Re: 改めてご報告

[掲示板: 〈過去ログ〉100万語通過報告 -- 最新メッセージID: 8032 // 時刻: 2024/11/23(23:53)]

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3902. Re: 改めてご報告

お名前: 日向
投稿日: 2004/7/20(10:45)

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ウルトラQの母さん、こんにちは! 日向です!

〉 多読を始めた時に、こんな「報告」を書くことを想定しておりませんでしたので、記録自体が不備だったり、ここでのみなさんの報告のやり方の「仕様」にあってなかったりしてますが、まぁ、だいたいこんな感じ…というごくごくアバウトな報告をいたしたいと思います。

〉 長文です。

〉○多読を始めたキッカケ

チョキチョキ…

〉 ただ、正直に言えば、初めて「多読」というメソッドの話を聞いた時には、「なんかな〜」という思いでした。(>酒井先生 すみません)まずは、GRを読むということに抵抗がありました。特に、リトールド物を読むことにとても抵抗がありました。

リトールド物や絵本をたくさん読む…というのは、ホント言うと私も最初、抵抗がありました。今では、納得できますね…(笑)

〉 次の「英語と私」の項目でも詳しく書きますが、私はその時点で「一応」PBは読めました。ただし、まさに「一冊読むと疲れてしまう」という感じでした。また、すでにPBのみでも軽く100万語は読んでいるはずなのに、ちっとも楽にPBが読めない…なのに、なんでGRを読んで、PBが読めるようになるのか!という思いもありました。

うおおっ PBが読めてたんですねーっ す、すごいですっ

〉 私は仕事でも英語を読む必要があり、量だけは「それなりに」は読んでいるはずなんです。しかし、その割には、英語について不完全燃焼感が強いんですよね。「見たことある」単語はいっぱいあるのに、それらがちっとも「身についていかない」んです。
〉 で、その多読のコースを提供するかどうかの話し合いの時に、英語教育の専門家に、「読んでる割に上達しないのは自分の力以上の物ばっか読んでるからですかねぇ」と聞くと、「そうです!」ときっぱり言われ、じゃ、簡単な物から読んだろかい!という気持ちになったのでありました。

結局は、幼い頃、自分が日本語の本を読めるようになったのと同じ道のりなんですよね、多読って。

〉○ 英語と私
〉英語とのつきあいはけっこう長いし、英語はずっと好きでした。

チョキチョキ…

すご〜く、うらやましい環境ですね… 私の周りは、ウンチク系英語好き人=母親だったため、悲しいくらい文法を突付かれました。いや〜、あの時、素直に母親に従ってなくて良かった!(?)

〉…と、こうやって書くと、すっごく英語が出来る人みたいですが、実際には、仕事の英語を読むのも(>まあ、仕事の物は日本語でもけっこう苦労するけど)、気晴らしに読むPBですら、「すいすい」とは行かないのが現状でしたし、それは今も同じ。
〉 話す方も、国際コンファレンスなんかに参加したりはするけど「全部分かる」という訳にはいかない。職場で外国人を招聘してのセミナーなんかがあって司会させられることもあるけど、実は「ごまかして」やってます。
〉 
〉 それでも自分では「上級者のはしっこ」くらいにはいるかと思っていたのに(>たいていの日本の英会話学校では、合うクラスがなくて個人レッスンになってしまいます)英語を読む速度を計ってみると、PGR0を4分では読めない!
〉 振り返ってみるに、私はいつも「自分の力より上」の物ばかり読んできた、ということを、酒井先生の本を読んで思いました。そして、それが私の英語の「足腰」を弱くしている…とも。
〉 なので、とにかく、「自分の手にあまらない」ものを地道に読んでみよう、と思ったのでした。

そうですね。日本語では無意識にやっていることなのに、英語だとなかなか…

〉○ やってみて
〉始めてみたら、色々な発見がありました。
〉 第一に、易しいものを読む効用。PBを読んでいると、1ページに分からない単語が数語はあります。1ページに数語あると、その場で意味を推測できても、自分のボキャブラリーになっていきません。でも、GRの1とか2だと、分からない単語は1冊に1語あるかないか…。そういう中で意味を推測し、それが「当たってた!」という実感を持った単語って、記憶に定着して行く感じがします。
〉 ただし、ICRのシリーズなどの子ども向けの本は、かえって簡単なレベルのものほど、分からない単語が多かったりします。

