Re: 野超え山超え100万語通過(思い切り長い!!です)

[掲示板: 〈過去ログ〉100万語通過報告 -- 最新メッセージID: 8032 // 時刻: 2024/11/24(07:37)]

管理用 HELP LOGIN    :    :


上へ上へ | 前のメッセージへ前のメッセージへ | 次のメッセージへ次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む返答を書き込む | 訂正する訂正する | 削除する削除する

[喜] 494. Re: 野超え山超え100万語通過(思い切り長い!!です)

お名前: 秋男
投稿日: 2003/4/20(11:46)

------------------------------

 杏樹さん、100万語通過おめでとうございます!!!!
 ついに、ですね!!

〉ついにここに報告を書くかと思うとドキドキします。一生に一度のことですからね。

 たしかに。
 そして読みごたえたっぷりの素晴らしい御報告です。(笑)

〉11月2日に始めていますから半年足らずです。最近は早い人が多いので少々あせったりもしましたがなんとかたどりつきました。

 どうしてもあせってしまいますよね。でも、そのあせりもCUPあたりで緩和された
 のではないでしょうか。(笑)

〉10万語ごとに几帳面に報告してきましたが、10万語ごとにどうなるかわからない、次の10万語で一体どうなっているやら、過ぎてみないとわからない。と言う状態で進んできました。

 たしかに、「迷い道」とか「かもめが飛んだ日」とかいろいろありましたね・・・
 いやほんとに、はたから見てて、正直、ちょっとハラハラしてました。
 それだけに、この100万語報告はとても嬉しいです。

〉とりあえず90〜100万語までの報告を

〉The Children of Noisy Village
〉楽しかったです。こんな村に住みたいなーと思いました。学校から帰ってくるのにどうしてそんなに時間がかかったのか、とか子供たちのやんちゃな様子が生き生きと書かれていました。買い物の話も面白かったです。

 おー!! やっぱりいいですよね。(買い物の話、けっきょく全部買えたのは偉い!)
 こどもの変てこなところがよく書かれてますよね。
 いかにもいい大人ばかりでなく、靴屋さんみたいなのもいるから面白いですね。
 殺伐なものを読みすぎたときは、この本を読んで癒されています。
 映画もかなり良いとの話です。(って杏樹さんから聞いたんでしたっけ?)

〉これでLEVEL4だったので、PGR2などほいほい読めるのではないかと思ってパンダ読みをしてみました。しかし…

 ワナワナワナワナ・・・

〉Apollo 13
〉レベルが低いからって読みやすいとは限らないんですね。

 そのとおりですね。

〉DOUBLE CROSS(SER3)
〉後の方になると「英語を読んでいる」という意識よりも「この先どうなるんだろう」と思って普通の本を読んでいるような意識になってきました。こういう本を読めばいいんだなーと思いました。

 一冊ごとにしっかり何かに気づいたり感づいたりするところが杏樹さんのいいところですね。

〉Captain Underpants3〜5
〉あーおもしろかった。この本に出会えただけでも多読を始めた甲斐がありました(!?)。

 3〜5、「読む」とか言ってまだ注文もしてません・・・
 もう今日、注文します!!

〉そしてこだわりの100万語通過本は…
〉NUMBER THE STARS
〉ずっしり重かったです。「読んでおくべき本」とでも言いましょうか。

 「ある種類の人は殺してもいい(死んでもいい)」という考えは今でもある、というか、
 巧妙に擬装された上で、かえって大っぴらになってしまっているなあ。
 など、いろいろ考えてしまいました。

〉さて
〉0〜100万語の読んだ本の内訳です。

 PGR2をかなり読まれたんですね。

〉MTH…9冊(ちゅ〜〜とはんぱやな〜)

 のけぞったはる。

〉Roald Dahl
〉 ・LEVEL3…7冊
〉 ・LEVEL6…1冊(The Witches)

 LEVEL3を7冊きっちり読んだはるわけですね。

〉○100万語までの道のり
〉OBW3で行き詰まりました。なかなかすんなり読めません。

 OBW3〜は、いまだにすんなり読めません・・・ 読む気が起こらない・・・

〉その時打開のきっかけになったのが、掲示板でもお知らせした「The Witches」のキリン読みでした。これで「飛ばし読み」ができるようになりました。

 この打開は見事でしたね〜。

〉それまで全部わかって読んでいたので「飛ばし読み」ができなかったのです。

 GRってムダがないから飛ばせないんですよね〜。

〉本当に「飛ばす」ことで読めるようになるんですね。

 そうですね!! 

