[掲示板: 〈過去ログ〉100万語通過報告 -- 最新メッセージID: 8032 // 時刻: 2024/11/27(05:34)]
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お名前: 吉良
投稿日: 2008/7/21(04:49)
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こんにちは、100万語通過しましたのでご報告させて頂きます。
多読を始めてから、大体1年と3ヶ月くらいでの達成となりました。
通過本はCER3の「The House By The Sea」でした。
読んだ本は大半がGRで、絵本が少しと言った所です。
私は生命科学系の学生で、英語は必須なので、英語の力をつけたい、科学論文が読めるようになりたいと思って始めた多読でした。
100万語を通過した感想としては、確かに100万語は明確な目標だったので、達成したことでの喜びはありました。しかし、自分が目指している英語力からはほど遠いので、通過した今となってはあくまで通過点であったと感じています。
ところで、100万語達成したことによる効果ですが、確かにあったと思います。
TOEICのスコアが伸びたとか、そういう具体的なものではありませんが、他の皆さんがよくおっしゃっているように、英語に対する抵抗がかなり薄れたと感じています。
(多読を始めて、3万語ぐらいのとき、PGRの0と1ばかり読んでいた時期に、一度TOEICを受けましたが、初の4カ国語に大苦戦し大幅なスコアダウンを経験しました。そもそも、スコアダウンしたのは自分のそれまでのTOEICのスコアが、日本語ベースに試験対策をした結果であって、自分の英語力を反映したものではないのだと気付かされ・・)
私は日常、科学論文や科学の教科書を読まざるを得ない状況にありますが、以前はそういったものを読む時は、こう、「えいやっ!」と気合いを入れなければ読めませんでした。今では、それほどの抵抗は感じなくなっています。
ただ、論文や教科書の内容の理解度が向上したり、論文の読速が上がったりしたかと問われると、そうでもないです。
これに関する理由の一つは生命科学の分野が細分化しすぎており、内容を理解するには語学力だけでは足りず、科学的な知識(バックグラウンド)も必要なためで、一方、科学論文の文体が多読書に書かれているような一般的なものと異なっていることも理由ではないかと思います。
とはいえ、例えば原著論文ではなく、科学雑誌に載っている記事などにおいては、その理解度は格段に向上しました。そもそも、多読を始める前は、そういった記事の内容が理解出来ると思っていませんでしたので、読もうとする意欲が生まれたこと自体が、多読の大きな成果だと思います。
皆さんに比べたら読書量はまだまだですが、今後も暇を見つけては多読を続けていきたいと思います。取りあえずの目標はTOEICで800点overで、本当に力がついたら海外留学とかも出来たらいいなと、大それた希望を持ちつつHappy Reading!
余談ですが、所属の大学図書館に多読書をリクエストするという趣旨の投稿を以前したのですが、
実際にリクエストしてみて見事に不採用にされました。残念!
PBに手が出るレベルになるくらいまでは、図書館に協力してもらえると嬉しいので、学内にある独立した3つの分館にもリクエストをかけてみるつもりです。
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