[掲示板: 〈過去ログ〉100万語通過報告 -- 最新メッセージID: 8032 // 時刻: 2024/11/23(05:52)]
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お名前: まこと
投稿日: 2003/12/3(22:58)
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皆様、こんにちは。まことです。
とうとう100万語通過本を、今朝読み終わりました。
通過本は「There’s a Boy in the Girl’s Bathroom」です。
2002年11月7日から多読を始めたので、1年1ヶ月かかりました。
振り返って、1年1ヶ月は長かったですね。
たくさん、速く読まれている方たちの中で、本当に亀ペースですが、
でも確かに100万語読んだ、と思うと自信になりますね。
*100万語までに読んだ本
・GR Level 0 1冊
Level 1 4冊
Level 2 10冊
Level 3 10冊
・児童書 Level 0 15冊
Level 1 13冊
Level 2 40冊(Curious Gergeシリーズ、Marvinシリーズ、他)
Level 3 39冊(MTHシリーズ、Captain Underpantsシリーズ、他)
Level 4 4冊
Level 5 1冊(Charlie and the Chocolate Factory by Dahl(シマウマ読み)
Louis Sachar、Jacqueline Wilson, Roald Dahlなどの児童書が多いです。
・絵本 34冊(思っていたより少ないです。再読が多いのですね。)
・ORT stage 1+ 〜 stage 5
*「There’s a Boy in the Girl’s Bathroom」について
話題になっている本ですよね。皆さんの報告を読んでいて、
とてもすばらしい本だとわかっていたので、絶対通過本にしようと思っていました。
途中、ちょっと早く読みたくなって心が揺らぎましたが・・・。
通過本にして、よかったです。とても心に残る本でした。
Bradleyだけでなく登場人物の心の移り変わりを、とても細かく丁寧に表現しているので、
ものすごく気持ちが伝わってきました。
そして、約1年前は自分がこんなに分厚い洋書を読んで、感動するとは思っていませんでした。
今は「読めた」ことに感動し、「本の内容に感動している自分」に感動しています。
*100万語読んで(「Winnie-the-Pooh」の理解度の違い)
「快読100万語!」と出合う前に、講談社英語文庫「Winnie-the-Pooh」を買って、
買うだけで満足して本棚に飾ってありました。
そして多読を知ってから、Poohの本がどうしても読みたくなり、
無謀にも4万語の段階で読んだのです。
酒井先生の言いつけどおり、思い切り読み飛ばして、とりあえず最後まで読んだのですが、
理解度は20%くらいでしたね。
この本はPoohさんが時々言葉を間違えるのですが、この間違えにも私は気づきませんでした。
でも思い切り読み飛ばして、自分のレベルではないことを実感し、気持ちも落ち着き、
また本棚に置いていたのです。
そして94万語まで来た時に、ふと、この「Winnie-the-Pooh」が読みたくなり、読んでみたのです。
そしたら、なんとPoohが間違っている言葉も理解できるし、動物たちのおちゃめな発言や行動がよくわかったのです。
これには、本当に感動しました。いつの間にか、読めなかった本が読めるようになっていたのですから。
もちろん、細部についてはわからないところもあったので、理解度は85%くらいでしょうか。
でも楽しく読めて、うれしかったです。
本当に「快読100万語!」の本に出合えてよかった、と実感しております。
*自分の100万語をふりかえって
はじめは読み飛ばしがうまくできず、また1文読むごとについ日本語に訳してしまい、
なかなか進みませんでした。
「Frog and Toad」シリーズも、1冊読みきることができず、章ごとに分けて読んでいました。
それが、少しずつ英文に慣れてきて、絵本・GRを読みながら、
だんだんと児童書中心の多読となっていきました。
それで、60万語くらいですね。読書速度が気になったり、読む本を迷ったり。
めざせ100万語広場で相談をさせていただいたら、皆さんに励ましていただいて、
また約20冊読みたい本を購入することにより、元気が出てきたのです。
今思えば、ちょっと児童書に飽きていたのでしょう。
GR3の純愛小説「Two Lives」を読んで、久しぶりの大人の空気に新鮮さを感じ、
読む本の中にGRを取り入れるようになったら、一気に読書速度も上がった気がします。
60〜70万語が、ちょっとした転換期だったのかなと思います。
そしてレベル4の本も少しずつ読むようになりました。
*英語歴
中学時代は、英語が大好きでした。高校時代に長文読解が苦手となり、
さらに大学時代の友達がみんな英語が大得意だったので、このころから「英語」を
