[掲示板: 〈過去ログ〉100万語通過報告 -- 最新メッセージID: 8032 // 時刻: 2024/11/24(07:46)]
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492. Re: 野超え山超え100万語通過(思い切り長い!!です)
お名前: まりあ@SSS
投稿日: 2003/4/20(02:14)
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杏樹さん、今晩は。 まりあです。
〉今日100万語通過しました!
〉ついにここに報告を書くかと思うとドキドキします。一生に一度のことですからね。
おめでとう、は一生に一度ではありませんよ。きらきらをどうぞ
。.:*:・'゜★゜'・:*:.。゜'・:*:.。☆。.:*:・'゜。.:*:・'゜★゜'・゜'・:*:.
〉11月2日に始めていますから半年足らずです。最近は早い人が多いので少々あせったりもしましたがなんとかたどりつきました。
十分早かったですよ。90万語くらいでちょっと
苦しまれていたようでしたから、100万語到達の喜びも
一入ではないでしょうか?
〉とりあえず90〜100万語までの報告を
〉The Children of Noisy Village
〉楽しかったです。こんな村に住みたいなーと思いました。
リンドグレーンの作品は、子ども達が可愛いですね。
Trouble Street のロッタちゃんシリーズも良いです。
〉これでLEVEL4だったので、PGR2などほいほい読めるのではないかと思ってパンダ読みをしてみました。しかし…
〉Apollo 13
〉読みにくかっったです。なんかわかりにくい。どうやら宇宙船や操縦状態を表す言葉がわからなくてどういう状況なのかわかりにくかったのではないかと。レベルが低いからって読みやすいとは限らないんですね。
私は位置関係などを言葉で説明してあるものにひどく
弱いです。図解がないと分からない。ある日、日本語で読んでも
分からないと気付いてから、そういう部分は文章ごとまるまる
飛ばすことに決めました。
〉Captain Underpants3〜5
〉最初はただのおバカ本と思っていたら、巻数を重ねるにつれてどんどんパワーアップ!5巻目になるとものすごいハチャメチャパワー炸裂です。あーおもしろかった。この本に出会えただけでも多読を始めた甲斐がありました(!?)。
表紙が恥ずかしくて、電車読書に向かない本ですが...
〉そしてこだわりの100万語通過本は…
〉NUMBER THE STARS
〉ずっしり重かったです。「読んでおくべき本」とでも言いましょうか。
確かに通過本にはUnderpantsよりこちらかも知れない。
こういう本を読みおえると、有意義な読書をしたぞ!という気分に
なれませんか?
〉○100万語までの道のり
〉最初は本当に簡単!と思ってすらすら読んでいました。PGR2やOBW2までは多読セットのみで、読み終わったら次へ進む、という方法ですんなり進みました。しかしOBW3で行き詰まりました。なかなかすんなり読めません。特にPGR2とOBW2合わせてかなり読んだので、基礎力もそれなりにつけてきたと思うのに。そのあたりで私のもともとの英語力が限界だったのかもしれません。最初にスラスラ進んだだけに、OBW3を何冊読んでもなぜかすんなり読めるようにならないのがもどかしくて、行き詰まりを感じました。そのあたりでイラついて困っていたら、掲示板の皆さんがいろいろアドバイスをして助けてくれました。
「もともとの英語力が限界」というよりも、『しっかり読み過ぎていた』
のでしょうね。
〉その時打開のきっかけになったのが、掲示板でもお知らせした「The Witches」のキリン読みでした。これで「飛ばし読み」ができるようになりました。それまで全部わかって読んでいたので「飛ばし読み」ができなかったのです。そして「飛ばし読み」をすれば、読めないと思っていた本も読めることがわかりました。
〉それからは「わからなかったら飛ばせばいい」という気持ちで色々な本に挑戦するようになりました。本当に「飛ばす」ことで読めるようになるんですね。
なります!なります! 飛ばせば読めます(^^*)
〉○100万語を読んで変わったこと
〉気がついたらすーっと読んでいて、どう違うのかよくわかりません。「理屈はわからないけどとにかく読めてる」…これこそ多読の効果ではないでしょうか。文法だの何だの考えながら解釈しながら読んでいたら到達できない境地ではないでしょうか。
本当にそうですね(^^*) 自転車に乗れるようになったとき、
どうして今乗れているのか?、乗れなかったときは何をしていたのか?、
乗れるようになった今とはどう違うか? なんて分からないものです。
とにかく自転車に乗れるようになった、便利になった、楽になった、
という事実だけが確かです。英語も同じだと思います。
〉○多読の極意
〉多読の最大の極意は「飛ばし読み」ではないかと思います。今まで英語の本と言えば辞書を引きながら精読するのが常識でした。しかし知らない単語やわからないところをすっ飛ばして読むことを覚えることで、英語の本が読めるようになる!素晴らしいパラドックスです。
そうなんです。でも最初は飛ばすことにとても心理的抵抗があるのが
普通です。『飛ばしたら分からなくなってしまうのではないか?』と思ったり、
『やっぱり全部をきちんと読まないとレベルが上がっていかないのではないか?』
と不安になるのが原因ではないでしょうか?
