Re: 394冊で100万語通過しました!--ありあけファンさんおめでとう!

[掲示板: 〈過去ログ〉100万語通過報告 -- 最新メッセージID: 8032 // 時刻: 2024/7/17(17:04)]

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[喜] 4235. Re: 394冊で100万語通過しました!--ありあけファンさんおめでとう!

お名前: まりあ@SSS http://www.buhimaman.jp/
投稿日: 2004/9/22(22:47)

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ありあけファンさん、今晩は。 まりあ@SSSです。

〉ついに,100万語通過しました!

   ついに星を配ります。おめでとう!

。.:*:・'゜★゜'・:*:.。゜'・:*:.。☆。.:*:・'゜。.:*:・'゜★゜'・

〉通過本は,PGR2 の『FLY AWAY HOME』.すごく感動的な物語でした.
〉通算,394冊目での通過となりました.

   やさしい本をたくさん読みましたね。

〉1周目を完走できて,ほっとしているところです.
〉それと同時に,SSSの方法ならば,今後も続けられそうなので
〉いろいろと読みたい本などにも,思いをめぐらせています.

   ぐるんぐるんと巡らせて下さいな(^^*)

〉(1)SSS多読を始める前の英語歴
〉 自分なりに(どちらかというと自我流に)学習戦略を組み立てることを試み,それを段階ごとに,第0課程,第1課程,第2課程,..と分類し,順番にこなしていくシステムを考えました.リーディングに関しては基本的に,
〉「文法の簡単な復習」→「分析的方法」→「音読」→「多読」→「速読」
〉という流れであったと思います(「多読」は第3課程となります).

   すごい戦略家。

〉 最初の「文法の簡単な復習」は,中学校の教科書をざっと見直し,すぐに「分析的方法」に入りました.この時点で,直読直解を意識していましたので,著者が「直読直解への具体的な筋道を示す」と主張する『英文○○教室入門編』という受験参考書を用い,絶対に和訳をしないように注意しながら,何回も読みました.確かに,これで和訳せずに内容をイメージできるようにはなってきましたが,まだまだ読書とは程遠いものでした.
〉 次の「音読」は,『英会話・○○○○・音読・入門編』を用い,CDを聴きながら繰り返し音読しました.この作業を続けることにより,新しい英文でもずっとスムーズに内容が理解できるようにはなりましたが,まだまだ読書とは程遠いものでした.こうして,「多読」の必要性を強く意識するようになりました.

   これだけ頑張ったのに、まだ多読の必要を感じられたのは、やっぱり
これらの学習法では本を読めるようにはならない、と証明して下さった訳です。

〉(2)多読との出会い
てできるわけがない」という,半ばあきらめムードで,たまたま本屋で立ち読みした『今日から読みます英語100万語!』が本格的に多読への出会いとなりました.「中学2年生でも読めるような簡単な本を大量に読むことから始めて...」という表現に「私にもできそうだ」と思い,PGR0 を数冊,衝動買いしてしまいました.レジで支払いを済ませてから「ああ,乗せられてしまった」とも思ったのですが,

   実はこう思いながら、半信半疑で多読を始めた方も多いんだろうなぁ...

〉(3)100万語通過までの道のり
〉 始めたときは,「本当に100万語も読めるのかどうか?」,「今までと同じように中断してしまうのではないか?」という不安がありましたが,比較的早期にその不安が解消しつつあることに気づきました.こんなことは,これまではなかったことでした.
〉 もう一つ,100万語読む過程は,多読の威力を,身をもって知る過程であったと思います.SSS方式で多読を始めてもしばらくはまだ,半信半疑だったのか,
〉「文法の簡単な復習」→「分析的方法」→「音読」→「多読」
〉に深くこだわっていたのですが(当時の自分の掲示板への書き込み履歴から,人に薦める時もこの順序を守るように言っていたのがわかります),だんだんと多読そのものをそのまま受け入れるようになりました.

   ほっ

〉(4)100万語通過しての感想

〉 訳語による誤解,特に,よく使われる語彙に関して,その意味するところを多読以前に間違って理解していた例が次々と見つかりつつあるのです.もちろん,今現在の理解も何百万語か読んだときには自動修正されていくのでしょうが... 意味などというのは,元々ことばで定義したりできるものではないのかもしれません.何百万語か後に,どのように感じるのか,ちょっと楽しみです.

   英語ネイティブの感じにどんどん近づいていくと信じています。

〉 実は,このような誤解が生じる可能性は「音読」をしていたときに,本能的に察知し,過度の刷り込みトレーニングは後々修正が効かなくなり危険だとも思いました.所詮,ある語句が一つの文章で使われる意味は一つだし,しかも全く同じ条件はあり得ないので,1回限りのものだと思います.本来,1回限りのものを必要以上に繰り返して,刷り込むのはどうかと思います.あえて,繰り返すとしても,ちょうどピラミッドのようにそれ相応に裾野を広くする(つまり,多く読んでいろいろな場面にたくさん出会う)ことが必要だと思います.

   本当にそうですね。

〉 そして,多読の最大の成果として,とにかく,中小の停滞があったにもかかわらず,「続いた」というのが感激です.そして,今後も「続く」方法であると確信しています.忙しいときでもなんとかなる!

   毎日必ず読まなくてはいけない、というコンダラを捨てた方が、却って
続くのだと思います。逆説的ですが。

〉(5)今後の予定
〉 レベル0〜2を中心に100万語読みましたので,今後は,GRのレベル制限を徐々に解禁しながら,まずは,200万語,そして,1000万語を目指して,いろいろな児童書なども併せて読んでいきたいと思います.

   はい、面白そうだなぁ、どうしても読みたいなぁ、と思う本は読めて
しまう、という報告は沢山あります。キリン読みも試して下さい。

〉 今までは,入手困難さやコストなどの関係から再読が多かったのですが,レベル3以上になると本にかかるコストも安くなるし,タイトルも豊富になるので,できるだけ新しいものを多数読むようにしていきたいと思います.
〉 それと,シャドウイングにも力を入れたいと思います.現在は,ORTを中心にしていますが,手元にある音声付きのテキスト,そして,セットも発売されたことだし,新しいものもいろいろと試してみたいと思います.

   2周目も、3周目もHappy Reading!


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▼返答


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