100万語通過しました(長文です)

[掲示板: 〈過去ログ〉100万語通過報告 -- 最新メッセージID: 8032 // 時刻: 2024/11/24(20:25)]

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5034. 100万語通過しました(長文です)

お名前: すなみ
投稿日: 2005/5/13(00:28)

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こんにちは すなみと申します。

2005年の1月半ばから多読を開始し、5月8日に100万語通過しました。100万語通過本はAlex Shearerの「The Great Blue Yonder」でした。

内容は
      GR   児童書  一般書   合計
YL0〜0.9 5    3             8
YL1〜1.9 3    8            11
YL2〜2.9 11   1            12
YL3〜3.9 14   6            20
YL4〜4.9 1    4             5
YL5〜5.9     13            13
YL6〜6.9      1             1
YL7〜7.9            2       2

合計    34  36     2       72

全部購入で、100万語 72冊、約47000円ほどでした。

多読を始める前は本当に100万語なんて読めるのかな、3年ぐらいかかるのかな、と思っていたのですが、自分で思っていたよりも随分早く100万語を通過することになりました。

100万語読んだ中で感じた事をいくつか。

1:GRの効用:レベルの低いものから始めることで、辞書を引かない読み方、ある程度のスピードで読むという読み方が身に付いたような気がします。こういう風に普通のPBを読めたら、web記事を読めたら、どんなに気持ちが良いだろう、という感覚。レベルをあげて飛ばし読みをするときに、あのくらいのリズムで読みたいという目標が持てたのが良かったです。(まだまだ読書速度遅いですけど)。

2:映画からの助け:私は映画を見るのも好きなのですが、その映画に助けられました。映画のトレイラーの、ジョニデのワンカ氏にひっぱってもらって読んだ初児童書のCharlie and the Chocolate Factory。映画そのものは未見だったけれど、ユアン・マクレガーの笑顔にひっぱられて読んだ初一般書のBig fish。キリン読みかな? という時でも読んで行けたのは、登場人物の顔がはっきり思い浮かべられたからかもしれません。それから、Deltora questを読んでいたときも、繰り返し観たThe Lord of the Ringsの声が聞こえてきたりと、本当に映画に助けられながら読み進められました。

3:好きな本・読みたい本を読む:ちょうど半分の50万語を読んだあたりでちょっとした停滞を感じました。読む本がなんだかおもしろくない、状態です。そもそも首を傾げながらの多読で、本当にこんな読み方で良いんだろうか、もっとずっと易しい本をたくさん、もっと速く読めるようになってからレベルを上げた方が良いのではないだろうか、など疑問を抱えながら読んでいました。それでGRの本を(もちろん、興味のある題をピックアップしているんですが、)義務のように読んでいたら、つまらなくなってしまったのです。例をあげてみると、例えばDeltora questを読んでおもしろくて、次ぎの巻をすぐに読みたいんだけど、いやいや、レベル5の本を続けて読むのはなんだから、間にGRのレベル1の本を1冊、レベル2を1冊読んでから次ぎの巻に行こう、というような事をしていたらつまってしまったのです。これでは「多読」自体はいやになってしまうと、そこで思い切って自分の読みたい本を読みたい順番で読むことにしました。そうしたら吹っ切れたように読書がまた愉しくなりました。そして不思議なことに、それで、ずっとレベル5の本を読みたくなったかというとそうではなく、自然にICRやSIRのシリーズが読みたくなったりして、結果として大体交互に読んでいる事になりました。この感覚はとても不思議です。でも「こうして読まねば」ではなくて「これを読みたいから読もう」(もちろん極端にムリなレベルの本を選ぶのは問題ですが)が一番良いんだな、と再認識しました。

今後の目標は「もっと早く読めるようになりたい」です。同じ時間をかけたら日本語の本の方がたくさん読める訳で、今の時点で、読書時間はそこそこ長いのに読書量が少ないというギャップが読書好きの自分に堪えています。
もっと早く読めるようになって、同じ読書時間でもっとたくさん読めるようになれると良いのになあ、と感じています。

長々と書き連ねてしまいましたが、掲示板の書き込みを読ませていただくのと書評頁を参考にさせていただくのとが、100万語読み進めていく事の助けになりました。本当にありがとうございました。
先達の皆様がたに続いてまた次ぎの100万語を読み重ねていきたいと思っていますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします。


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5035. Re: 100万語通過しました(長文です)

お名前: 古川@SSS http://www.seg.co.jp/
投稿日: 2005/5/13(03:16)

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"すなみ"さん はじめまして!

100万語通過おめでとうございます!

