[掲示板: 〈過去ログ〉100万語通過報告 -- 最新メッセージID: 8032 // 時刻: 2024/11/23(10:51)]
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お名前: 杏樹
投稿日: 2004/7/25(23:26)
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KYOさん、こんにちは。
さっそく本の感想を書いてくれてありがとうございます。
〉児童書は各シリーズ1冊ずつだけというのが多いので、何か教師くさい読み方だなって自分では思ったりします。
〉でも学生に勧めるときは、「こんな感じでおもしろいよ」「きっと好みじゃないかな」とかアドバイスできたので、それはよかったかな。
〉持ってるシリーズ本は今後できるだけ読みたいです。
実は「1巻ビンボー」というコトバがありまして…。KYOさんはまだ生徒に勧めるため、という理由がありますが、単に色々なシリーズの1巻ばかり読んでは別のシリーズの1巻を読む、というふうに1巻ばかり集まってしまうというタドキストがいます。「用語集の広場」のどこかに過去ログがあるはずです。
〉杏樹さんが聞いてくれそうな気がしてました。通過報告に書くと長くなりそうなんで省きました。
〉ここで書いてみますね。
通過報告はいくら長くてもかまいませんよ。特に100万語は今までの総括ということで、長くなる人が多いですから。
ウィルソンは
Sleepovers
Cliffhanger
Take a good Look
Cat Mummy
Dustbin Baby
を読みました。
ウィルソンはかなりシビアでつらいテーマを突きつけてきますね。
特にDustbin Babyは理解力が足りなくて、内容もつらい、読んでる本人も苦しい、という状態になってしまいました。他の本も読んでみたい気はしますが、もっと英語そのものが楽に読めないとつらそうなので、お休みしています。
Cat Mummyはその中でも読みやすかったほうで、母親とネコの死を乗り越えるために苦労した主人公の状況や心情がよく書かれていて、これだけしっかりした内容が詰まっているのに感嘆しました。
〉そういう意味ではサッカーの There's a Boy in the Girls' Bathroom もすばらしかったです。
そうですね。本当にじーんとする本です。
〉非行少年の更生で、「親や教師が子供を信じることが大事」というようなことをよく耳にしますが、
〉そういう子どもたちって、自分で自分のことを変われるとかよくなるとかぜんぜん信じられていない、自分の可能性が見えていない。
〉周囲の大人が本人以上にこの子は変れるのだと信じることがものすごく大事なんだと思いました。
そうですね。カーラに出会えたブラッドリーは幸せだと思います。
サッカーは
Somday Angeline
Dogs don't tell Jokes
The Boy Who Lost His Face
もよかったです。
これぐらいの年の子供の心の動きを丁寧に書くのが本当にうまいです。
〉ダールは、これまで読んでいたのは、Boy, The Witches, Matilda, Chocolate Factory。
〉今回、The Enormous Crocodile, The Magic Finger, Esio Trot を読み、
〉今、The Giraffe and the Oelly and Me を読んでいるところです。
〉ダールはね、音がね、あう感じがすごくします。
〉物語を話している英語の音やリズムがピタッとくる作家とあまりそうでない作家がいて
〉ダールはたくさんの人がすっと入っていける語り口を持ってる卓越した語り手ではないかと思います。
なんとなくわかります。ダールはなんだか調子よく読める感じがします。
〉ダールは私的には自伝のBoyが断然お勧め。杏樹さん、ぜひぜひ読んでみてください。
〉ダールのお母さんって人がホントに立派な人で、亡くなるときのエピソードなんか、
〉もう、さらっと書いてあるだけに、泣けて泣けて
〉(ホント私は泣き虫で、感動する本は泣き過ぎで読むのが苦しかったり、そのたんびに鼻をかむので読みが中断してしまうんです)
〉少年時代のいろんな出来事がのちの作品に生かされているんだなというのがよくわかりますが、
〉まあ、そういう興味はさておき、単純におもしろい!です。
〉いろんなことがあってそんなにスゴイ事件じゃないんだけど、ダールが話すとおもしろいんですよ〜ね、これが。
あ〜おもしろそうですね。実は積読本の中にあるんです。
ダールは読みやすいレベルのものはほとんど読んでしまって、あとは難しそうなので置いてあります。70万語ごろ、やっとレベル3ぐらいの時に「The Witches」を大キリンしたら面白くてそのまま夢中になって読んだので、レベルが高くても読める場合はあると思うのですが。
The Giraffe and the Oelly and Me♪は、楽しくてお気に入りです。
チョコレート工場も好きです。Oompa-Loompaの歌はさっぱりわかりませんでしたが…。KYOさんはわかりますか?
〉ハリー・ポッターは、以前ある翻訳家の人が、これは前からある、
〉イギリスの下層階級の子が上流階級の寄宿舎学校に入って最初はいじめられるんだけれど、
〉だんだん頭角をあらわして行くといった話の焼き直しと書いているのを読んで、
〉そんなもんかと思ったので読みそびれていました。
そういう話を聞いたら、私も読みたくなくなります。
私の場合は「指輪物語」を崇め奉っているディープなファンタジーマニアですので、そういう人種はだいたいハリポタなんて「ただの学園もの」だなどと言ってバカにしてるんです。読んでみたらおもしろいのかもしれませんけれど…。
〉(杏樹さん、指輪読破、おめでとうございます! 私は日本語も挫折してます。
〉でも杏樹さんの報告を読んだらせめて翻訳でも読もうかなという気になりました)
通過報告読んでくださったんですね。ありがとうございます。
それにしても、KYOさんが翻訳で挑戦ですか?
読みにくい本になると、KYOさんでもそうなるんですか?
〉私の場合は、人物造形がしっかりしていて、心理描写が丁寧な作品がいいみたいです。
〉ハリー・ポッターはファンタジーでもその点がいいんじゃないかと思います。
〉「ハリー、まだ幼いのに君はなんて勇気があってりっぱなんだ、偉いぞ、ハリー、がんばれ」みたいな感じで楽しんでます。
人物描写や心理描写がしっかりしているなら、読んでもいいかな、という気がしてきました。
〉感想書いたら長くなりました。でも、読んだ本の感想を言える人が身近にあんまりいないんで、
〉書けるのは楽しい!です。
それではこれからは「タドキストの広場」でどんどん本の感想を書いてください。
身近にいないなら、なおさら掲示板でどんどん本のお話をしましょう。
きっと同じ本を読んだ人、これから読みたいと思った人がレスをつけてくれると思いますので、交流が広がると思います。
それではHappy Reading & Writing!
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