〉○100万語を読んで変わったこと
〉100万語報告でよく見るのが「それほど大きな変化はないが英語に抵抗がなくなった」というような感想。しかし私は思うのですが、「それほど大きな変化はない」ということは、それだけ自然に英語を読んでいるので「変化」を感じないのではないかと。劇的に大きく変わるのではなく自然にだんだん読めるようになっているので「変化」を実感していないのではないかと思います。
〉私も語数が進んできてもそれほど大きな変化を感じることがあまりなかったのですが、ある時ふと気がつきました。それは職場に届く海外からの営業案内やメール。たま〜〜にしかありませんが、ある時届いた手紙を何となく読んでいてはたと気づきました。以前の私は関係代名詞や前置詞などがあると返り読みをしていたこと、そして関係代名詞などの後ろが長かったり複雑な文章になるとひっくり返したり戻ったりして訳がわからなくなることがよくあったこを思い出しました。それがすっかり返り読みしなくなっているではありませんか。語順のまますーっと読んでいるのです。しかもそこに「関係代名詞や前置詞がある」ことすら意識しないでそのまま読んでいたことに気がつきました。

 う〜ん、いいエピソードです。自然なんだけど、それは紛れもなく「変化」なんですよね。

〉○多読の極意
〉多読の最大の極意は「飛ばし読み」ではないかと思います。今まで英語の本と言えば辞書を引きながら精読するのが常識でした。しかし知らない単語やわからないところをすっ飛ばして読むことを覚えることで、英語の本が読めるようになる!素晴らしいパラドックスです。

 そうですね!! (って、「笑っていいとも」の客みたい・・・)
 「素晴らしいパラドックス」、言い得て妙です。

〉○100万語の意味
〉それは「100万語読むとペーパーバックへの道が見えてくる」ことだと思います。

 まったくそのとおりだと思います。
 (付け加えるべき言葉がありません・・・)

〉*私の英語歴*(長いのでヒマな人だけお読みください)

 ヒマなので読んでしまいました・・・

〉○学校時代

〉・中学校では英語はまあまあできていました。もともと本や文字を読むのが好きなので、勉強しているというより教科書を先取りしてどんどん読んでいました。また、教会のバイブルクラスへ行ってネイティブの人とお話したりもしました。

 わたしも中学時代の英語は面白かったおぼえがあります。新しい教科書がうれしくて、
 どんどん読んでたなあ。英語の歌を歌ったりして楽しかった。

〉・高校で英語がわからなくなりました。

 英語の授業で英語をわからなくしてしまうというパラドックス・・・

〉第二外国語だろうが、学校の勉強はあまり役に立たない、テレビの方が語学をするにはずっと役に立つことがわかりました。

 たしかに。

〉○その後
〉英語は高校卒業でお休みしたまま年月が経ちました。

〉そのうち舞台のお芝居やミュージカルをせっせと見に行くようになり、自称ミュージカルマニアにまでなりました。そうなるとめざすはブロードウェイかウエストエンド!…舞台に立つんじゃなくて見に行くだけ、ですが…。しかし見に行くためには英語がわからないとどうしようもない。舞台を見るにはヒアリングをしなくては!!と思い立ちました。

 やっぱり、夢が人を動かす、ですね!!

〉○ヒアリング

〉・「マザー・グースのうた」(教育テレビ)

 マザー・グースから入ったというのはいいですね。そういったリズム感が英語の背骨に
 なってるんだなあと、いろいろリスニングしててひしひしと感じています。

〉・英会話講座(教育テレビ)
〉「マザー・グースのうた」が終わってさて…と思っていたら、英会話講座でブロードウェイの演劇学校に通う女の子を主人公にしたシリーズが始まるではありませんか!まるでブロードウェイを目指す私のために用意してくれたような内容!(いや、だから舞台に立つんじゃないってば)。

 おー!! 願ったりかなったりですな!! これで舞台に立つのも夢じゃない!!(せやからちゃうねんて!)

〉とにかくヒアリングが目標なので「聞く」ことだけやって、書いたり話したり暗記や文法勉強は無視。単語を一生懸命覚える、なんてこともしません。
〉続けるには不精が一番。

 Indeed.

〉このシリーズが終わったら「シャーロック・ホームズ」になりました。一応同じように見ていました。昔の推理物なので日常生活に縁のないような言葉がよく出てきました。

 それでも一応同じように見てたというのが、ただものならぬ雰囲気。

〉それが終わったら今度は内容がビジネスものになりました。そうしたら途端に2ヶ月持たないで挫折しました。
〉教訓→興味がないと続かない

 なるほど。
 それにしても、英語といえば、「初級は旅行、上級はビジネス」みたいな風潮が
 ありますなあ。

〉・英会話テープ

 日本語が入ってることには多少異議がありますが、とっつきとしては良いのかもしれ
 ませんねえ。日本語が先に入ってるほうが良いというのもなるほどと思いました。

〉このテープはナチュラルスピードの会話をそのままゆっくりに変換して、語と語がつながったまま「ゆっくり」になっているのです。それを聞いてからB面のナチュラルスピードを聞くと語のつながり方がよくわかりました。

 つながりかた、切れかた、って大事ですよね。英語を言うときも、それを間違うと
 通じないんでしょうね。

〉このテープは当時新聞で時々広告を見かけたものですが、最近見かけなくなりました。まだあるのでしょうか?

