[掲示板: 〈過去ログ〉100万語通過報告 -- 最新メッセージID: 8032 // 時刻: 2024/11/24(03:27)]
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お名前: キャロル http://www.geocities.jp/osorade3po
投稿日: 2003/5/8(08:43)
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キャロルです。昨日5月7日に100万語を通過しましたので報告いたします。
昨年夏に「快読」を読み、9月1日に多読を始めてから8ヶ月と1週間での通過です。何事も三日坊主だった私にとって、ここまで続けられたことは自分でも驚きです。
■90〜100万語
レベル3 4冊(OBW 1,MGR 1,他 2)
レベル4 1冊(他 1)
レベル6 1冊(他 1)
合計 6冊
■0〜100万語
レベル0 48冊(PER 23,OBW 3,他 22)
レベル1 72冊(PER 18,OBW 18,CER 5,他 31)
レベル2 46冊(PER 19,OBW 15,CER 6,他 6)
レベル3 38冊(PER 2,OBW 8,MGR 1,他 27)
レベル4 3冊(他 3)
レベル6 1冊(他 1)
合計 208冊
■今回読んだ本
100万語までに何を読もうかという意識が強く、今回はついレベルが平均して高めになりました。通過本選びも楽しかったですが、これは結局2年半本棚からの往復(読み始めては辞書を引きつかれて挫折)を繰り返していた「Tuesdays With Morrie」にしました。
以前いろいろな英語の学習方法をつまみ食いしていた中で「ペーパーバックをとりあえず1冊読むと力がつく」と聞きかじり、その頃どこかでおすすめとされていた本です。このときはさんざん辞書を引いて引いて引きまくり、労力の割にはページ数が進まず、数ページで本棚行き、その後もそれをたびたび繰り返しました。今回は辞書を引かないということで理解度は低かったもののなんとなく全体の雰囲気はわかり、最後まで行くことが出来ました。この本はこれからも時々開いてだんだん理解度が増していく楽しみを味わえたらいいなと思っています。
(読んだ順)
Frindle (L3)
ちょっと難しいかなと思ったのですが、先生からの手紙の内容が知りたくて最後まで行ってしまいました。こんな発想のやわらかい息子が欲しいと思いました。
Last Sherlock Holms Story (OBW L3)
飛ばし読みでするすると読めましたが、途中からの展開がショッキングでした。
Z for Zachariah (MGR L3)
1章ごとが短くてとても読みやすかったです。核戦争での生き残りの心境をなんとなく理解しつつも哀しいものがありました。
The Children of Noisy Village (L4)
「大草原の小さな家」を以前途中投げしたので、この本を読むのは不安だったのですが、思ったよりずっと読みやすく感じました。自然の中で自然を満喫し
ながら生きてる子どもたちの様子をみて羨ましく思いました。私は田舎育ちなので小さい頃は家のまわりに原っぱがいっぱいあってそこで遊んだことや近くの川でザリガニをとったりしたことを思い出しました。子どもにも似たような経験をさせてあげたいですが今はなかなか難しいです。
My Best friend Is a Movie Star! "Michelleシリーズ #10"(L3)
ミシェルは11冊目でした。「100万語へのリーチはミシェルで勢いをつけよう」としばらく前から思っていたんですが、今回のお話は海辺で知り合って友達になった女の子が後から有名な映画スターだとわかり大騒ぎ、でも友達は信じてくれず・・・。というもの。今まで読んだ中でいちばん面白かったです。
Tuesdays With Morrie (L6)
大学時代の恩師が余命数ヶ月という病気に侵されていると知ったもと教え子の著者が、恩師から毎週火曜日に人生についてのさいごのLessonを受けた記録でノンフィクションです。
著者の気持ちが少しずつ解きほぐされていく様子が私なりにわかり、静かな余韻が残りました。
■100万語を振り返って
すごく英語が読める人になった、という感じはしませんが、以前より明らかに英語に対するプレッシャーや怖さがなくなり、読む速さも前より速くなり、飛ばし読みも少しは上達したと思います。それにこれからもひとつのことを続けていけるという自信は多読だけではなくほかの事に対するときにもプラスに働く気がします。
毎日読めた時期も何日も読めなかった時期もいろいろありました。
育児の息抜きになると思ったときも育児でかえって読めなくてストレスに思ったときもありました。
難しいものばかり読んでみたくなりかえってつらくなったときもありました。
いろんなときがありましたが、この掲示板にはすごく支えられました。
それにいつでも帰ってこられる「多読」という方法だったからこそ続けられたんだと思います。20万語頃に座談会で酒井先生に直接お会いできる機会があったことも幸運でした。
そしてその座談会では私がその後もつらくなったときたびたび思い出すシーンがありました。ご本人は覚えていらっしゃらないでしょうが、職人さんが「楽しいですか?」と私にまっすぐな目で質問されたときのことです。「楽しいかどうか」というキーワードはその職人さんの瞳とともに時々つまづきそうになるとパッと浮かんできて私を救ってくれました。この場をお借りして職人さんにお礼を申し上げます。
また、あとから始めてどんどん先に100万語を通過していく方々を見送りながら少々不安に思っていたとき、親子の広場ではらぺこあおむしさんが「自分のペースを守って乱されていないイメージがあってうらやましい」というようなことを言ってくださって、「自分はこれでいいんだな。」と思うことが出来肩の力をぬくことが出来ました。ありがとうございました。
10万語ごとに報告してしまう私にレスを付けて下さった方々、読んでくださった方々、育児のグチや心配事まで聞いてくださった方々、たくさんの方々に感謝しています。
■これから
まだ急には難しいものは無理なので、また徐々にレベル2〜3あたりを中心にいこうかなと思っています。「読書」としてだんだん楽しめるようになってきたように思うのでレベル4あたりの児童書もいっぱい読みたいです。
ORTやマザーグースなど子どもと楽しめるものも生活に取り入れながら
気楽に英語とこれからも付き合っていきたいと思います。
では、気楽に楽しくこれからもHappy Reading!!!で行きます!
▼返答