Re: 3年5ヶ月分の100万語通過報告(長文です)

[掲示板: 〈過去ログ〉100万語通過報告 -- 最新メッセージID: 8032 // 時刻: 2024/11/24(17:46)]

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6149. Re: 3年5ヶ月分の100万語通過報告(長文です)

お名前: ヨシオ
投稿日: 2006/7/9(15:23)

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きゃもさん、100万語通過、おめでとうございます。ヨシオです。

〉きゃもです。ついに100万語通過しました!!
〉多読開始が2003年2月1日でしたから3年5ヶ月もかかってしまいました。

おめでとうございます!

〉長くなりますが「100万語通過までにこんなに時間がかかっちゃった人の記録」として、ここまでの経緯を書いてみたいと思います。
〉以下、読み飛ばしで対応お願いいたします(笑)。

いえいえ、しっかり読ませていただきます(笑)。

〉●多読を始める前
〉学校での英語の成績は最悪で(まぁ、英語だけ悪かったわけではないのですが)、夏休みはいつも補習を受けていました。

わたしも英語はできなかったな。なんでこんなに例外ばかりあんのさ!って思ってました。文法の先生は、なんでか例外ばかり説明していた記憶があります。説明内容は記憶にないけど(笑)。

〉学校を卒業したらすっかり開放された気分になってしまい、英語文法の用語などはほぼ忘れてしまいました(笑)。
〉それでもたまに「やっぱりイマドキ英語出来ないのはマズいかも」という漠然とした焦りが何年かに1回襲ってきて、NHKのテキストなど買ってみたりするのですが、4月号を買って終わり。「ほら、やっぱり」と自分のダメさを確認するだけでした。

4月号はいつも沢山売れる、という記事を見ました。わたしも4月号だけは時々買っていましたね。

〉本屋で偶然『快読100万語!』を見つけたときも「この本買ってもまた挫折するんだろうなぁ」と心のどこかで思いました。でも「ペーパーバックが読めるようになる」という具体的な目標に何となく引かれて購入。その後別の本屋で『目指せ100万語スターターキット』に出会い、多読を始めました。

『快読100万語!』を本屋さんで見つけたのですか!それは本当に偶然ですね。3年以上前では、それほど本屋さんでは置いていなかったはずです。わたしは、アルクのCAT誌で多読を知って、始めてから、本屋さんで探してようやく『快読100万語!』を見つけてようなものでした。

〉●0〜1万7千語(2003年2月〜6月)
〉最初に読んだのはPGR0の『Dino's Day in London』でした。
〉英語の本を初めて1冊読み切ることが出来てとても嬉しかったです。ただ、この900語の本を読み終わるのに1時間近くかかってしまいました。
〉それから「Starter Set B2」を購入してときどき読んでいたのですが、13〜14冊読んだところで半年ほど中断。
〉なぜ読まなくなってしまったのかはっきりした理由はないのですが、習慣として身に付いていなかったのかもしれません。

最初の段階は、内容もちょっと低いものが多かったから、読むぞ!と気合が入ってないとちょっと辛かったですね。(^^;

〉●1万7千語〜15万語(2004年1月〜8月)
〉「そういえば私、多読してたんだっけ」と突然思い出し(笑)多読再開。今度は30分程度ですが早起きして多読する時間を作りました。

この、突然思い出して再開、がいいですね(笑)。早起きして時間を作るって大変ではありませんでしたか?わたしは、なかなか早起きはできません。でも、夜は早く眠くなるし。←歳なのかな?

〉多読セットも「Beginner Set A」に突入し、内容が楽しくなってきました。
〉しかしPGR2を10日もかけて1冊読んだとき「何か違う?」と思いました。読めなくはないのですが時間がかかりすぎてテンポが悪いというか・・・。
〉そこで「Starter Set A」をすっ飛ばしていたことに初めて気づきました。
〉「『目指せ100万語スターターキット』をお持ちの方はこちらを」とBookshopにあったので何となく「Starter Set B2」から始めてしまい、それが終わったので次のセットを、と先へ進んでしまっていたのでした。
〉「Starter Set A」で出直し順調だったのですが、ちょっと忙しい時期で多読の時間が取りにくくなったのと、GRのYL0の内容があまり楽しめず、でも上のレベルは読むと疲れる・・・とまた中断。

GR0とかだと、内容がちょっと辛いですね。読書の勉強と割り切ればいいけど。

〉●15万語〜21万語(2004年9月〜12月)
〉すっかり行き詰まってしまい、何かヒントをもらえればと思い読書相談会を見学・・・のつもりが、しっかり相談にのっていただきました。そのままブッククラブにも入りました。

読書相談会に行かれたのですね。生の相談員さんに会われてうらやましい。わたしは地方なので、もっぱら掲示板が頼りだったです。

〉それまでGRしか読んでいなかったので、LRや絵本ばかり借りて読みました。
〉字が大きく絵がたくさんあって読みやすい!とはじめは思っていた(思い込んでいた)のですが、最後まで読んだのにオチがわからないものがあったりして、だんだん読むこと自体が億劫になってきてしまいました。
〉またまた中断です。

オチは、英語国民と日本人とでは感じるところが違ったり、文化的背景が違ったりで、なかなか、なんでそうなるの!?というのがありますよね。

〉●21万語〜100万語(2005年3月〜2006年7月)
〉また再開したい気持ちが出てきて何気なくこのSSS掲示板をみると、同じように行き詰まっている方の相談がありました。
〉その中に「好きなジャンルの本を」というアドバイスがあり、自分も今まで読んだ中で面白かったものを思い出してみました。その頃思い浮かんだのは『A Little Princess』などの古典ものでした。
〉そこでMacmillanのシリーズを購入(この頃から購入派に戻っています)。これが合っていたみたいで、また読み始めることが出来ました。

GRで古典を読んで、やっと原書を読めたものが何点(児童書の古典)かあります。邦訳では読まないような古典をGRでは読めてよかったです。原書では昔の文体なので、ちょっと辛かったりしますが(汗)。

〉ここから中断期間はほとんどなく、細く長く続いています。
〉多読は通勤時間を利用することにしました。それほど長い時間ではないのですが、生活の中に確実に読む時間が出来ました。
〉何度も行き詰まりましたが、結局はGRに飽きたら児童書、児童書に疲れたらGR、読みたくなったら和書・・・と気の向くまま少しずつ読み進めていくのが私には合っているようです。

好きな本を好きなときにがいいですね。あまり、これをいついつまでに読まなくっちゃと思うと苦しくなりますから。でも、語数計算はモチベーションにはなりますよ。

〉あれほど英語レベルが低かった私が、すごく時間がかかっても、あまり熱心に取り組まず片手間にやっていても(ごめんなさいっ)、それでも100万語読むことができました。
〉だいたい何度も中断したのにまた再開するから自分でも不思議です。
〉初めて1冊読み終わった時の達成感が「読める」自信をつけてくれたのかもしれません。
〉今まで英語の勉強で挫折感はあっても達成感を味わったのは初めてでした。

よかったですね。1冊読んだら読んだだけの達成感はありますからね。いままでの英語の学習法では、その達成感はなかなか得られなかったです。ついつい、自分はまだまだだめだ、という挫折感、まだまだ知らなければ、覚えなければならない、という未達成感ばかりあったようね気がします。

〉これからもスローペースだと思いますが、楽しく続けたいと思います。
〉ありがとうございました!

きゃもさん、これからも、ゆっくり楽しく、Happy Reading!


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