[掲示板: 〈過去ログ〉100万語通過報告 -- 最新メッセージID: 8032 // 時刻: 2024/11/23(14:06)]
上へ | 前のメッセージへ | 次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む | 訂正する | 削除する
お名前: kentapb
投稿日: 2004/3/29(23:14)
------------------------------
kentapbです。
100万語おめでとうございます!
お祝いしてもらったので、早速こちらからもお祝いです!
始めたときから100万語通過まで同じタイミング、同期生みたいなものですね。
"ririco"さんは[url:kb:3254]で書きました:
〉 本日(3/29)、無事に100万語通過しました。素直にとっても嬉しいです。
〉3月は私のお誕生日月でもあるので、新しい年を迎えるようなそんな気分です。
100万語通過したときって、私もさっぱりした感じがしました。
夜中なのですが、眠気もおきず自然に通り過ぎました。
〉 100万語通過本は、「Snow Goose and Other Stories, The」(PGR3)です。
〉90万語を過ぎた頃から、通過本を考えていたのですが、GR中心に多読してきたので、
〉通過本はお世話になったGRでと決めていました。
〉その中でも、翻訳本で読んでいて大好きな作家ポール・ギャリコの作品を選びました。
〉次の200万語報告はギャリコの原書にチャレンジしたいなあという意味もこめたのですが、
〉訳者の矢川澄子さんの訳が大好きなので、GRを読みながらも、
〉時々翻訳本の文章を思い出してしまい困ってしまいました。
好きな人の作品で通過できてよかったですね。
私も、目標本で無事通過できたのでラッキーでした。
〉 100万語までにかかった日数は、2003年11月21日から数えて約130日くらい。
〉読書はほとんどが通勤の電車の中だったので、土日はお休みというペースで進めてきました。
ほんとに、私とおんなじくらいの期間ですね。
電車での読書では、カバーつけてますか?私はつけない主義なんですが、児童書とかはカバーが結構目立つので、気合いが必要です(笑)
〉そんな英語キライの私だったのですが、志望学科は英文科でした。
〉理由は、もともと読書は大好きで、しかもイギリス文学・イギリスミステリの翻訳ものが好きだったから、
〉シェイクスピアのお芝居が好きだったから、世界史の中でヨーロッパ史・ヨーロッパ文化が好きだったからです。
〉英語の実力が身につかないまま、英文科生になったのは良いのですが、
〉周りのクラスメイトとの英語力の差や「英文科だから英語ができる筈」という周りの認識とのギャップには
〉本当に困ってしまいました。
英文科の人って、私みたいなバリバリの理系からすると別世界の人って感じで、
どんなことをしてるのかすごい興味がありました。
多読を始めて、児童書のレベルをよむようになって、
英文科の人の読むような古典の原書は、すごーくむずかしいんだろうなあと実感しました。
〉 大学時代、英語の本は1冊も通読できていません。
〉ゼミもテスト勉強も論文も全部翻訳を読んで誤魔化してしまいました。
〉そんな私のゼミ論がAで、更に中学・高校の英語科教員免許まで取れてしまうので、
〉何処の大学卒かとか英語資格とかって本当に意味がないなあと思います。
私も、大学卒業時に某免許を(ほとんど一夜漬けで)取得しましたが、
結局使っていません(転職するときには使うかも)
資格をどう取るかというより、どう使いこなすかなんだとおもいます。
〉こんな学生時代を送っていましたが、もちろん翻訳があるから英語ができなくても良いと思っていたわけではなく、
〉英語ができるようになりたいと言う気持はずっとずっと持っていました。
〉もともと英文を専門に選ぶほどイギリスが好きだし、イギリスに旅行した時もカナダに語学研修に行ったときも
〉英語ができなくて恥ずかしい思いをしたし、教育実習のときにもネイティブの先生と喋れなくて苦労したし、
〉会社に入ってからも外資系でもなんでもない会社なのに、
〉何か英語を使う機会があると英文科でしょー?と言って呼ばれるし・・・。
〉でも、ラジオ講座は1ヶ月も続かず、英会話スクールも何回か行ったけれど効果が感じられなくてやめてしまい、
〉TOEICの勉強をしても英検の勉強をしても問題集を一冊終わらせたことがない。
なかなか、世の中で行われてる英語学習法って長続きしませんよね。
どんなに動機付けが強くても、なぜか止まってしまう、わかります。
その点、多読はすごい。
