[掲示板: 〈過去ログ〉100万語通過報告 -- 最新メッセージID: 8032 // 時刻: 2024/11/23(16:51)]
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お名前: kentapb
投稿日: 2004/3/27(12:50)
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kentapbです。
本日、無事100万語を通過しました(1,001,257語)。
これまで、語数報告の度に、アドバイス等していただいたタドキストの皆さん、
掲示板で語る場を設けていただいた古川先生はじめスタッフの皆さん、
そして多読の面白さを初めて教えてくれた酒井先生に感謝!です。
多読を開始して、112日め、読書時間を合計すると約100時間でした。
通過本は、Holes。当初からの目標本を一気に楽しめました。いかにもSacharっていう作品だと思いました。
内訳は以下の通りです(数字が細かいですが)
読んだ回数
レベル0 12,300 4冊 9回
レベル1 167,957 22冊 45回
レベル2 147,700 15冊 20回
レベル3 178,873 15冊 17回
レベル4 198,880 6冊 7回
レベル5 48,654 1册 2回
レベル6 101,000 2冊 2回
webpageなど 145,673 217記事
レベル3までは、ほとんどPGR, OBW。レベル2くらいまでは、ほとんどの本を再読しました。それ以上のレベルでは、Louis sacherとかシリーズ物がメイン。Webpageは、VOA Special English が2/3くらいでした。
最近は、一日1−2時間、1−2万語のペースが日課となってます。朝夕の通勤時と寝る前に読んでます。多読開始から考えると、英文を毎日長く集中して読めるようになっただけでも、(自分でも)すごい進歩です。
多読を始めてから、英文の見方が変わりました。レベル0−3までの間で再読をしている頃から、英文とともに頭の中にイメージがわいて映画のように思えるときが時々出てくるようになりました。これをさらに続けていくと、ヒアリング力とかもついてくるのかなあと思っています。
英文を読むスピードも、常に一定ではなく、英文の中身によって変化することがわかりました(難易度関係なく、アクションでは早く、しんみりとしたシーンはゆっくりとなる)。和書を読む感覚に大分近づいてきたと思います。
これからは、レベル4−5で足腰をさらに鍛えて(飛ばし読み能力を高めて)、さらに上のレベルにチャレンジしたく思います。
ところで、100万語通過時には英語学習歴を報告してくださいということなので、まとめてみました。
学生時代
英語は、長文読解問題は好きでした。中学校での夏休みの宿題で、長文の結構分厚い問題集があったのですが、これを1週間くらいで一気にやったときに、なんだか英文がすらすらと頭に入るようになったことを覚えてます(今考えてみたら、これは多読?)。
しかし、大学教養課程での英語授業にはついていけず(たしか、モームかなんかの中編、今考えてみるとレベル7以上では?)、その授業を訳本で逃げ切って以来、英語学習からは距離を置くようになりました。日常会話の英語と、大学の英語が乖離していると感じたのもこのときです。
専門課程(理系)で、英語の論文を読まなくてはならなかったのですが、論文は言葉使いがパターン化されているので、専門用語さえわかればそれほど苦労しませんでした。
多読のきっかけ
社会人になって、ちょっと英語に手を出そうとPBを何冊か買ってみたり、ア○クのxxxx時間ヒアリングマラソンもやってみましたが、いずれも挫折。それでも、去年までは学生時代の英語力で問題を感じませんでした。
しかし、去年の秋、アメリカでの国際学会に行くことが急に決まり、英語が必要になりました。時間がなかったので、学会用の練習しかできなかったのですが、その際自分の英語でのコミュニケーション能力の低さを思い知りました。そこで、学会には間に合わないだろうけど、とりあえず基礎からコツコツやってみようと英語学習法を本屋で探しているうちに、酒井先生の本『快読100万語』を発見。中学時代の経験から、これは行けるのでは?と思い購入しました。アメリカ行きの飛行機の中で『快読100万語』読んで、その考えかたに共感し、帰国したら早速始めようと決意しました。その学会には、英語ができる同僚が一緒だったので何とかなったのですが、参加してみて世界の研究者と自分でコミュニケートできたらどれだけ楽しいが、そのために英語がどれほど大事かを痛感しました。多読始めるぞと気合いが入り、出張帰りににサンフランシスコの空港で買ったPBを辞書なしで読むことを目標にして、多読を開始しました。SSSホームページを見るようになり、SEGの古川先生の名前が出てきてきたときは、数学の記事(大学への数学)で大変お世話になったので、すごく親近感が持てました。
その後は、冒頭に書いた通りです。特に停滞することなく続けて来れたのは、ラッキーでした。タドキストの方々の書評のおかげで、相性のいい本に多く出会えたためだと思います。大阪での酒井先生との懇談会で、酒井先生とかタドキストの方々とお話ししたことも多読を続ける原動力になりました。これからも、お世話になる一方、自分でも何か役に立てることがあれば、掲示板とかのカキコとかしていきたいと思います(とりあえず本はSSSからのリンクで買ってます!)。
100万語は通過しましたが、目標のPBまではまだ長い道のりみたいです。マイペースで進めていきたいと思います。これからもお願いします。
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