[掲示板: 〈過去ログ〉100万語通過報告 -- 最新メッセージID: 8032 // 時刻: 2024/11/23(21:54)]
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4959. Re: 100万語通過報告です (長文すみません)--Dream catcherさん、おめでとう!
お名前: まりあ@SSS http://www.buhimaman.jp/
投稿日: 2005/3/15(14:33)
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Dream catcherさん、はじめまして。 まりあ@SSSです。 100万語通過おめでとう!遅れましたがキラキラのお祝いです。 。.:*:・'゜★゜'・:*:.。゜'・:*:.。☆。.:*:・'゜。.:*:・'゜★゜'・: 〉若干特殊なケースなので 〉報告しようかどうしようかと迷っていました 英検1級とかTOEIC900点以上、あるいは学術論文やビジネスレターの 読み書きは出来るけれど、自分が英語が「堪能」だとは思えない、 何とかしたい、という方も相当いらっしゃいます。こういう方々は、 周りからは突出しているので、やたらな人に悩みは打ち明けられないで しょうし、習いに行こうにも教えてくれるところがない。留学はそう 簡単なことではない...と大変だろうと拝察します。 ですから、すでに英語ができていらした方の報告も大歓迎ですよ。 〉始めようかどうしようか迷っているあなたに 〉私は多読を強く薦めます! 〉必ず効果があります 〉<もともとの英語の力> 〉実際問題として私は理科系の研究を生業としています 〉ですから英語の論文を読むことには慣れていますし 〉会話も仕事上の議論ができる程度には話せます 仕事や研究は英語で出来るのだけれど、英語全般には自信がない、 というのは理系の方に多い様子ですね。 〉でも正直な話、PBは買って読んでも 〉快適に読めるというには程遠いものでした 〉ポツポツ読んでは投げ出すといった感じで 〉たとえ読みきっても印象が薄い状態でした 英語が「言葉」として身に付いていないと、記憶にも残りにくく、 想像力も働きにくいのではないでしょうか? 〉読書自体は非常に好きなので 〉いわゆる「洋書」が読めないことは残念に思っていました 〉日本は翻訳大国ではありますが、全部が全部訳されるわけではありません 〉読みたいけど英語だから…という苦い経験を何度もしてきました 本当にありとあらゆるものが翻訳されていて、翻訳を読めばよいの ではないかと思ってしまいがちですが、たまに原作・翻訳を両方読んで みると、ニュアンスが微妙に違っていたり、英語ではすごく洒落た言い回し をしているところが(日本語に訳しようがなくて)、つまらない日本語に なっていたり、やはり英語で読めるに越したことはありません。それに 翻訳より原作ペーパーバックの方がずっと安い。 〉<読んだ本のレベル> 〉参考までに100万語までで読んだ本のYLは次の通りです 〉YL2 9 YL2-5は主にPRG、OBWなどGR 〉YL3 6 〉YL4 7 〉YL5 1 〉YL6 8 Sidney SheldonのPB 、Roald Dahl Seriesを含む 〉YL8 1 〉通常のPB? 2 〉途中で投げた本 3 レベル2からですか! 英語の論文が読み書きできる方にはレベル1は ちょっとつまらなくて、「楽しく」の原則を守るためには飛ばしたいかも 知れませんね。 ちなみにレベル1がつまらなくて我慢できない、でも基礎の基礎から しっかり学びたい、と思う方にはOxford Reading Tree やLongman Literacy Land Story Streetなど、イギリスの小学生の国語教科書がお薦めです。 ブッククラブなどで借りられる方でないと、価格が高いのが難点になり ますが... 〉ちなみに通過本は皆さんおすすめの 〉Michael Connelly "Black Echo" 〉でした 皆さんというよりマルチミリオンリーダーお薦め本ですね。 100万語でここまでいってしまうのはすごい! 逆に言えば、多読前に100万語読めばペーパーバックが読める程度まで 英語が出来ていたのに、ほんの一押しが足りなくて、読めるものも読めない 残念な状態が続いていた、ということでもありますね。 こういう「あと一押し」の方、ぜひぜひ100万語多読を! 〉HPの書評が本当に役に立ちました 〉素晴らしい本達と出会えたことが 〉続けられた大きな要因です 有難うございます。これからも書評書きに精を出します! 〉<Break Through本> 〉各段階で素晴らしい本に出会うたびに 〉読む力が上がったような気がします 〉英語の力をつける教材というような狭い了見とは無関係の 〉文学の力まで感じることができます はい、ある程度以上の英文を読みこなすためには、英米的発想を知る こと、英米人がバックグラウンドとして持っている知識を共有すること、 などが必要になりますが、これを学習する参考書はありません。やはり 英米人が読む本を私達も読むことが必要です。多読では初めて読むやさしい 本からも、知らず知らずバックグラウンドとしての情報が蓄積されて行き 「練習」として無駄になるものがありません。 <100万語通過の状況> 〉会話の力は随分上がった気がします 〉気の利いた言い回しは使ってみようという気持ちになります 話題も豊富になりますし、簡単な言葉で身の回りのことを表現できる ことが分かりますし、副次効果として会話・リスニング力も上がった、と いう報告は多いです(^^*) 〉読むスピードは昔の速度がわからないくらい上がりました 〉日本語の本よりは遅いでしょうがそれでも、一気読みの感覚はわかります 〉これは比較的語彙数の少ないGRから始めて「快適な速度」がわかったからでしょう 〉英語に自信のある人でもGRから始めることをお勧めします そうですね、とにかく自分なりにつるつる読めるレベルで、スピード 感覚を掴むと、だんだん上のレベルも早く読めるようになっていきます。 〉現在では日本語の本と同じように(とまではいかないですけど) 〉普通に平台に置いてあるPBをパラパラめくって面白そうなら買うという状態に 〉なっています どんどん楽しんで下さい。 〉書く力はあまり変化してませんが、 〉これは読む量が解決する問題だと思います 難しい論文を書くことでは変化していなくても(これは英語力だけの 問題ではないでしょうから)、普通のメール交換程度の英文は、ずっと短時間 で書けるようになっているのでは? 〉<多読という方法論について> 〉上記のように多読は私の英語能力向上にとって素晴らしく有効でした 〉語数をカウントすることもよい動機付けになりました 〉また比較的自分としてはやさしいと感じるところから始めたことも大正解でした 〉やはり読める!という自信、感覚が一番大事です とかく、背伸びするくらい難しい本を読まないと力がつかないのでは ないか?と錯覚しがちです。でも実際は週刊誌でも読むようにざざーっと 読めるところを沢山読んで、そこから少しずつレベルを上げていくのが 一番早道なんです。不思議ですけれど... Happy Reading!
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