[掲示板: 〈過去ログ〉100万語通過報告 -- 最新メッセージID: 8032 // 時刻: 2024/11/28(22:57)]
上へ | 前のメッセージへ | 次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む | 訂正する | 削除する
お名前: かつらぎ
投稿日: 2011/1/30(16:29)
------------------------------
カビが生えていそうな周回遅れの報告で恐縮ですが……、 2010年2月から多読を始め、同年5月に100万語を通過しました。 読んだ本はGR78冊、児童書57冊(絵本1冊含)、計135冊。 内訳は下記のとおりです。 PGR0:1冊 CER0:3冊 OBM0:4冊 PGR1:3冊 PAR1:2冊 CER1:4冊 OBM1:8冊 S-ELT1:1冊 PGR2:8冊 PAR2:1冊 CER2:5冊 MMR2:3冊 OBM2:12冊 PGR3:6冊 PAR3:1冊 CER3:1冊 MMR3:3冊 OBM3:10冊 MMR4:2冊 A Jigsaw Jones Mystery #1, 2, 4, 6, 7, 22 Rainbow Magic:The Raingbow Fairies #1-7 Magic Tree House #1-4 The Cobble Street Cousins #1, 2 The Third-Grade Detectives #1, 2 A to Z Mysteries #1-12(A-L) Capital Mysteries #1-4 The Secrets of Droon #1-4 Sarah, Plain and Tall #1-4 Sharon Creech ・Love That Dog ・Hate That Cat ・Granny Torrelli Makes Soup ・Pleasing the Ghost Jacqueline Wilson ・Lizzie Zipmouth ・The Cat Mummy The Owl and the Pussycat(Edward Lear)※絵本 Frindle(Andrew Clements) George's Marvelous Medicine(Roald Dahl) Necklace of Raindrops: and Other Stories(Joan Aiken) Because of Winn-Dixie(Kate DiCamillo) Number The Stars(Lois Lowry)※100万語通過本 読み飛ばしたわけでもないのに意味をつかめなかった話があります。 As the inspector Said and Other Stories(OBM3)収録の最後の短編です。 読み直しても「??」と腑に落ちないまま……。 結局「まあいいや」と次の本に取りかかりましたけど(苦笑)。 Jigsaw Jonesで児童書デビューしました。 児童書は手強いと聞いていたので読めるか不安でしたが、 #1のI was in my office〜に続くOkay, actually〜の出だしがもうおかしくて(笑)。 相談に来た近所の子が泣き出したら、Kleenexの箱を手渡し、 In this line work, you see a lot of tears. It pays to keep Kleenex around ...なんて、 ハードボイルドを気取った語り口が楽しかったです。 Lizzie ZipmouthはGR以外で聞き読みした初めての児童書です。 最初は速さにびっくりしましたが、聞いているうちに慣れました(習うより慣れろか)。 Lizzieはずっとzipmouthのままかと心配していたら……。 Great grandmaのコレクションは素晴らしい(でも夜になったら動き出しそうで怖くもある ^_^;) コレクターには垂涎ものだと思います(笑)。 Alex Riderのグラフィックノベル(漫画)も読みました(語数はカウントしていません)。 すべての台詞を理解できたとは言えませんが、 絵に助けられて一気読みできました。 吹きだしの中が全部大文字なのはちょっと目が疲れましたが(^_^; 原作を読むのが楽しみです(まだ未読です)。 100万語を超えての感想ですが、英文の読み方がつかめてきた、 読む基礎体力が付いてきたという気分です。 中学と高校で合わせて6年、英語の勉強をしているのに英語が身に付かないという話、 よく聞きますし、私もそう思っていました。 でも考えてみれば、週に数時間、英語の授業を日本語で受けているのであって、 6年間英語漬けになっていたわけではありません。 もし外国人が「週に数時間、日本語を母語で学んでいるけど、全然身に付かない」 と言ったら「そりゃ身に付かないよ」と私は思うでしょう。同じことですね(苦笑)。 しかし多読をやってみて、学校の英語教育に感謝したのも確かです。 I have a pen. / I love you. / This is a pen./ I am a student. がわかるなら十分という、 多読のスタートラインに立てる基礎を築いてくれたのは学校英語ですから。 私は読むのが好きで、日本語ならば 教科書や課題図書等以外もいろいろ読んできました。 けれど、英語では教科書に載っていた作品を授業で細切れに習っただけ。 圧倒的にインプットが足りなかったのだと、 100万語に近づいてようやく気付きました(鈍い)。 (アウトプットも足りていませんが……) やさしい文章から始めるのもポイントですね。 考えてみれば日本語の本も、漢字の少ないやさしい文章から読み始めたのですから。 漢字やことわざや慣用句を義務教育で9年かけて覚えながら、 たくさんの作品に触れてきた、それで一般書が読めるようになった今があるのに、 その過程を忘れてしまったように英語ではいきなりPBに手を出す…… 読めなくて当たり前でした(^_^; 100万語で何でもスラスラ読めるようになる保証はありません(個人差があると思います)。 けれど、単語の拾い読みしかできなかった私が、 英語の本(まだ一部の児童書に限られてますが)を読めるようになったのは、 100万語に到る過程での大きな変化だと思っています。 読める言語が増えた喜び、広がった読書の楽しさ、多読で得た財産です。 Happy Reading!で続けていこうと思います。 長々と失礼しました。
▼返答