はじめの1冊から100万語へ!!(多読開始8周年&リスタート100万語&500冊通過)

[掲示板: 〈過去ログ〉100万語通過報告 -- 最新メッセージID: 8032 // 時刻: 2024/6/26(10:55)]

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[喜] 6762. はじめの1冊から100万語へ!!(多読開始8周年&リスタート100万語&500冊通過)

お名前: dr-patch http://blog.so-net.ne.jp/dr-patch/
投稿日: 2007/5/18(16:27)

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みなさん、こんにちは!
dr-patchです。
(長文です・・・お許しください)

まずは、今回の100万語への道のりを支えて下さった酒井先生をはじめ、
名古屋オフ会のみなさま、そして掲示板での全ての方々へ御礼申し上げます。

今日、5/18に念願だった「Harry Potter and the Philosopher's Stone (UK)」を読み終わり、
リスタートで100万語、そして500冊を通過しました。

『リスタートで「始めから100万語」をやりたい!』と名古屋オフ会でお話ししたのが、
昨年2006年11月26日でした。
リスタートと言うことは、実はタイトルにもありますが正式な多読の開始は前世紀(20世紀・笑)からになります。

私の多読との出逢いは、1999年に大学で酒井先生の講義を社会人学生として受けてから始まりました。
酒井先生の多読講義が本格的に開始された第一期生でもあります。

ただその当時はまだこのSSSのWEBサイトもYL(レベル色シール分けだけ)も語数表もありませんでした。
また先生へ提出する簡単な読書記録以外は個人的に読書記録は付けていなく、
酒井先生から助言された「だいたい1週間に100ページペースで!」を目安に酒井先生の研究室にある多読用図書を借りて読んでいたのでした。

なので、本当のトータル語数は先に100万語を超えているはずなのですが、
自分側に記録がないので今までは「ドンブリ勘定」で語数は来ていました。
でも、なんだかしっくりとしませんでした。
多読はしているけれど、経過が全く分からなかったのです。
また社会人学生だったので、多読仲間は誰もいなく、もちろん酒井先生にはお互いに忙しくて時間が合わずにお会いできることは稀でした。

そして試練はやって来ました。
在学中に不慮の医療事故で身体の自由が利かなくなってしまったのです・・・
それでも、BBCニュース記事などを見ながら、細々と英文多読を続けてきました。

その後、現在の療養地である愛知に来てからも「何とかして多読を続けたい!」と言う思いで
現在のBlogを立ち上げた・・・その日に酒井先生の「多読」の検索にかかりご挨拶を頂いたのでした。
「偶然は実は必然!」と言う言葉がありますが、まさにそれを実感したのでした。

しかし、ほぼ寝たきりの身体で出かけられなく、そして田舎なので図書館も本屋もありません(泣)。
その頃はかなりめげていました。それは(多読の)天国から地の果てに来たような感覚でした。

ある程度良くなりかけて頃に酒井先生に「名古屋にオフ会があるから来てみない?」とのお誘いがあり、
講演会で愛知に来られた酒井先生との再会を果たして、そして今の名古屋オフ会のみなさまとの出逢いが出来ました。

オフ会に参加して驚いたのは、みなさんのレベルの高さにビックリ。
酒井先生をはじめ、多読を共通の話題としてとても楽しくしているみなさんには本当に驚きました。
みなさん、それぞれで多読を楽しんでいたのです。
でも、その頃はまだ私の身体が許してくれず、参加するだけで精いっぱいでした。

それから2年と言う月日が過ぎ・・・やっとオフ会にも居られるようになりました。
そんな時に今までの履歴をいったんリセットして初心に帰り、

「もう一度(はじめて)、きちんと100万語通過の感動を味わってみたい!」そして、
「これからの多読を始める人に楽しんでもらえるために、自分が簡単な本を沢山読んで見たい!」
と言うことで始めました。
実は私はORT(ほんの少しだけ)もICRも何もかも全く知らなかった・読んでいなかったのでした。

学生の時はいきなりRoald Dahlあたりから始めていましたので、それ以下はあまり気にしていなかったのでした。
本当はレベルの高いぶ厚いPBを読めるのが、そのさらに先に行けるのが良いように感じますが、
これが今回の100万語通過で全く違っていたの分かりました(私個人の感想です)。

実は、今回再チャレンジをして得た一番の収穫は、この点「やさしい・簡単な本に沢山触れる」でした。
先を急ぐ事ではなく、本当に簡単な本に沢山触れること・・・
「レベルの低い(YL 0.0- 1.0 (2.0)) ものほど、本当は楽しみは大きい!」
これは本当に目から鱗でした(私個人の感想です)。

と言うプロローグを理解していただいた上で、次回は別のスレッドで
「多読(多聴)暦8周年の軌跡」をお話ししたいと思います。


前置きが長くなりましたが・・・

始めの本を借りて読書記録用エクセルを作成した時は、
『100万語と言う道は遥か先で長いなぁ〜』と思ったのが実感でした。
『本当に行き着けるか・・・』と。
それでも今まで話には聞いていて読まず嫌いだったMTHを読み始めたら、とても面白くて早々にすごい数のページを進んでいました。

そして何と言っても楽しかったのはORTでした。これはまだ先があるので読み進めて行きます。
LLL(LLL Info Trail)も魅力的でした。付属のCDの音源が英米語で録音されているのが良かったです。

■100万語までの記録 YL順 読書記録・PDF(再読18冊は含まない)
[url:http://www002.upp.so-net.ne.jp/dr-patch/070518_100mil_YL.pdf]

■YL分布

0.0 - 1.0  128冊 46%
1.1 - 2.0  135冊 28%
2.1 - 3.0  75冊  16%
3.1 - 4.0 45冊  10%
4.1 - 5.0  5冊  1%
5.1 -   1冊  0.1%

この分布からも分かりますが、YL 0.0 - 2.0 で全体の70%以上を占めています。
厚めの長い本はまだ私向けではないようです(笑)。

そして私はノンフィクションが多かったので、いろいろな知識が英語で沢山入りました。

・Rookie Read-About Science シリーズ (ORTのようで語数が少なく、きれいな写真が多く分かりやすい)
・Rookie Read-About Holidays シリーズ (↑続き・これらが図書館にあれば良いのですが・・・)
・Time-to-Discover シリーズ (Rookie よりも少し字数が多くなり内容が多くなる)
・Let's-Read-And-Find-Out Science シリーズ (私にはこのシリーズは絵が楽しく内容が濃くて良かったです)

ノンフィクションは物語系にちょっと疲れたときには良いかも知れません。
淡々としていますが、英語での知識の理解になります。

物語もいろいろと面白いシリーズがありました。

・Magic Tree House #1 - # 24
・Frog and Toad (ICR)
・Wolf Hill シリーズ
・Roald Dahl シリーズ
・Mr. Putter & Tabby シリーズ
・Marvin Redpost シリーズ
・Cam Jansen
・Hans de Beer
・CatWings  などなど・・・

※詳しくは上記URLの読書記録を参考に見てください。

最近は「絵本」が楽しくなって来ました。


これから2周目ですが、今までと変わりなくやさしい本に沢山触れてゆこうと思います。

みなさま、読んで下さりありがとうございました。

これからもずっと楽しんで!! Happy Reading !!

▼返答


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