[掲示板: 〈過去ログ〉100万語通過報告 -- 最新メッセージID: 8032 // 時刻: 2024/11/23(20:40)]
上へ | 前のメッセージへ | 次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む | 訂正する | 削除する
お名前: まりあ@SSS http://www.buhimaman.jp/
投稿日: 2004/11/8(23:37)
------------------------------
ウルトラQの母さん、今晩は。まりあ@SSSです。 〉 多読を始めた時に、こんな「報告」を書くことを想定しておりませんでしたので、記録自体が不備だったり、ここでのみなさんの報告のやり方の「仕様」にあってなかったりしてますが、まぁ、だいたいこんな感じ…というごくごくアバウトな報告をいたしたいと思います。 お仕事で英語を使い、留学までされた方に100万語のキラキラも お恥ずかしいのですが、もれなく全員にお配りすることにしており ますので、お受け取り下さい。 。.:*:・'゜★゜'・:*:.。゜'・:*:.。☆。.:*:・'゜。.:*:・'゜★゜'・: 〉 長文です。 〉○多読を始めたキッカケ 〉 次の「英語と私」の項目でも詳しく書きますが、私はその時点で「一応」PBは読めました。ただし、まさに「一冊読むと疲れてしまう」という感じでした。また、すでにPBのみでも軽く100万語は読んでいるはずなのに、ちっとも楽にPBが読めない…なのに、なんでGRを読んで、PBが読めるようになるのか!という思いもありました。 騙されたと思って始める方も多いようで(笑) 〉 私は仕事でも英語を読む必要があり、量だけは「それなりに」は読んでいるはずなんです。しかし、その割には、英語について不完全燃焼感が強いんですよね。「見たことある」単語はいっぱいあるのに、それらがちっとも「身についていかない」んです。 〉 で、その多読のコースを提供するかどうかの話し合いの時に、英語教育の専門家に、「読んでる割に上達しないのは自分の力以上の物ばっか読んでるからですかねぇ」と聞くと、「そうです!」ときっぱり言われ、じゃ、簡単な物から読んだろかい!という気持ちになったのでありました。 いつも自分にとって難しいものを読み続ける=訓練 しないと英語が上 達しないように思ってしまうのは常識の罠ですね。専門書などは、訓練 して読めるようになるのかも知れませんが、一般のPBを楽に読むため には、訓練より「慣れ」 が大切ではないかと思います。もともとが 娯楽用の本ですから、英語を「学んで」読もうとするのはちょっと違う かな?って 〉○ 英語と私 〉…と、こうやって書くと、すっごく英語が出来る人みたいですが、実際には、仕事の英語を読むのも(>まあ、仕事の物は日本語でもけっこう苦労するけど)、気晴らしに読むPBですら、「すいすい」とは行かないのが現状でしたし、それは今も同じ。 〉 話す方も、国際コンファレンスなんかに参加したりはするけど「全部分かる」という訳にはいかない。職場で外国人を招聘してのセミナーなんかがあって司会させられることもあるけど、実は「ごまかして」やってます。 〉 それでも自分では「上級者のはしっこ」くらいにはいるかと思っていたのに(>たいていの日本の英会話学校では、合うクラスがなくて個人レッスンになってしまいます)英語を読む速度を計ってみると、PGR0を4分では読めない! 日本人としては「超上級者!」それでもお仕事となるとなかな大変そう ですね。 趣味で読んでる私には窺い知れない世界で、申し訳ありません。 〉○ やってみて 〉始めてみたら、色々な発見がありました。 〉 第一に、易しいものを読む効用。PBを読んでいると、1ページに分からない単語が数語はあります。1ページに数語あると、その場で意味を推測できても、自分のボキャブラリーになっていきません。でも、GRの1とか2だと、分からない単語は1冊に1語あるかないか…。そういう中で意味を推測し、それが「当たってた!」という実感を持った単語って、記憶に定着して行く感じがします。 易しい=すごくゆとりを持って読んでいる状態 の方が却って英語が 見える=記憶に残る 感じがしますね。気持ちにゆとりがあるという ことは、成長するためにとても大切なのだろうと思います。 〉 ただし、ICRのシリーズなどの子ども向けの本は、かえって簡単なレベルのものほど、分からない単語が多かったりします。 英語での幼児体験がない私達には、たくさん知らないことがあります が、こうしたものを積み上げて大人になった人が本を書くのですから、 本を読んで追体験しておくと、PBも理解度が深まると思います。 〉 第二に、GRが読み物として質が高く、面白いということ。ただし、私の場合はペンギンは今一つ肌に合わない。ただし、レベル0のものは、オクスフォードのものよりペンギンの方が読みやすい。 〉 そして、名作のリライトなんかも、とても良く出来ている。当初、「やっぱり原作で読みたい」とか「GRで読むよりは翻訳で」な〜んて、生意気なこと思っていたんですが、まぁ、これも「ときどき」に書きましたが「読まぬ古典より読むGR」ですね。 「読まぬ古典より読むGR」は傑作(^^*) 〉 そして最後に、最も重要なこと、それは多読が楽しい!ということ。何といっても、これが一番の発見だったかも。私の読書はハッキリ言って、仕事からの「逃避」であることが多く、その際、GRは、日本語の本よりもピッタリだったりもします。OBW2くらいまでなら、なにしろ話が短いから、日本語の文庫本を読むよりずっと短い時間で気分転換になるし、かなり質が高くしかもストーリー展開も分かりやすいので、これまた日本語の文庫本を読むよりもずっとスッキリと気分転換が出来る。 〉 …という訳で、すっかり多読にはまってしまいました。 PB=小説 は楽しみのための読み物として書かれているものですか ら、「読むことが楽しい」という心境を知らないと、「英語は読めてい るはずなんだけど、なんだかな〜...」というもやもやしたものが残 ると 思います。読む楽しさを感じられるようになって本当に良かったです。 もともと英語はすごくおできになるのだから、楽しみ方さえわかって しまえば(お勉強モードから抜け出せれば)、もうすっかりPBリーダ ーではないでしょうか? 〉 「100万語」の時は途中で6万語も計算間違いしているのを発見して、かなりガックリきてスピードが落ちてしまったこともあったので…。ま、計算ミスの多い私なので、実は100万語も「本当に」通過してるんだか、100%の自信を持っては、「通過しました!」と言い切れないところがあったりはするのだけど。 細かいことは気にしない気にしない。100万語は、「たくさん読みましょ う」では漠然として目標になりにくいので、目指しやすくするために掲 げた数値ですから。 〉 「200万語」については、SSSの提唱する方法に沿って…という部分と、自分の気の向くままに…という部分と、2本立てでやっていこうと思っています。 はい、人それぞれ始めた時の英語力も、1日に読書に費やせる時間も 違いますから、どんどん自分流にアレンジして続けて下さい。 Happy Reading!
▲返答元
▼返答