〉多読を再開してから、SSSの掲示板などを読んで、いろんなヒトの声を聞いたり、1
〉00万語(もしくは100万語超え)通過報告を読んで、
〉何万語読んだらレベル幾つと言うのは決ってないんだ、人それぞれなんだと思うようになったのですが、
〉その多読再開時、去年の11月末の時点では35万語でレベル0と言うスタートに違和感を感じたんです。
〉まだまだ、多読の意味がわかってなかったなーって、
〉何万語読んでいればレベルが〇〇の筈って言う思い込みがあったんだな?って今なら思います
ペースは人それぞれだし、同じ人の中でも緩急ありますよね。
語数は、自分がこれだけやったんだと言う記録、貯金なのであって、
語数に自分が縛られることはないんだと私も思います。
〉 でも、結果的に、ゼロからカウントし始めた事によって、良かったこともあります。
〉一度目の10万語と二度目の10万語を比べてみたり、
〉分速を計るのは再開してからはすっかりやめてしまったので比較できませんが、
〉いろんな点で自己比較して、1年間のブレイク前と後の違いを見つけるのは面白かったです。
〉それによって、自分で成長を実感できたり、励みになったりしました。
〉もう一点よかった事は、たくさん再読ができたことです。
〉勿体無いので、最初の35万語までに買った本は余程つまらなかった記憶があるものを除いて
〉総て再読したのですが、それがとてもよかったと思います。
〉当たり前のことですが、面白い本は何度読んでも面白い、好きな本は何度読んでも好き。
〉そんなの再読しなくてもわかることかもしれないのですが、それによって、
〉私の場合書評の☆の数に惑わされずに自分の好きな本を選ぶと言う点に
〉自信を持てるようになったと思います。
〉前は、書評で評価の良い本がつまらないと「読めてないんじゃないか?」
〉って言う自分に対する疑問があったのですが、
〉今はそういう自信のなさは全然なくなったので、良かったと思います。
私の場合は、ほとんどの場合、わかりにくいから再読ってパターンです。
わからないから再読ではなくて、好きだから再読。
こういう捉え方ができるriricoさんを見習いたいです。
私は、まだ書評と自分の読後感が乖離した経験があんまりありません。
もしかしたら、書評の先入観が自分の読後感に影響を与えているのかもしれません。
riricoさんみたいな、自分の読後感に絶対の自信が持てるようになりたいなあ。
〉 結局、2003年11月末に再開してから2004年3月29日、
〉4ヶ月ちょっとで100万語の通過となりました。
〉中断前は、レベル上げが早すぎたなと言うイメージだったので、
〉今度は100万語はレベル2くらいで通過しようと思っていたのですが、
〉結局40万語過ぎでレベル3が読みたくなって、レベルを上げてしまいました。
〉もっと長いものを読みたいとかもっと読み応えのあるものを読みたいとか、
〉逆に疲れたから簡単なものを読みたいとかGRの気分とか児童書の気分とか、
〉何万語の時にレベル何なんて決めなくても、読書をしていれば自分の体(脳かもしれません)が
〉勝手に判断するんだな?と分ったのが100万語の収穫だと思っています。
同感です。
多読を始めて、はじめて英語を体で感じる体験をしたと私も思います。
英語の本に対して読まなくてはいけないという強制ではなく、
読みたいという欲求がおきるようになったことが
私の収穫です。
〉 3月に入ってから、シャドウイングを始めたので、L&Rなど読むほうばかりでなく、
〉聞く方話す方も少しずつできるようになればなあというのがこれからやりたいことです。
〉それから、まだ私一度も「つまらなくなったら止める」を実践できていないのです。
〉GRのような短い本だと、つまらないかも・・・やめようかな・・・どこかで盛り上るのかな・・・
〉あ、読み終わりそう・・・って感じで読み通してしまうので。
〉これから、長い本を読めるようになって、投げ本を作るのが目標です。
これも、私、同感です。
無理に投げ本を作る必要はないかなと思ってはいるのですが、
投げ本をつくってこそ多読の醍醐味が味わえるんでしょうね。
〉 次は135万語からのスタートで2週目に行きたいと思います。
〉皆さんも楽しく読書なさってください。
〉まとめるのが下手なのですっかり長くなってしまいました。
〉長文お付き合いありがとうございました。
riricoさんのカキコ、同感するところ、考えさせられるところいっぱいで、
同期生というより先輩ですね(語数も、いつのまにか多くなってるし)
2週目、マイペースで行きましょう。それでは、Happy Reading!
▲返答元
▼返答