Re: 英語論文中心の100万語通過報告

[掲示板: 〈過去ログ〉100万語通過報告 -- 最新メッセージID: 8032 // 時刻: 2024/6/29(10:39)]

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5959. Re: 英語論文中心の100万語通過報告

お名前: ぴくりん http://pickring.cocolog-nifty.com/blog/
投稿日: 2006/4/18(00:04)

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tacchi0123さん、はじめまして。ぴくりん(自称理系研究者)と申します。

"tacchi0123"さんは[url:kb:5957]で書きました:

〉●私は文系で、経済学部を志望してます。コンピュータが好きで始めは工学部、理学部を目指してたんですが、経済活動のほうで活躍したいと思い、文転しました。発想的には理系なのでそれを強みに文系学部で発揮!見たいな感じで(笑)

経済学部を志望しているということなので、もうご存知かもしれませんが、理系的な発想で経済活動を解析するという分野においては、高安秀樹さんという方が「経済物理学(エコノフィジクス)」という分野でいろいろ面白い研究をしていると思います。例えば、カオスやフラクタルといった物理学的概念を、為替の変動などの経済活動パラメータに適用し、その挙動の特徴を分析するといったような感じです。英語の論文も何点かあったような気がします。

また、逆にシカゴ大学のSteven D. Levittという先生は、もともとは経済学の先生らしいのですが、経済学で用いられる統計解析などの手法を、スポーツなど他の分野における分析に使って面白がって(?)いるようです。例えば「大相撲の八百長疑惑を統計的に解析する」とか「サッカーのPKでは、どこを狙って蹴るのが確率的に一番最適なのか」といった感じの研究成果を出しているようです。

下記URLに簡単にまとめてありますので、ご興味があればご覧下さい。

[url:http://pickring.cocolog-nifty.com/blog/2005/11/winning_isnt_ev.html]

こういう、経済学とか物理学とかそういう既存の枠組みを越える研究って、なかなか面白いですよね。

では、Happy (paper) reading !!


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▼返答


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