酒井先生、ありがとうございます。

[掲示板: 〈過去ログ〉100万語通過報告 -- 最新メッセージID: 8032 // 時刻: 2024/11/23(20:08)]

管理用 HELP LOGIN    :    :


上へ上へ | 前のメッセージへ前のメッセージへ | 次のメッセージへ次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む返答を書き込む | 訂正する訂正する | 削除する削除する

4504. 酒井先生、ありがとうございます。

お名前: キナガ
投稿日: 2004/11/28(13:30)

------------------------------

酒井先生、こんにちは!
先生からも返信をいただけるとは感激です。

> キナガ@札幌さん、はじめましてのおめでっとーのおめでっとー!

ありがとうございます!
つられて、ありがっとーのありがっとーと返したくなりました。
あぶない、あぶない。

> 1年遅れという人はほかにもいたかもしれませんが、
> 続きで200万語報告という人は初めてだとおもー。
> 長さはまだまだこのくらいでは、最長ではない!
> 200万語報告に期待! 
> (無理に長く書かなくてもいいですよ。でも、どちらかというと
> 長い方がうれしいけど・・・)

もっと長くてもよろしいのですね。
では書きたいだけ書いてみることにします。
そのかわり、書き終わるのは遅くなりますが。(言い訳です・・・)

> 〉2004/11/15に200万語通過したので、その報告を書こうかと思った
> のですが、どうせなら詳しく書きたいし…
> 〉でも200万語を1度となると読書リストだけで400行位になっちゃうよ…
> 〉ということで、変則的ながら分けて書いてしまいます。
> 〉(なにも全読書リスト載せなくてもよいのでは?という気もしますが、
> 〉多読を始めた頃にそういった報告を読むのが楽しかった、
> 〉また参考になった記憶があるので、載せたいのです)
>
> でしょ? ながーい報告っていうのはうれしいもんなんですよ。

そう言っていただけて、安心しました。

> 〉・読むのはたいてい平日の夜が多いです。
> 〉 カード型メトロノームのストップウォッチで、1章単位で計っています。
> 〉 時間の合計は電卓を叩いて出していました(いやその…なんか楽しくて…)
>
> ふふ・・・真夜中の布団の中で、コチコチコチとメトロノームが・・・

そう、メトロノームの音を数えながら無心に英文を読むのです・・・
って、酒井せんせー、いくらなんでも無理ですよ〜(笑)。
ちなみに音は「ピッピッピ!」という味気ない電子音で、
もちろんストップウォッチとして使用時は音はでませんー。
それに、機械式メトロノームは水平な場所で使わないと。
・・・冗談はともかくとして、このカード型メトロノーム、
電池持ちがよくて重宝しています。(あまり音を出していないせいかも)
すっかりMy多読用具、丸2年使用しているので愛着があります。

> 〉・ところどころ、絵本にまでwpmを記入していますが、
> 〉 絵本まで速さにこだわっているわけではないので気にしないで
> ください。
> 〉 まぁ、むしろ遅いほうが「ちゃんと絵を楽しんでる!」みたいな?
> 〉 (正直、最初の頃は速く読もうと意識してしまっていた気がしますが)
>
> うん、ぼくもときどき絵本を速く読もうとすることがある・・・

え、そうなんですか?せんせーともあろうお方が・・・
私は今ではすっかり「絵本はゆっくり読みましょう」派で、
ときおり心配だと時間を計ってうなっています。
これってちゃんと遅い?などと・・・

> 〉 ※最初のころ、「人の名前はどうやって他と区別するのだろう」
> などと〉  とぼけたことを思っていました。だから最初は大文字なのか!(え?)
>
> (えぇ?)

