時間をかけて 楽しく読んだ 100万語

[掲示板: 〈過去ログ〉100万語通過報告 -- 最新メッセージID: 8032 // 時刻: 2024/11/24(10:10)]

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2671. 時間をかけて 楽しく読んだ 100万語

お名前: 大門
投稿日: 2004/1/8(01:46)

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こんばんは、大門です。

2003/12/23に100万語を通過いたしましたので、ご報告申し上げ
ます。

では、100万語までの道のりです。

総冊数 548冊

L0 およそ250冊
L1 およそ210冊
L2 およそ 80冊
残りの8冊は、どこかに該当ということで。(笑)

記録を見ると、PGR,OBW,HLR,ICR,PYR,SIR,ORT,MGR等を読んでました。
私はフィクションが苦手なのでOFF,Let's-Read-and-Find-Out,
Scholastic Rookie Readに相当助けて貰いました。私が多読を始め
た頃はノンフィクションのGRが少なく、読む本が無くて困ってまし
たけれど、ブッククラブにノンフィクション系のGRが入って来るよ
うになってからは、本を選ぶのがとても楽しくなりました。



私が多読を始めたのが2002/03/31でしたので、1年9ヶ月で100
万語を読んだことになります。読みたいな、と思ったら1冊ペラリ
と読む。読みたくなかったら全然読まない。丸々2ヶ月間読んでい
ない時期もあります。でもそんなことはまったく気にせず、読んだ
り読まなかったりを続けていただけで、ここまで来ることが出来ま
した。

読むのが面倒くさいな〜って時に読んでみたって、まったく頭の中
に入ってこなくて結局つまらないまま終わっちゃって、時間をムダ
にしちゃったような気になっちゃうんです。だったら読むことを忘
れて、他のことをしてた方が効率いいです。
おかげで私は100万語に至るまでの間、英語の本を読むのが辛かっ
たことはほとんどありませんでした。

なので「読むのが遅いかも…」と思いながら多読を続けている方に
言いたいことがあります。

多読は誰かと読む速度を競うモノではなく、自分自身が楽しめたか
どうかが基準です。早く100万語に到達したい気持ちもわからな
いでもないんですが、英語の本を読むことが心地良くて楽しい、そ
んな気持ちの方を優先して欲しいと思っています。

早いモン勝ち、じゃなく「楽しんだモン勝ち」ってことです。
ってことは、私も1年9ヶ月の間楽しんだってことか。ボケ〜っと
してる時間も多かったけど。(笑)

他にも多読を続けていて、いろいろと思ったことがあります。
一番強く感じていることとしては、「読んだら、寝る!」という作
業がとても重要なんじゃないかと…。
あんまし早く読み進めちゃうと、100万語到達までに寝る回数が
少なくて、眠っている間に脳みそが英語を整理しきれず「英語が解
る脳」になるのをちょっとばかり阻害していることになってるんじゃ
ないかな、と。あんましエラそうなことは言えないし、確信はまっ
たくないんですけれどね。^^;

ほら「お味噌」だって「じっくりと熟成させると美味しい」じゃな
いですか〜。(笑)人間の「おみそ」も時間をかけて熟成すると、
もしかしたら美味しいモノが出来るかもしれません。^^;


多読を始めた頃は、少なからず疑問がおきます。「ホントにこんな
やり方で英語の本が読めるんかなぁ?」とか「挫折しちゃったりし
ないのかな?」とか。でも、この一言でカタがつきました。

「気になることを、気にしない」

…随分と大業だなぁ。^^;
こんなちっぽけな悩みに振り回されるくらいならば、悩んでいたこ
とを忘れるくらい「やさしい本をたくさん読む」ことに没頭すれば
いいんじゃん!自分自身に悩んでるヒマを与えなければ、悩まずに
済んじゃうのです。あ〜、私って相当「おおらか」なんです〜。
お目出度いヤツですよねぇ。(笑)

でもこの位の気持ちでないと、結構クヨクヨしてしまうタチなので
私にとってはとても良い格言になっていました。


そんなおおらかな私が1年9ヶ月で100万語に到達したのですが、
その内の1年8ヶ月までで、57万語しか読んでいませんでした。
最後の1ヶ月で40万語強を読み切ってしまったのです。極端なん
ですがホントです。ではこの1ヶ月の間に何が起こったのか!と言
うと「部屋の模様替えをした」ことくらいでしょうか。ゆったりと
しつつ、集中して本を読めるような環境になったことで、私の中の
多読スイッチが常時オン、になってしまったようです。(笑)

L2の本のほとんどはこの1ヶ月間に読んだものです。ブッククラブ
で借りた本を読み切ってしまうと、近所の図書館で絵本を借りまし
た。11月の全国タドキスト大会で、職人さん経由でおーたむさん
から「Flat Stanley」を借り、帰りの電車の中でほぼ読み切って、
翌日にお返ししたりもしました。

こんな風に読むペースが異様に早かったり遅かったりしましたが、
一貫して言えるのは「楽しかった」ということです。気がつけばい
つの間にかレベルも1から2に上がってたし、全然苦しまずに英語
の本を読めるようになってきて「私でも出来るんだ」という自信が
ついたことが何よりも嬉しく思います。

だからまたいつか「本を読みたくない時期」が来たとしても、今ま
で読んできた100万語が減るわけでもないし、読みたくなるまで
騒がずに待っていればいいんだ、と自分に言い聴かせることも出来
るようになりました。

それでも今、ちょこっとだけ悩んでいます。(笑)
レベルをいつ頃上げようかなぁ?って思ったんですけど、本の方が
私を呼んでくれるような気がするので「気にしない」ことにします。


最後に
時間のかかる実験台を見捨てずに、辛抱強く観察してくださった
酒井先生にお礼申し上げます。

古川さん、マリコさん、まりあさん、の三賢者(?)にも、読書相
談会やお食事会、オフ会等でたくさん助言を頂きました。本当にあ
りがとうございました。

そしてすごく個人的にK子さん。(笑)
私を静かに見守ってくださってありがとうございます。私もK子さん
のように幸せになりますよ〜。いつか。(爆)必ず!^^

掲示版やオフ会、読書相談会や講演会でお会いした方々からはいろ
いろなカタチでかけがえのない宝を頂きました。これからは私から
みなさんへ頂いた宝を少しでもお裾分け出来るよう、縁の下に潜ん
でいることにします。(後ろ向きな発言だなぁ)

この掲示板に「100万語までの最長記録保持者の報告」を書き込
むように、私をしつこくつっ突いてくれた(爆)酒井先生にもう1度
お礼を申し上げて、私の報告を終わります。

酒井先生の実験台より愛を込めて(大転笑)

ではまたお会いしましょう。

▼返答


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