Re: 改めてご報告

[掲示板: 〈過去ログ〉100万語通過報告 -- 最新メッセージID: 8032 // 時刻: 2024/11/23(20:53)]

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3903. Re: 改めてご報告

お名前: 古川@SSS http://www.seg.co.jp/
投稿日: 2004/7/20(14:18)

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"ウルトラQの母"さん はじめまして!

古川@SSSです。忙しくなったまりあさんにかわって

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おめでとうございます。

〉 私は仕事でも英語を読む必要があり、量だけは「それなりに」は読んでいるはずなんです。しかし、その割には、英語について不完全燃焼感が強いんですよね。「見たことある」単語はいっぱいあるのに、それらがちっとも「身についていかない」んです。

改めて、英語ができないという人にも、英語がそれなりにできる人にも
多読は有効なんだなあ と思いました。

簡単なものをたくさん読むのは、英語の勉強には一番みたいですね。

〉 高校は進学校で、英語はかなりのスピードで勉強させられました。教科書以外にもサイドリーダーの時間があって、精読ではあったけど量も読まされました。チャーチルの自伝の一部とか、けっこう難しい物も読みました。とにかく、いっぱい「お勉強」しました。私の英語は「構文がしっかりしている」と言われますが、それは、この時の英語教育のおかげだと思います。

私もいわゆる進学校で、駿台模試にも名前を載せたことはあるけれど、社会に
でてから。一度も「構文がしっかりしている」といわれたことはありません。
多読をはじめてやっと、人に通じる英文が多少なりともかけるようになりました。
その違いは難だったんでしょうね。

〉 大学時代は、そんなに熱心に英語の勉強はしませんでしたが、大学院に進学することにしたので、ふたたび「受験勉強」を。そして、大学院に進学してしばらくして英会話学校にも通いました。英会話学校はその後もかなりの間通い続け、現在も超細々ですが、個人レッスンを取っています。

英会話学校も一度も通ったことがない。(フランス語ならあるけど)
一度かよってみようかなあ。

〉 職場から海外研修の機会を与えられ、2年間イギリスに留学しました。

ヒマができたら留学したい!!

〉○ やってみて
〉始めてみたら、色々な発見がありました。
〉 第一に、易しいものを読む効用。PBを読んでいると、1ページに分からない単語が数語はあります。1ページに数語あると、その場で意味を推測できても、自分のボキャブラリーになっていきません。でも、GRの1とか2だと、分からない単語は1冊に1語あるかないか…。そういう中で意味を推測し、それが「当たってた!」という実感を持った単語って、記憶に定着して行く感じがします。
〉 ただし、ICRのシリーズなどの子ども向けの本は、かえって簡単なレベルのものほど、分からない単語が多かったりします。

〉 第二に、GRが読み物として質が高く、面白いということ。ただし、私の場合はペンギンは今一つ肌に合わない。ただし、レベル0のものは、オクスフォードのものよりペンギンの方が読みやすい。
〉 そして、名作のリライトなんかも、とても良く出来ている。当初、「やっぱり原作で読みたい」とか「GRで読むよりは翻訳で」な〜んて、生意気なこと思っていたんですが、まぁ、これも「ときどき」に書きましたが「読まぬ古典より読むGR」ですね。
〉 第三に、第二とも関連するけれど、たとえばOBW1のように、語彙としてはわずか400語しか使わなくても、かなり複雑なことが、とても自然でスッキリした英語で語れる、ということ。これは、英語で「書く」ことも仕事の中に含まれる私にとって、大きな発見でした。「こなれた」英語で、自分自身に内容がよく「こなれて」いれば、語彙が少なくても、決して短調でなく、格調ある英語が書けるということ…。

GRは Authentic でないといって negative に評価する人も多いですが、
私は、非常に高く評価しています。
 「読まぬ古典より読むGR」
 「たった400語(実はかなりはみでていることも多い)でここまで書ける」
ことは強調したいですね。

〉 第四に、SSSのHPに遊びに来るようになって、「みんなで勉強」ということの楽しさとパワフルさというのを感じました。ネットの力はすごいです。ここに来なければ、きっと手に取ることがなかった本(>キャプションだけ読んでいると食指が動かなかった本)…でも、読んでみたらとても面白かった本というのにも何冊か出会いました。そういう意味で「自分の幅」も広がっていく。

みんなで読む、みんなで励まし合う、みんなで紹介しあう っていいですね。

〉 そして最後に、最も重要なこと、それは多読が楽しい!ということ。何といっても、これが一番の発見だったかも。

Happy Reading!


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