100万語になりました。(住みません。長いです。)

[掲示板: 〈過去ログ〉100万語通過報告 -- 最新メッセージID: 8032 // 時刻: 2024/11/23(18:10)]

管理用 HELP LOGIN    :    :


上へ上へ | 前のメッセージへ前のメッセージへ | 次のメッセージへ次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む返答を書き込む | 訂正する訂正する | 削除する削除する

1021. 100万語になりました。(住みません。長いです。)

お名前: みちる http://www.geocities.co.jp/Bookend-Soseki/3112/
投稿日: 2003/7/3(22:34)

------------------------------

こんにちは。
100万語達成しました〜。
やっぱり、うれしいですね。

90万から100万で読んだ本は
絵本
☆Beatrix Potter「The Story of Miss Moppet」
☆Jeanette Winter「Beatrix」
一般書
☆Keith Lowe「Tunnel Vision」
の三冊です。

合計で101万3385語になりました。

モペットちゃんのちょっとおまぬけな絵本(大好き)と、ポターの伝記絵本。
日本語で読んで面白かった「トンネル・ヴィジョン」の原作。
この本は、明日が結婚式だというのに、イギリスの地下鉄を全部まわって
みせると賭をしたアンディが、イギリスの地下鉄をまわるという作品。
なぜか、酔っぱらいの浮浪者が自分も一緒にまわると言い出したりして・・・。
恋人たちの喧嘩や、あやまりの会話も面白く、簡単にはいかないイギリスの
地下鉄でアンディは無事に全駅制覇できるのかとはらはらし、そして二人の
結婚はどうなってしまうのかとどきどき。スピーディで楽しくて、あったかくて
気持ちのいい本。イギリスの地下鉄と、ののしり言葉にはくわしくなるかも。
う〜ん。よかった〜。

今まで読んだ本の一覧は

○絵本○18冊。
☆Jhon Burningham「Mr Gumpy's Outing」
☆Dr. Seuss「My Many Colored Days」「The Cat In The Hat Comes Back」
「I AM NOT Going to Get Up Today!」
☆Leo Lionni「Swimmy」
☆Arnold Lobel「Mouse Soup」
☆Cynthia Rylant「The High-Rise Private Eyesシリーズ1-3」
☆Hans Augusto Rey「Curious Georgeシリーズ5冊」
☆Edward Gorey「AMPHIGOREY ALSO」
☆Nurit Karlin「I See, You Saw」
☆Beatrix Potter「The Story of Miss Moppet」
☆Jeanette Winter「Beatrix」

○児童書○39冊。
☆Mary Pope Osborne「Magic Tree Houseシリーズ1-12」
☆Dav Pilkey「Captain Underpantsシリーズ1-5(全)」
☆Louis Sachar「Marvin Redpostシリーズ1-8(全)」
「Wayside Schoolシリーズ1&別1-2」
☆Donald J. Sobol「Encyclopedia Brownシリーズ1-2」
☆Roald Dahl「Esio Trot」「George's Marvelous Medicine」
☆J.K.Rowling「Harry Potter and the Philosopher's Stone」
☆Full Houseシリーズ「Full House Michelle1 The Great Pet Project」
☆Enid Blyton「The Famous Five 1&3」
☆Darren Shan「Cirque Du Freak」
☆Jerry Spinelli「Fourth Grade Rats」
☆Edith Nesbit「Five Children And It」