えぇ、本当に。
学生時代にはそんなこと気にした覚えはないのですけどねぇ…。
「日本人名は蓄積があるから、これはすぐ名前だとわかるけれど、
英語名は馴染みがないから、わかるのだろうか?」などと。
1冊目では「Billy位ならわかりやすいから」などと思い、
2冊目でようやく、名前を意識せず区別している自分に気がつきました。
他に「え?」といった感じの思い出には、Frog and Toadで
「ontoって?intoなら覚えがあるけど…」などがあります。
…おかげさまで、今の今までunlearnの苦労知らずです。

> 〉 ※Dino's Day in London、速く読もうと頑張ったような記憶が
> あります。
> 〉  もう、Dinoがお昼に何を食べたのか食べてないんだかすら
> 〉  わからないまま飛ばし読みで、
> 〉  それでもオチに「おいおいおい!」と結構よろこんで?ました。
>
> 相当こまかいのに、なんでこまかいところに気を遣っていたのか、
> 忘れちゃうような、明るい人と見た!

どういう人なのだかよくわかりませーん!

> 〉 ※Frog and Toadは、おやつ読み…
> 〉  『快読100万語!』でがまくんのListに魅せられ購入。
> 〉  一日一話ずつ、大事に味わって読んでいました。
> 〉  はじめのころは、一話でじゅーぶん長かったんです。
>
> あのリストいいでしょ!
> うっれしーなーー! あのリストで気に入ってくれた人がいた!
>
> 一話でじゅーぶん長かった、ていうのはとっても参考になる!!
> きっとぼくのクラスの学生も、そう思っているんですね!

あのリストはいいですよー!あんな予定表で生活してみたい…
なんといってもガマくんのリストが一番ですが、
他にも中身の紹介が載せてあって、それもとても良かったです。
…ん?話が微妙にずれちゃいましたが、
「Frog and Toad、読んでみたい!」と思ったのが、
多読を始める決心にもつながったので…。
(これなら読めるかも、とも思えましたし)

一話でじゅーぶん長い、というのは、
英語を読む体力がなかったことも影響しているかもしれません。
PGR01冊、10分程度でもけっこう疲れていましたので。
それが今では2時間くらい続けて読んでも、
日本語で読むのと同じ程度にしか疲れを感じないのだから、
ずいぶんと体力がついたものです。

> 〉 ※Snowman、絵本のもつリズム感に感激しました。
>
> あれもいいんだ・・・

良いです。

> 〉 ※The Wizard Of Oz、ファンタジーは好きなほうなのですが、
> 〉  これは読んだことがありませんでした。
> 〉   読んでみると面白い!文もOBW1の中で1番読みやすかった
> です。
> 〉  いずれ原作も読もう!という夢は、実はすでに叶えてしまい
> ました。
>
> おー、それはすごい! 200万語報告の方ですね?

そうでーす。
などと言ってないで書かないと・・・

> 〉 ※この頃は、とにかく1冊読めた!というのが嬉しくて
> 〉  とにかく感激しまくってたよーな気がします(笑)。
> 〉  私の場合、読めたといっても(PGR0ですら)文の塊ごとに
> 〉  「多分こんなことについて書いてある」ぐらいモヤモヤした
> 状態でしたが、
> 〉  『快読100万語!』で安心して、あまり気にせずに進められ
> ました。
>
> 学生の中にも「もやもやした状態」で読んでいていいのか?っていう
> 不安を訴える人がいるんですよ。そうか、『快読100万語!』を
> 読ませればいいのか!

『快読100万語!』は効くと思います。
繰り返し何度も「わからなくていい」と念押ししてもらえたので。

> 〉 ※Brambly Hedgeは The Four Seasons of Brambly Hedgeという4話+インタビュー
> 〉  の入った大型本を借りました。大型といってもサイズは2種類あるようで
> 〉  20thくらい大きいのと、持ち運びできそうなサイズのとで、
> 〉  絵を楽しむなら断然大きい方がオススメです。
> 〉  文は味わい深そう、でも難しい〜!といった状態でした。
> 〉  Lv2ではないと思います。と思って、今書評を見たらYL3.5で登録されていて安心。
> 〉  唯一、Autumn Storyがお話も満足できるくらいに楽しめました。
> 〉  絵だけ見ても楽しめます。可愛いきれいな絵の好きな方は是非どうぞ〜
>
> ぼくはちーさいころから(半世紀以上前だ!)ああいう細かい絵が
> 好きだったんです。とくに木の中の家を「カットモデル」(?)みたいに
> した絵、ああいう絵のこまかーいところをじっくり見るだけで楽しかった。
> なんだか自分の秘密基地みたいな気がしたんでしょうねえ・・・