 家出のドリッピーとか?

〉・ミュージカルCD
〉CD1枚を毎日1ヶ月ずつ聞き続け、10枚10ヶ月かけて聞きました。

 これまたすごい・・・ 思いこんだ〜ら、ですね。

 
〉そこで気がつきました。
〉色々聞き倒してかなり耳は鍛えられました。RとLの違いもわかってきました。しかし「聞く」練習をいくらやっても文章そのものが理解できなければ聞いてわかるようにはならないのです。

 う〜ん、たしかに。どこかで、音と意味とが結びつかないとね。
 こどもは母語を獲得するとき、まわりの人が言うこととすることなどを見て、音と
 意味とを結びつけるんでしょうね。
 映像によって音と意味とが結びつくことももちろんあるし、CDだけでも ある程度は
 結びつくと思います。
 ただ、それで「楽しく続けられるか」が問題なんですよね。

〉「やっぱり英語勉強しなきゃ…」

〉高校で英語がわからなくなった私にはナチュラルな英語は難しすぎました。文法もさっぱりわからないですし。

〉○読む
〉英検でも受けておこうと思いました。そして中学卒業レベルで3級ということなので3級を受けました。軽く高得点で通りました。それに気をよくして準2級を受けました。これも受かりました。その時長文問題を見て気がつきました。「長文の英語が読める!」…それまで英語は読めないものと思っていたんです。

 やっぱりリスニングも効いてたんだと思いますよ。

〉・講談社英語文庫
〉何とか1冊読み終わり、「この辞書があれば英語の本が読める!」と感動。そして更に★ひとつレベルの本に挑戦しました。

 「快読」に一歩一歩近づいてる様子が面白いですね。

〉・「ゲド戦記」に敗れる
〉(だいたい私のように「指輪物語」を崇め奉っているディープなファンタジーマニアは「ハリー・ポッター」をバカにする傾向があるので、読む決心がつかなかった)。

 そうおっしゃる人がけっこう多いですよね。
 
 
〉結果は惨敗。「ゲド戦記」がそんなに難しいとは知らなかったのです。最初の2行がすでにわかりません。それでも一応先へ進みました。やっぱりわかりません。まだらにわかるところだけ拾い読み、みたいな状態。

 
 もどかしいですね〜。

〉・さらにイバラの道
〉それでも「ゲド戦記」をむりやり最後まで目を通したころ(「読んだ」とはとてもいえない)「ロード・オブ・ザ・リング」が公開されました。

 むりやりでも最後まで目を通すところが根性ですね。

〉原語で読みたくなりました。しかし「ゲド戦記」のことを思うととても読めるとは思えません。どう考えてもそれ以上に難しいはず。

〉「やっぱり英語、勉強しなきゃ読めないか…」

〉ということで、「ヒアリング」と「読む」の両方で自分の英語力のなさを痛感し、いい勉強法はないかと思っていたところ…

〉「快読100万語!ペーパーバックへの道」
〉に出会ったのです。

 Finally!!

〉英語が読めるようになりたいと思っていた時にぴったりの本ではありませんか!

 これわたしも、去年の夏、堂島のジュンク堂で感じました。

〉ということで今では「英語、勉強しなきゃ」という気持ちはすっかり吹き飛びました。

 よかった!!

〉○おまけ
〉シャドウイングは今のところする気がありません。ヒアリングをかなりやったので、英語を見ると英語の発音が頭に浮かぶので、今のところ必要を感じないからです。「話す」練習はしていないので口はなめらかに回りませんが、通じる程度には発音できるし、きれいな英語を話したいというほど野望もないし、使う予定もないので。

 う〜む、わたしも「きれいな」英語を目指しておらず使う予定もないのですが、
 音読をやってまして、リスニングや読書に非常に効果的だなと感じています。
 それに芝居してるみたいで楽しいし・・・ 
 (シャドウイングでなく、朗読みたいなのをやってます)
 まあ、楽しいことだけやってりゃいいですね。

 100万語で、かなりしっかりと何かをつかまれた様子。
 この後も楽しく行ってくださいね。(なんて言うまでもなさそう)

 Happy Reading!!


▲返答元

▼返答


Maintenance: SSS 事務局
KINOBOARDS/1.0 R7.3: Copyright © 1995-2000 NAKAMURA, Hiroshi.