〉2005年の1月半ばから多読を開始し、5月8日に100万語通過しました。100万語通過本はAlex Shearerの「The Great Blue Yonder」でした。

〉内容は
〉      GR   児童書  一般書   合計
〉YL0〜0.9 5    3             8
〉YL1〜1.9 3    8            11
〉YL2〜2.9 11   1            12
〉YL3〜3.9 14   6            20
〉YL4〜4.9 1    4             5
〉YL5〜5.9     13            13
〉YL6〜6.9      1             1
〉YL7〜7.9            2       2

〉合計    34  36     2       72

〉全部購入で、100万語 72冊、約47000円ほどでした。

〉多読を始める前は本当に100万語なんて読めるのかな、3年ぐらいかかるのかな、と思っていたのですが、自分で思っていたよりも随分早く100万語を通過することになりました。

いえいえ、このペースで読めたということはもともとかなり
英語を勉強されていたのだと思います。

〉100万語読んだ中で感じた事をいくつか。

〉1:GRの効用:レベルの低いものから始めることで、辞書を引かない読み方、ある程度のスピードで読むという読み方が身に付いたような気がします。こういう風に普通のPBを読めたら、web記事を読めたら、どんなに気持ちが良いだろう、という感覚。レベルをあげて飛ばし読みをするときに、あのくらいのリズムで読みたいという目標が持てたのが良かったです。(まだまだ読書速度遅いですけど)。

そうです! まさにその通りですね!

〉2:映画からの助け:私は映画を見るのも好きなのですが、その映画に助けられました。映画のトレイラーの、ジョニデのワンカ氏にひっぱってもらって読んだ初児童書のCharlie and the Chocolate Factory。映画そのものは未見だったけれど、ユアン・マクレガーの笑顔にひっぱられて読んだ初一般書のBig fish。キリン読みかな? という時でも読んで行けたのは、登場人物の顔がはっきり思い浮かべられたからかもしれません。それから、Deltora questを読んでいたときも、繰り返し観たThe Lord of the Ringsの声が聞こえてきたりと、本当に映画に助けられながら読み進められました。

映画の好きな人は、リスニングも自動的に上達するみたいですよ。

〉3:好きな本・読みたい本を読む: 

それができるようになれば、多読道を極められたということですね。(笑い)

>「これを読みたいから読もう」(もちろん極端にムリなレベルの本を選ぶのは問題ですが)が一番良いんだな、と再認識しました。

そうなんです。でも、無理しすぎてしまう人も多いので、
私達としては、「慎重にレベルを上げましょう」といっているのですが、
その通りです。

〉今後の目標は「もっと早く読めるようになりたい」です。同じ時間をかけたら日本語の本の方がたくさん読める訳で、今の時点で、読書時間はそこそこ長いのに読書量が少ないというギャップが読書好きの自分に堪えています。
〉もっと早く読めるようになって、同じ読書時間でもっとたくさん読めるようになれると良いのになあ、と感じています。

〉長々と書き連ねてしまいましたが、掲示板の書き込みを読ませていただくのと書評頁を参考にさせていただくのとが、100万語読み進めていく事の助けになりました。本当にありがとうございました。
〉先達の皆様がたに続いてまた次ぎの100万語を読み重ねていきたいと思っていますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

はい、どうぞ よろしく、そして、たまに、似たようなタイプの後輩の方に
アドバイスをしていただけると助かります。

それでは、Happy Reading!


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5036. 古川さん ありがとうございます。

お名前: すなみ
投稿日: 2005/5/17(21:13)

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古川さん、お返事ありがとうございます。

100万語読んで感じたことは、やはり皆さんおっしゃる、100万語は到達点ではなく通過点であるということでしょうか。100万語が、とりかかるときはものすごく遠い所にあるのかな、という気持ちでいたのですが、通り過ぎてみると、あまりそういう感じでもなく(笑)確実に英文慣れはしたので、次ぎの200万語にも向かっていこう、という気持ちでいます。

〉映画の好きな人は、リスニングも自動的に上達するみたいですよ。

だと嬉しいなあ、です。リスニングに関しては、「スクリプトをさらっとよんでぱっと意味がつかめない内容はただ聞いても聞こえない」という自覚をさらに強めました(苦笑)。YLの7〜9クラスの本をラクに読めるようになったら、普通のインタビューなども聞こえてくるようになるのかなあ、とタメイキです。加えて、「早口だから、音がつながるから、聞き取れない」という部分も大きく、多読の時に、簡単なものから読んでいったように、聞く方も易しいものから聞いていった方がよいのかな、と感じるようになりました。
200万語に向かっては少し「音」の方も入れていって見ようかなと思っています。


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