秘密基地、いい響きです。
とはいえ、Brambly Hedgeのイメージと
基地という言葉のイメージはちょっと違うような…。
秘密基地みたいという気分は、分かるような気がするのですが・・・

> 〉 ※Pippi Longstocking、10万語通過記念のキリン本です。同時に
> 邦訳も借りてきて、
> 〉  英語で1章読んだら同じ章を日本語で読んで、という変則キリン読みをしました。
> 〉  テレビ映りに例えると、ほとんどずっと砂嵐でごくたまに映像の輪郭が映るという
> 〉  「全然読めない」状態で最後まで読みきりました。
> 〉  かろうじて筋がわかったのは火事の話くらい。
> 〉  フツーは投げるものなのでしょうが、「読めないってこういうこと」
> 〉  というのがハッキリわかったのは収穫だったかもしれません。
> 〉  まぁ、どうせ難しくて読めないだろうと思っていたのと、
> 〉  すぐに日本語で読んで「お話の内容を知りたい欲求」は解消できたので
> 〉  特に苦痛はありませんでした。
>
> そうなんです。あれ、むずかしいんです・・・
> これを「投げ技」習得のために古川さんやマリコさんに読ませて
> (5年前か?)見事に停滞させてしまった・・・

そのお話は掲示板で話題になっていた当時に読んでいました。
それで、多分読めないと思い、初キリン読みの気が楽でした。

> 〉 ※The Piano、文体は英語でも感じれるものなのか?と驚きました。
> 〉  とても読みやすく、「この読みやすい感じは覚えがある」と
> 〉  The Wizard Of Ozを調べてみると、同じ筆者じゃないですか!
> 〉  後にも先にも、勘が働いたのもこれ1回きりではありますが…
>
> それはすごい! そのうちまたそういう勘が働きますよ。
> イギリスのラジオのクイズ番組には1段落ぐらいを朗読して、
> 誰の作品か当てさせるというのがあったな。きっとまだやってるだろうな。

私は日本語にしても文法的な違いはわからず、
なんとなく筆者の文体を感じ取っているような状態なので、
英語も同じなのかなぁと思い、少し英語との距離が縮まった気がしました。
それにしても、朗読して作品当てクイズ番組とは、面白そうです。

> 〉 ※Curious Georgeシリーズ、貸し出し中のことが多く、
> 〉  読んでいる人が他にもいるんだ〜と、妙に励まされました。
> 〉  Georgeの周りの人々の大らかさが素敵です。
>
> 逆にじょーじの無反省ぶりに腹を立てる学生もいるんですよ。

分かるような気はします。

> 〉 ※The Year of Sharing、投げておけばよかった、と思う
>     唯一の本。
> 〉   英語多読用洋書の紹介で「特にお勧め」となっているので
> 〉   (それまでハズレがなかったので)期待し過ぎてしまったよう
>     です。
> 〉 この本まで、本文に入る前にじっくりと見出しをみていたの
>     ですが、〉  見出しは見なくても大丈夫、と自信がついたという
>     点でも記憶に残る本です。(展開があまりにも見出しそのまんま
>     なので)
> 〉  これが原因で少しペースが落ちました…
>
> ぼくもこの本はそんなに感激しなかったのですが、つい最近ぼくの
> クラスで、まったく英語の読めなかったベトナムからの留学生が
> これを読んですごーく感激して、ついに全文をベトナム語に翻訳して
> しまった! OBWの編集者にその翻訳を送ってあげようと思ってるんです。
> あなたたちの仕事はこんなに人を感動させてるんですよ、って。
> (まさか著作権なんて言い出さないだろうなあ・・・)

すごい!
私が書評も見て面白そうだと思っていた頃は、
書評には良いと思った感想しかなかったので、
良いと思う人も多いのだな、とはわかっています。
読書後に書評を見ると、良いと思わなかった感想もあってホッとしました。
書評でも掲示板でも、色々な感想があるのがいいなぁと思っています。