私も最初、絵本が読めませんでしたーっ 薄い本なのに知らない単語はバカスカあるは、単語自体に実感がないから、生きた文章が体内に入ってこない=さっぱり分からないはで、レベル2を読んでいるときにショックを受けました。今ではそんなショックは日常茶飯事なもので、ショックがショックでなくなりました。
多読って、続けるとこ〜んな効果もあるんですねぇ。言語ショックに対する耐性…ですか(笑)

〉 第二に、GRが読み物として質が高く、面白いということ。ただし、私の場合はペンギンは今一つ肌に合わない。ただし、レベル0のものは、オクスフォードのものよりペンギンの方が読みやすい。
〉 そして、名作のリライトなんかも、とても良く出来ている。当初、「やっぱり原作で読みたい」とか「GRで読むよりは翻訳で」な〜んて、生意気なこと思っていたんですが、まぁ、これも「ときどき」に書きましたが「読まぬ古典より読むGR」ですね。

本当に! ありがたい限りですね♪

〉 第三に、第二とも関連するけれど、たとえばOBW1のように、語彙としてはわずか400語しか使わなくても、かなり複雑なことが、とても自然でスッキリした英語で語れる、ということ。これは、英語で「書く」ことも仕事の中に含まれる私にとって、大きな発見でした。「こなれた」英語で、自分自身に内容がよく「こなれて」いれば、語彙が少なくても、決して短調でなく、格調ある英語が書けるということ…。

日本語の文章修行の本でも、これは結構重要だと書かれてありました。やさしい文章で、分かりやすく書くことはとても難しいが、読者にやさしい本が書ける、と。私が思うに、やさしい文章=難しい語彙が出てこない文章だと、ダイレクトに読者の感情を揺さぶれるのではないかなぁ…なんて。

〉 第四に、SSSのHPに遊びに来るようになって、「みんなで勉強」ということの楽しさとパワフルさというのを感じました。ネットの力はすごいです。ここに来なければ、きっと手に取ることがなかった本(>キャプションだけ読んでいると食指が動かなかった本)…でも、読んでみたらとても面白かった本というのにも何冊か出会いました。そういう意味で「自分の幅」も広がっていく。

とーっても同感ですっ! 掲示板と書評は、元気と視野の広さをもらえます!

〉 そして最後に、最も重要なこと、それは多読が楽しい!ということ。何といっても、これが一番の発見だったかも。私の読書はハッキリ言って、仕事からの「逃避」であることが多く、その際、GRは、日本語の本よりもピッタリだったりもします。OBW2くらいまでなら、なにしろ話が短いから、日本語の文庫本を読むよりずっと短い時間で気分転換になるし、かなり質が高くしかもストーリー展開も分かりやすいので、これまた日本語の文庫本を読むよりもずっとスッキリと気分転換が出来る。
〉 …という訳で、すっかり多読にはまってしまいました。

パチパチパチ〜♪ やりましたねーっ
 
〉○ とってもおおざっぱに読んだ物のレベル別冊数
〉 なんか計算が合わないんだけど、ま、それはおいといて、だいたいこんな感じという程度にお考え下さい。
〉 レベル0 GR11 児童書 21 計32冊
〉 レベル1 GR31 児童書 7 計38冊
〉 レベル2 GR25 児童書 8 計33冊
〉 レベル3 GR16 児童書 4 計10冊
〉 レベル4 GR11 児童書 0 計11冊
〉レベル5 GR3 児童書1 計4冊
〉レベル6 GR1 児童書0 計1冊

〉あとPBが2冊、レベルが不明な児童書1冊で、132冊。ちょっと抜けてるのがあるけど、だいたいこんな感じです。
〉 
〉○これから
〉 多読は楽しいので、今後とも続けるつもりです。「100万語」は、先の「見通し」なしに、「とりあえず」始めてしまったのですが、「200万語」は、多少「見通し」を持って、記録なんかも、「200万語通過しました!」の時には楽に記録が書けるよう、どなたかが推賞されていた、エクセルを使っての記録も取るようにしました。
〉 「100万語」の時は途中で6万語も計算間違いしているのを発見して、かなりガックリきてスピードが落ちてしまったこともあったので…。ま、計算ミスの多い私なので、実は100万語も「本当に」通過してるんだか、100%の自信を持っては、「通過しました!」と言い切れないところがあったりはするのだけど。
〉 「200万語」については、SSSの提唱する方法に沿って…という部分と、自分の気の向くままに…という部分と、2本立てでやっていこうと思っています。

好きなようにやっていけるのが、SSSですもんね♪

〉 みなさま、今後ともよろしくお願いいたします。

こちらこそ、よろしくお願いします!
そして、Happy Readingで♪


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