『分からなくなりそう』という不安は、飛ばし飛ばし1冊読み終えれば、
『な〜んだ、大丈夫なんだ』と比較的早期に解消すると思います。問題は
『飛ばしているとレベルアップしないのではないか?』という不安だと思います。
これは学校で中1英語を完全に理解しないと中2英語で満点がとれない、
中1、2英語を完全に理解していないと中3英語で高得点にならない、という
システムを取っているところから植え付けられる誤った幻想です。飛ばし飛ばし
レベル3を読んでいくと、飛ばし飛ばしレベル4が読めるようになり、その後
レベル2位を読むとほとんど分かるようになっていますから大丈夫なんです。
全部を分かろうとしていると、どうしても読む量が減り、結局レベルアップは
遅くなってしまうか、ひどいときには挫折してしまいます。
そんな読み方でペーパーバック位まで行くとどうなるの?と思われる
かも知れませんが、そこまでいくと描写が細かくなるので、例えば1ページ目で
飛ばしたところが2ページ目で別の方向から違う言葉で書かれていて、
「ああ、さっきはそういうことだったのね」と分かったりすることも多くなり、
飛ばしていても読めるものなのです。
〉特に私は高校で英語がわからなくなったので、文法に基づいて解釈するとか意味を取るのがまったく苦手です。しかし文法を意識しないで、わからないところは無視して読み進めることができるようになったのは驚異です。
日本語だって、文法を考えて話したり読んだりしたいないのですから、
英語だって文法を意識せずに読むことが自然なんですね。
「英語本来の読み方で読める」ようになりました(^^*)から、あとは続けて
いけばだんだんレベルも上がってきますよ。
〉○100万語の意味
〉そして最近はレベル3〜4あたりで100万語が普通になっているようですが、それだとまだペーパーバックには遠いですよね。それにこれだけ100万語通過者が増えると100万語は必ずしもゴールではなくなりました。
〉では100万語にどういう意味があるのか?
〉それは「100万語読むとペーパーバックへの道が見えてくる」ことだと思います。
〉最初は「英語の本が読めるなんて」と半信半疑、疑心暗鬼だった人も、英語が苦手だったと言う人も、100万語読めば「このまま読み続けていたらそのうちペーパーバックだって読めるだろう」と実感できると思うのです。特に100万語も読めば「飛ばし読み」を覚えるので、それが「英語が読める」実感につながります。それが100万語の効果だと思います。
まさに仰るとおりです。そして好きなジャンルや作家なども出てきますし、
読みたい本が探せるようになります。これがまた、続けるための原動力として
大きいと思います。
〉そのうち舞台のお芝居やミュージカルをせっせと見に行くようになり、自称ミュージカルマニアにまでなりました。そうなるとめざすはブロードウェイかウエストエンド!…舞台に立つんじゃなくて見に行くだけ、ですが…。しかし見に行くためには英語がわからないとどうしようもない。舞台を見るにはヒアリングをしなくては!!と思い立ちました。
ミュージカルはお芝居より聞き取るのがやさしいので、少しやれば
十分楽しめるレベルになれると思います。
〉・英会話講座(教育テレビ)
〉「マザー・グースのうた」が終わってさて…と思っていたら、英会話講座でブロードウェイの演劇学校に通う女の子を主人公にしたシリーズが始まるではありませんか!まるでブロードウェイを目指す私のために用意してくれたような内容!(いや、だから舞台に立つんじゃないってば)。番組は最初に一通り見て、その後はビデオでスキットの部分だけを毎日1回見ました。「マザー・グースのうた」よりは難しかったです。
〉とにかくヒアリングが目標なので「聞く」ことだけやって、書いたり話したり暗記や文法勉強は無視。単語を一生懸命覚える、なんてこともしません。
〉続けるには不精が一番。
おお、すばらしい!
(~) 〜
(こ※こ)
(_)(_) 良くできましたの優等生認定スタンプです!
〉ということで、「ヒアリング」と「読む」の両方で自分の英語力のなさを痛感し、いい勉強法はないかと思っていたところ…
〉「快読100万語!ペーパーバックへの道」
〉に出会ったのです。
〉英語が読めるようになりたいと思っていた時にぴったりの本ではありませんか!
〉ということで今では「英語、勉強しなきゃ」という気持ちはすっかり吹き飛びました。
今まで日本では、英語の専門家ばかりが英語の勉強法を説いて
いました。ですから
英語の勉強法=英語の専門家(英語学者、通訳、翻訳家など)になる方法
だったんですね。プロになってその技術で食べていこうと思うなら、つらい
勉強だってするのが当然です。また1日中英語の勉強にあてても良いわけです。
でも今は、『英語で食べていきたい』ではなく、『英語を使えるようになりたい』
というニーズが出てきました。英語以外に自分の仕事があるから、そんなに
英語ばかりに時間をかけられないし、楽に出来る方法でなければ困る...
そのニーズに応えるのがSSSの使命だと思っています。
〉○おまけ
〉シャドウイングは今のところする気がありません。ヒアリングをかなりやったので、英語を見ると英語の発音が頭に浮かぶので、今のところ必要を感じないからです。「話す」練習はしていないので口はなめらかに回りませんが、通じる程度には発音できるし、きれいな英語を話したいというほど野望もないし、使う予定もないので。
賛成です。日本人は必要以上に『ネイティブ並に発音したい』という
ことに囚われすぎのように感じます。当分英語を話すあてがないのなら、
話す練習をする時間がもったいないですよね。
Happy Reading!
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