OBWの方に留学生さんの感動が伝わるとよいですね。
(それにしても著作権の問題は難しいですね・・・
著作権に配慮しますとかHPに載せてもいいですか?と
先手を打って確認する手もありそうですが、
感激の伝わり具合が少なくなりそうで・・・)

# それにしても、見出し・・・
# 見出しでなくて目次です…CONTENTSって書けばよかった…

> 実に上手にパンダ読みを入れていますねえ!
> とっても安心感がある。

> 実に順調な運び・・・
> そして見事なパンダ読み

自分は優等生だったのかぁ、と錯覚しそうです(笑)。
掲示板の話題はしっかりチェックしてましたので。
それに、今日はちょっと疲れているから軽いのを、
今日は気力があるから難しいのにチャレンジ!
などとその日の気分のままに読むと自然とパンダ読みになるようです。

> これはペンギンの人(?)に伝えましょう。ペンギンはとかく評判が
> mixed(「あんまりよくない」ことの婉曲語法ですね)ですから。

1と2に関しては完全にOBW派なのですけど、
3はPGRの方が色々なものがあって面白いような気がします。
2までの思い切りの良い(!?)筋飛ばしもなかったような気がしますし。
(一応、GRはオリジナルより古典派です)

> 〉 ※THE MINPINS、意外と読みやすくて楽しめました。
> 〉  George's Marvellous Medicineは半年位前に邦訳を呼んでいたのですが、難しかった。
> 〉  MINPINSは、他の作品と異なって、渋い年配の男性の思い語り、
> 〉  のような朗読が合いそうな気がします。
>
> そうですか・・・ それでGeorge's Marvellous Medicineは本棚に
> 戻ってこないんだな・・・

長いですから・・・

> うーん、これもまた実に安定した、安心感のあるチャンプルー読み!
> 20thを上手に使ってると言うべきでしょうね。

20thの紹介があったおかげです。
ただ、20th、読んでいて難しく感じるものがけっこう多かったですけど。

> うーん、よいなあ・・・!
> 学生がみんなこんな風に読んでいってくれたら、ぼくは教室の隅で
> 冬眠しててもいいですね! 
>
> やっぱり授業っていうのは結局「縛り」になっていて、学生は自分から
> 読んでいるっていう気持ちになれないのかなあ・・・?
> 残念です。(きょう(水曜日)の5限は1年以上続けている人たちで、
> すごいんですが、継続率としてはどのくらいになるのかなあ・・・?

『快読100万語!』の授業風景、楽しそうなのですけれど、
先生にとっての期待と生徒の意識の差はあるのかもしれないですね。

まあ、私の場合、自分で予算を組んでいる分だけ
熱心になりやすいのかもしれません(笑)。
(常々あまり熱心な方ではないなぁと思っているのに
熱心などと口走ってしまいました・・・うっかり)

仮に授業というだけで「縛り」を感じてしまうとしても、
学生時代に多読と出会えるのは羨ましい限りです。
(タダ(?)で多読できるなんて羨ましいのですけれどね…ぼそ)

> 〉 ※Uncle Elephant、迷った末、通過本はLobelさんの手持ち最後の本にしました。
> 〉  始めはFrog and Toadも難しかった、それが楽しんで読めるようになった、
> 〉  少しのようで大きな変化をしみじみと実感しました。
>
> Lobelさんだけで100万語読みたいですよね!
> うん、そういうお願いをしてみようか?

Lobelさんだけで100万語!
な、悩ましいです、それは。
読めるなら読んでみたいし、
でもでもアレもコレも読みたいから(欲張り)
100万語につき10万語ずつで1000万語という手も…ぶつぶつぶつ。
お願い・・・ぜ、ぜひ・・・

> ありがとー、キナガさん、200万語報告を楽しみにしています!
>
> では、では、これにて! Happy reading!

たくさん褒めていただいて、ありがとうございました!
酒井先生の新刊、楽しみにしています!

ではでは、Happy reading!


▲返答元

▼返答


Maintenance: SSS 事務局
KINOBOARDS/1.0 R7.3: Copyright © 1995-2000 NAKAMURA, Hiroshi.