聞いたり見たりすると、石のようになり、劣等感を持つ人生となりました。
それが何年も続き、また子育てをするようになった時に、「子供に英語教育を」などと考え、
ありとあらゆるパンフレットを見たりしていました。
だんだんと子育てが落ち着いてきて、自分の時間が取れるようになったときに、
アマゾンで「英語学習法」をひたすら探している自分がいました。
「子供に英語を」と思っていたのは間違いで、本当は自分がもう一度英語を
勉強したかったんだ、と気づいたのです。
それで、英語の長文読解を解く問題集をしたり、音読も結構しました。
とにかく英語に触れていられることが、嬉しかったですね。
そして昨年10月末に酒井先生の「快読100万語!」に出合って、
それまでの生活ががらっと変わりました。
問題集も音読も、たくさん読んだ英語学習法の本もすべてやめて、多読の世界に入りました。
100万語はほんの通過点ですが、されどはじめの目標であったので、
100万語通過を迎えることができて、とても嬉しいです。
これも、酒井先生をはじめ、掲示板で泣き言を言っても、励ましていただいた
皆さんのおかげだと思っています。掲示板から、たくさんの元気をいつも頂いています。
本当にありがとうございました。
これからも、もちろん多読を続けて、酒井先生の「Writing指導」のように
自分の伝えたいことが、1文で浮かび上がってくるような力が
いつかつくといいなあ、と思っています。
70万語通過のあと、気持ちが焦ってしまい、広場での報告をしなかったので、
その後に読んだ本を、何冊か紹介します。
*Cliffhanger (by Jacqueline Wilson) L.3
挿絵もかわいく、とても読みやすかったです。
ちょっと弱気な男の子が、サマーキャンプでいろいろ体験していく中で、
少しずつ変わっていくところがおもしろかったです。
*The Wish I Wish I Never Wished(Full House Michelle #27)
MichelleとStephanieが大げんかをしてしまいます。
なかなか仲直りができなくて、読んでいてやきもきしますが、
最後にSurpriseがあり、ジーンときます。
書評をかきました。
*Death in the Freezer(OBW2)
表紙がこわいのですが、評判どおりとても面白いです。
一気に読みました。
*Elmer シリーズ L.3
・Elmer and the Dragon
・The Dragon of Blueland
「 My Father’s Dragon」(邦訳:エルマーのぼうけん)の続きです。
少年とドラゴンの間のお互いの思いやりが、とてもよかったです。
ほのぼの系ですね。
*Judy Moody シリーズ L.3
・Judy Moody
・Judy Moody Predicts the Future
MOMA親爺さんお薦めのシリーズです。
主人公の女の子Judyが、かわいくて、おちゃめです。
いきな感じがします。字も大きく、挿絵もかわいく、
表紙がおしゃれです。お薦めです。(他2冊はまだ読んでいません。)
*The Ring (PRG3)
これも評判どおり。「どうなっているの?」と思いながら、一揆読みです。
*Emma’s Yucky Brother(ICR3)
*Emma’s Magic Winter(ICR3)
モーリンさんお薦めの本です。心温まる本です。
*Patricia Maclachlan作
・Skylark L.3
・Caleb’s Story L.3
「Salah,Plain and Tall」の続編です。
優しく落ち着いた雰囲気が感じられる本でした。
*The Accidental Tourist(PGR3)
大人の小説ですね。児童書を読んでいる合間に読むと、とても新鮮。
*Beauty and the Beast(講談社英語文庫) L.2
ディズニーの「美女と野獣」も大好きですが、この本も大好きです。
*Sideways Stories From Wayside School(by Louis Sachar) L.4
30人の人(先生・生徒)の様子が、30章に分かれて書いてあります。
ここに出てくる子供達の性格などの描写が、とても細かいです。
一人だいたい3〜4ページです。道化師さんの書評がとても興味深いです。
ただ、私は30人をいっぺんには覚えられませんでした。
*Roald Dahl作
・George’s Marvelaus Medicine L.3
・Fantastic Mr. Fox L.4
どちらも読みやすかったです。それに、内容がおもしろいですよね。
どちらもお薦めです。
長くなってしまいました。それに、とても緊張して書いたので、
時間もたくさんかかってしまいました。
最後にもう一度、酒井先生、皆様、ありがとうございました。
これからも、よろしくお願いいたします。
(ここまで読んでいただいた方、長くてお疲れになったでしょう。すみませんでした。)
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