○GR○34冊。
☆Rosemary Border「The Fifteenth Character」(OBW0)「The Piano」(OBW2)
☆Tim Vicary「The Coldest Place on Earth」(OBW1)「The Bronte Story」(OBW3)
「Ireland」(OFF2)「PoliceTV」(OBW0)「Titanic!」(OFF1)「White Death」(OBW1)
「Diana, Princess Of Wales」(OFF1)「Mary, Queen Of Scots」(OBW1)
「Grace Darling」(OBW2)「Mutiny ON The Bounty」(OBW1)「Justice」(OBW3)
「Chemical Secret」(OBW3)
☆John Escott「Girl on a Motorcycle」(OBW0)「Newspaper Chase」(PGR0)
「Agatha Christie, Woman of Mystery」(OBW2)
☆Michael Dean「New York Cafe」(OBW0)
☆Stephen Rabley「FLYING HOME」(PGR0)
☆Richard Macandrew「A Puzzle for Logan」(CER3)「Inspector Logan」(CER1)
☆Jennifer Bassett「ONE-WAY TICKET」(OBW1)「William Shakespeare」(OBW2)
☆Nathaniel Hawthorne「The House of Seven Gables」(PGR1)
☆Kenneth Grahame「The Wind in the Willows」(OBW3)
☆Bernard Smith「The Ring」(PGR3)
☆Andrew Matthews「The Phone Rings」(PGR1)
☆K. M. Peyton「‘Who, Sir? Me, Sir?’」(OBW3)
☆E. Nesbit「Five Children and It」(OBW2)「The Railway Children」(OBW3)
☆Elizabeth Gaskell「CRANFORD」(OBW4)
☆Peter Dainty「The LOVE of a KING」(OBW2)
☆Janet Hardy-Gould「Henry VIII And His Six Wives」(OBW2)
☆H.E.Bates「Go, Lovely Rose」(OBW3)

○一般書○2冊。
☆Danielle Steel「His Bright Light」
☆Keith Lowe「Tunnel Vision」

合計93冊。(キリンが五匹。パンダは十五匹くらい。冊数は少な目でしょうか。)

語数、感想などはこちらをご参照下さい。(最後の方はまだのっていませんが。)
http://www.geocities.co.jp/Bookend-Soseki/3112/yousho.html

もしかしたら、誰かの参考になればよいなと思うので、反省点なども
ふまえて少し書いてみたいと思います。(長くなってしまうかもしれませんが。)
(書き終えてみたら、めちゃめちゃ長くなってしまいました。ごめんなさい。
でも、がんばって書いたので100万ということで今回だけお許し下さい。)

◇◆◇多読をはじめる前◇◆◇
☆本を読むこと:活字中毒ではありませんが、本好きなので、年間6-700冊くらいは
日本語の本を読んでいて、(半分は絵本や児童書の類ですが)本を読むということ
は、かなり慣れている方だと思います。
洋書に対する関心も結構あって、未翻訳の作品などを中心に(なぜかオースティンが
二冊も・・・)30冊くらい持っているが、どれも、2ページ以上読んでいるものは
なくという状態。辞書ひきのあとが見られる本も2冊くらいありました。

☆英語:中学性の時「文型」と「発音記号」と「単語の暗記」に激しい拒否反応を
抱きました。もちろん英語の成績はいうまでもなく、かなり悪い。
高校のころから、暗記じゃなくてコアを知ることが大事なんだという考えになり
「ルーツ英単語」とか「コアを学ぶ〜」とか、そういう本を読むようになる。
「プレイン・イングリッシュ」なども好き。
分類と熟語と暗記が好きな先生の授業は一切無視。
日本語で読んでも何を言いたいのだか分からない英文和訳に切ない思いを抱きつつも、
ラ講(なつかしー)と代ゼミの先生のおかげでなんとか受験はのりきる。
その後は、大学ではちょっと授業もありましたが、社会人になると専門の英語に
少し接するくらい。もちろん、英語力は下がる一方・・・。

◇◆◇多読をはじめたきっかけ(一月後半)◇◆◇
仕事の関係で、A4一ページほどの英文を書かなくていけないことになったのですが、
その時点でパニックに陥り、何時間かかってもなかなか書けなくて、結局はアメリカ
帰りの人にすがりついて、助けてもらいながら、真夜中までかかって書きました。
あまりの英語力のなさに、情けなくなりながら、とぼとぼと英語コーナーを歩いて
いると、酒井先生の「快読100万語!ペーパーバックへの道」が目に入り、
でもハウツー本でしょと、その場では買わず、(すみません。)ただずっと気になって、
結局数週間してから購入。易しい本から読むというのに、なるほど!という気になって、
手持ちの絵本などから読み始め、本にでていたMagic Tree Houseなども購入。
あとはアマゾンでいくつか本を探して購入する。
英語勉強はあんまりしていなかったというのと、本を読むということに結構慣れて
いたので、最初から訳して読むというようなことはなくて絵本は楽しんで読みました。

