100万語通過報告

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[報告] 2688. 100万語通過報告

お名前: モーリン
投稿日: 2004/1/9(19:03)

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こんにちは。モーリンです。
1/8 に100万語を通過しましたので報告します。
昨年の 5/14 に始めましたので所要期間は約8ヶ月です。
長文ですので、適当に飛ばして読んでください。

1) 100万語通過までに読んだ本
Level__GR___ICR__SIRetc_ORT_RRA_絵本___児童書__合計
0______39____34____38____80__46___6______0_____243
1______20____43___________________1______7______71
2______27_______________________________33______60
3_______1_______________________________14______15
4_______________________________________19_______9
5_______________________________________13_______3
合計___87_____77____38____80__46__7_____66_____401
(その他)マンガ(ASTRO BOY) 2 冊、一般PB 1 冊

2) 100万語通過本
Jean Little の「Hey World, Here I Am」です。404 冊目でした。
20万語通過本の再読です。今まで読んだ本のベスト1として通過本に選びました。
この本は「Look Through My Window」と「Kate」の姉妹作で、
今回「Look Through My Window」の後に読んだので本に出てくる人物のことを
知っていて、十分に楽しめました。「Kate」はこれから読みます。読み終わったら
3冊まとめて回覧本にしたいと思います (「Look Through My Window」と「Kate」は既に絶版です)。
以下は紹介文です。

「Hey World, Here I Am」著者: Jean Little, 10300語
詩を書くのが好きな少女、Kate Bloomfield。1970 年に書かれた「Look Through My Window」に
主人公の親友として登場した彼女の強い個性は、Little に「Kate」を書かせ
翌年に出版されます。そして 1986 年、15 年の時を経て Kate Broomfirld が帰ってきました。
Little 自身が「本当にいる」ように感じている Kate の個性は独り歩きして、
いろんなことを感じたり考えたりします。この本は、そんな Kate が小学校の
上級生(7〜9 年生)の間にノートに書き綴った詩や随想や短い物語から抜粋した
小品集のようになっています。

「Look Through My Window」著者: Jean Little, 43000語
その年の夏は Emily Blair にとっていろんなことがありました。突然の引越し、
4 人のいとことの同居、そして親友ができたこと。ちゃんと話ができる友達ができて、
両親のことや宗教のことを真剣に話したり考えたりするようになります。
最初はうざったいと思っていた小さないとこ達も、いつもそこにいるのが自然に
思えてきたし、お母さんが意外と頼りになります。そして新しい生活に慣れ、
引越しから1年が経とうとしたとき、今年の夏もいろんなことがありそうなことが
わかります。
多感な年頃の少女 Emily の心の動きを丁寧に描いた秀作です。

3) 英語の経歴
大学卒業までは、英語はダメでした。ダメといっても極端で高校では 450 人中 420 番以降、
旺文社の模試も偏差値が 40 を切っていて、高3 のとき英文法の授業で1回も指名されませんでした。
それが何故か外資の小さなコンピュータ メーカーに就職し英文のマニュアルを読む羽目に。
おかげで、研修期間の3ヶ月で8時間で読めるページ数が 8 ページから 38 ページに
なりました。最初に英語が伸びた時です。在社中の18年間に2回 TOEIC を受験し
380 点と 430 点でした。
1998 年に退職し、米国のマッサージ学校に7ヶ月半留学しました。この時が実用英語が
最も身に付いた時期だと思います。帰国後、按摩の学校に通いながらコンピュータ関連の
翻訳のバイトをしてました。そして一昨年の秋に Harry Potter に挑戦して 10 ページで
脱落。もっとやさしい本をとアマゾンから Encyclopedia Brown を買ってまた挫折、
なんて時に「快読! 100 万語」をアマゾンで発見して即購入しました。既に子供の本に
走っていたので、SSS 式多読の考え方にすぐ賛同し 5 月 14 日に多読を開始しました。
ヒ○リング マ○ソンや English アド○ンチャなど1ヶ月も持たなかった私が
逆にはまって100万語まで来てしまいました。77 万語で受けた TOEIC は 520 点でしたが、
点数以上に多読の成果を実感しています。実際、Encyclopedia Brown も読めたし、
念願の一般向けPBも初めて読み通すことができました。

4) 多読の成果
本を読めるようになったことはもちろんですが、リスニングやライティング、そして
しゃべる方も上達したと思います。そして、この8ヶ月間ですべてが身に付いたと
言うよりも、今まで英語に関してやってきたことが有機的に結びつき始めたと
言ったほうがいいように思います。

5) 抱負
ちょうど新年ですので、多読の New Year's Resolution をしたいと思います。
a) 名作の原作を読む
b) 昨年末に入手した子供向けPBのうち 40 冊を読む (詳細は English Chat 参照)
c) 今後は本の正確な語数にこだわらず読む時間に回す

6) 最後に
昨年のトピックはなんと言ってもこの SSS 式多読に巡り会えたこと。
私の人生に大きな価値を加えてくれることは間違いありません。
SSS 式多読の普及に努められている酒井先生、古川さん、まりあさん、マリコさん、
SEG の方々、そしてタドキストの皆様に感謝して止みません。

では、Happy Reading!


▼返答


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