[掲示板: 〈過去ログ〉100万語通過報告 -- 最新メッセージID: 8032 // 時刻: 2024/11/24(09:01)]
上へ | 前のメッセージへ | 次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む | 訂正する | 削除する
お名前: yamikumo
投稿日: 2003/12/31(00:06)
------------------------------
100万語通過しました。
【期間】
2003年10月3日から2003年12月23日まで約3ヶ月弱
【レベル】
レベルの範囲は、レベル0からレベル5までで、レベル2から3を中心に読みました。
【お奨め本】
GradedReaders
The snow goose and other storys(Penguin1200語レベル)
The gladiator(Penguin1700語レベル)
The pelican bilief(Penguin2300語レベル)
児童書
Magic Tree Houseシリーズ
Mr.Majiekaシリーズ
My humorous Japanシリーズ
Marvin Redpostシリーズ
あまりみなさんが薦めていないMr.Majeikaシリーズを選んだ理由は、ただ登場人物のHamity Bigmoreのキャラが好きだという理由によります。
【英語歴】
・中学、高校、大学でいわゆる訳読・文法中心の学校英語を習う。
・受験英語という意味では、それなりの成績だった。
・大学受験の時、雑誌か何かで、音読の効用に関する記事を読み、直読直解の訓練をやった記憶がある。
・大学を卒業して17年経っているが、昨年9月から英語学習を始める。また、英語を効率的に学習するためのハウツー本を多数買い集める。
【感想】
英語を効率的に習得するためのハウツー本を多数購入する中、今年の9月に「快読100万語!ペーパーバックへの道」、「どうして英語が使えない」に出会いました。読了後、日本のこれまでの英語教育のあり方を呪い、もうケチのついている英語はこの際諦めて、いっそ英語以外の言語をやろうかと思いましたが、今の世界における英語の有用性を考え、なんとか英語に踏みとどまり、今これを書いています。
これまで読んだハウツー本には、単語の効率的な習得方法とか、TOEICの点数を如何に上げるかといったいわゆる抜け道を教授するものと、正当な勉強法だが、実際やるには当人にかなりの負荷がかかるものの2種類あったように思います。そして「抜け道」の方は受験英語でさんざんやって結局、ほとんど意味がないことが実証済みでしたので私は極力、手を出さないようにしてきました。一方、「正当だが、かなりの負荷」の方は、果敢に挑戦するも、結局、できなくて挫折感を覚えることの繰り返しでした。負荷への耐性には個人差があるのでしょうが、例をあげれば、私は、音読しながら筆写するとか、VOAをディクテーションをするなどには耐えられません。構文練習をひたすら繰り返すとか、ある纏まった英文を読んで、わからない単語は英英辞典ですべて調べ、その英英辞典の説明文にわからない単語があればイモヅル式に調べて筆写するなどとてもできません。これまで、こんな私でも継続でき、効果があったと思えるのは、唯一シンプルな音読だけだったと言えましょう。
大人になってからの英語習得には、母語干渉があると言われています。従来、母語干渉に耐え、英語を体得するためには、繰り返しが求められました。しかし、その繰り返しが単調で退屈なものであったり、苦痛を伴うものである必要があるでしょうか。効率的に英語脳を作るには、酒井先生の言われるように、簡単で楽しく継続可能な方法で大量に英語を浴びることでよいと思います(というかそれ以外私には無理)。何が退屈で、苦痛を伴うものであるかには個人差があるでしょうが、今、100万語に到達してみて、私にとって、多読は、簡単で楽しく継続可能で効果のある英語習得法であると思うし、多読をやった後にやれば「正当だが、かなりの負荷」がかかるその他の勉強法もやりやすくなるのではないかと思う。物語の力おそるべし。
【今後の目標】
私は、読むスピードが遅いようです。速くて100Word/Mくらい。読書相談会の時には、楽しく読めていればよいと慰めていただきました。フレーズ単位、センテンス単位の意味のかたまり読みが迅速にできれば読書スピードは上がると思うので、意味の固まり読みが上手くなることを目標にしたい。それにはまだ基礎ができていないように思う。2周目もレベル2から4を中心にします。
【辞書引きについて】
これまでレベル2から3を中心に読んできたので、知らない単語があまりなかったので、気にならなかったのですが、今、100万語到達記念で、シェルダンのThe sky is fallingを読んでいて、わからない単語がかなり出ているので辞書引きのタイミングについて考えました。結論。抜け道は極力やらないといった手前何ですが、単語集に載っていた単語だけわからなければ調べる。つまり、単語集に載っていたことを覚えている単語のみしらべるということです。完璧に覚えようとしなければ、一冊の単語集など1時間もかからず読めてしまうので負担にならない。また、単語集に載っている単語は、コンピュータやその他の方法を駆使してその道の専門家が重要語とみなして苦労して集めたものだから何らかの方法で利用しない手はないように思います。ただ、多読をやっていくとどこかで見た単語は、どんどん増えていくわけだから、単語集に載っていたものとの区別がつかなくなるので、単語集は何回か再読する必要があるとは思います。その際、単語集を読みながら、この単語は、あの本のあの場面にあったなと思い出したり、多読している際には気づかなかったけど、この単語、単語集に載っていたんだ、なんて思い出すのはわるくないのではないでしょうか。それが勉強になってしまうとまずいですが。
多読は、自然に少しづつ力をつける方法だから、小手先に頼るのはよくないと思いますが、多読をしながら得たある単語のイメージを確認したり、大量の多読後将来、自分の単語力を確認するための便利なツールあってもいいような気がします。下の二ついかがでしょうか。
多読用の英英和の単語集(シンプルで例文等はなし)
読むため辞書(英英和辞典)(引くための辞書ではないので、収録語数は少ないが、字が大きく、例文解説が多い。)
▼返答