってもおもしろかったです。普通中央アジア史は日本人や中国人が書いたものは、どうしても中国から見たものになりがちです。中国の史書を使ったり、時代を表すのに中国の王朝の時代区分を使ったり。しかしこの本はさすがドイツ人が書いただけあって、中国の影がほとんど見えません。中国からではなく、との土地をダイレクトに見ている感じで書かれているので新鮮でした。
こういうのいいなぁ。
自分の国を外の目から見た本って面白いですよね。
(たまに腹が立つけど、読んじゃいます)
〉やさしい本を集めるのが難しいので、100万字を超えてからはかなりバラバラな本を読みました。それで、100万字から200万字の間に自分がどの程度上達しているのかよくわからなくなってきました。しかしこの漢字の習得を考え直したことで、多読前より格段に楽に本が読めるようになったことを自覚しました。
杏樹さんの報告を読んで、多読の可能性がまた広がったように感じました。
多読をすると、いろいろな事が起こるんですね。
これからも Happy Reading!
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