お世話になりました

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3906. お世話になりました

お名前: ウルトラQの母
投稿日: 2004/7/21(09:10)

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日向さん

レスありがとう。
日向さんには色々お世話になりました。
自分では何度も本屋で手に取ってみながら、読んでみる気にならなかったThe Year of Sharingを、日向さんの推薦文を読んで読みたくなって読んでみて、「自分のカン」というのが案外あてにならないもので、自分で自分の興味に「制限」かけてるっていうことがあるんだなぁ…って思いました。そして、こうやって情報交換することの素晴らしさを学んだのでした。

ありがとうございました。

音楽談義が出来たのもとても楽しかったです。

〉リトールド物や絵本をたくさん読む…というのは、ホント言うと私も最初、抵抗がありました。今では、納得できますね…(笑)
→おぉ、やっぱり? 私達けっこう似てるよね。

〉うおおっ PBが読めてたんですねーっ す、すごいですっ
→「一応」です。あくまでも。
つらつら振り帰ると、でも、ある種の「多読」を私はずっとしてきたのかも。高校時代の友達で、英語教育の充実した大学に進んだ人から、「とにかくPBを1冊読み通すというのを重ねるのが大事。分からなくてもいいから、とにかく読み倒すのが大事。それを重ねているうちに力がつく」と言われて、Animal Farmを読んでみたの。これはまぁまぁ分かった。で、その後読んだ「100万ドルを取り戻せ」(英語タイトル忘れてるし)は、半分くらいしか分からなかったんじゃないかなぁ。

でも、とにかく、そうやって時々PBを読んでいるうちに、「自分の好きなものなら」、筋は分かるようになっていきました。ただ、筋は分かるし、翻訳で読むよりずっとテンポがいいので(>翻訳者の手が入ると文章の勢いが落ちる)、時間と気力のある時にはPBを読んできてはいたのですが、どうも「英語力をつける」という点では効率の悪さを感じていたの。

〉結局は、幼い頃、自分が日本語の本を読めるようになったのと同じ道のりなんですよね、多読って。
→そうかもしれない。日本語だと、学校で国語を習って、でも自分でマンガ読んだり、小説読んだり、その「学年」にふさわしいものをそれなりに読んで進んできてるんだもんね。

〉私も最初、絵本が読めませんでしたーっ 薄い本なのに知らない単語はバカスカあるは、単語自体に実感がないから、生きた文章が体内に入ってこない=さっぱり分からないはで、レベル2を読んでいるときにショックを受けました。今ではそんなショックは日常茶飯事なもので、ショックがショックでなくなりました。
〉多読って、続けるとこ〜んな効果もあるんですねぇ。言語ショックに対する耐性…ですか(笑)
→絵本、難しいよね。だいたいさ、たとえば「みんなうんち」(>すみません。尾篭な話で)っていう絵本があるけど、日本語習う外国人にとって「うんち」って知ってる外国人は少ないと思うよ。私もイギリスで暮らすまで「うんち」って英語で知らなかったよ。

〉日本語の文章修行の本でも、これは結構重要だと書かれてありました。やさしい文章で、分かりやすく書くことはとても難しいが、読者にやさしい本が書ける、と。私が思うに、やさしい文章=難しい語彙が出てこない文章だと、ダイレクトに読者の感情を揺さぶれるのではないかなぁ…なんて。
→そうかもしれません。まずは易しい日本語で言えないことをいくら熱く語ってみても、説得力ないよね。

〉とーっても同感ですっ! 掲示板と書評は、元気と視野の広さをもらえます!
→ほんとほんと。冒頭にも書いたけど、ここでの交流で自分が広がったと思います。

〉〉 …という訳で、すっかり多読にはまってしまいました。

〉パチパチパチ〜♪ やりましたねーっ
→ありがとう! これからもお互い多読を続けましょう!

〉好きなようにやっていけるのが、SSSですもんね♪
→時々「初心」に戻りつつ、気分のおもむくままに、その時々のテーマを持ってやっていこうかなと思ってます。今は、「子どもの頃読んだ本をGRで読んでみる」がテーマです。「100万語」の最後の方で「発見」した「楽しみ」なの。

それでは、また「ときどき」でお会いしましょうね!


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