◇◆◇挫折(二月半ば頃)◇◆◇
「Magic Tree House」では、はじめて一冊の本を読み切ったという感覚が得られて
うれしかったのだけど、それほど面白いとは思えず、少年探偵ブラウンシリーズも
いまひとつ、キャプテンアンダーパンツシリーズは面白いけど・・という感じ。
好きな作家の本ということでスピネッリやフィリップ・プルマン、サッカーの本を
買ってみるが、スピネッリとフィリップ・プルマンの本は、途中で息切れしてしまい、
サッカーの本は挿絵が好きじゃなくてすぐには読む気になれず・・・読みたい本と
読める本とのギャップに一月足らずで挫折。この時は4万語くらい。
サイトものぞいてみたのだけど、あまりにも膨大な気がして、通り過ぎてしまう・・・。

◎注
フィリップ・プルマンの本は、(二冊しか試していないけれど)同じ対象年齢の
なかでは、格段に難しいような気がします。いくら「ライラの冒険シリーズ」
が最高だと思っても、早めに読むのには向いていなかったと思います。
(そろそろ再チャレンジしたい。。)

◇◆◇再開のきっかけ〜(五月後半)◇◆◇
4月からNHKの英語講座のテレビを見ていたのだけれど、かなり繰り返し見ていた
ということもあってか5月くらいに、聞き取り能力がアップしていることに気がついた。
うれしくなって、他の英語教材なども少し見たりするようになり、英語の本も
読みたいなという気になってきた。

まずは、と手持ちのMagic Tree Houseから読み始めるが、全然読めなくなって
いることに気がついた。この一冊はほんっとにきつかったです。
ずっと読みつづけることが大事なのだなとつくづく思い、少し日本語の本を減らしても
英語の本を読んでみようかなという気になりました。(実際一月以上ほとんど日本語
の長編は読んでいません。80万語くらいになってやっと両方読めるようになってきました。
ちょっと日本語の本に飢え気味・・・。)
二冊目に、サッカーのMarvin Redpostシリーズを読み、特に後半でやっぱり
サッカーすごいじゃん!と、続きを読みはじめてどんどんはまっていきました。
更にMagic Tree Houseも4冊目くらになると、面白くなってきました。
読みたい本が見つかったというのは、とてもいい促進剤でした。

更に、このころに「今日から読みます100万語!」を見つけて、早速ペンを片手に
チェック。どんどん読みたい本もでてきました。
(この本、作者名が書いていないのだけがちょっと不満です。)
この本を読んでからだと、サイトも見やすくなって、書評コーナーなども
大変ありがたく参考にさせていただきました。読みすすめている方々に
出会えたというのも、一緒に読んでいきたいなという気になりましたし、本の
情報も教えていただけたし、ほんと大きかったですね。
もうひとつ、不自然な英語という気がして避けていたGRを読むきっかけになったのも
ありがたかったです。
最初GRは本を読んでいて面白そうだと思った「The Bronte Story」だったのですが、
これでGRに対する拒否感がなくなりました。

すこし読めるようになってきたかなという気持ちになってきて、日本版発売の前に買って
あったのに、一ページで挫折して本棚の隅に眠っていたハリポタの一巻をなんとか読む。
これを読めたことで、読める力がついてきたんだなーとしみじみと感じて、これなら
読みたい本がどんどん読めるかもしれないぞという気になってきました。

もうひとつ、うれしかったのは、本屋で気になっていたダニエル・スティールの「輝ける日々」
小説じゃないけど、ダニエル・スティールは読みやすいと書いてあったし、英語で読めたら
絶対うれしいよな〜と、無謀かもと思いつつ英語で読んでみたら「知らない単語なのだけど
ほとんど意味が分かる」という体験をしたことですね。これこそ読む効果なのかな〜と。
あとはもう一気に駆け抜けるように・・・。

読まなくてはという気持ちから読みたいという気持ちになったこと、
読みたい本が見つかったこと、読みすすめている人達と交流が持てたこと、
効果が実感できたこと(キリンもパンダも絶対にいた方がいいと思います)。
この辺が読みすすめていく上でほんとに大きかったです。

それにしても、最初の一月で4万語、後の一月半で96万語は、極端ですね。
キリン二匹くらいで四ヶ月から半年で挫折無く読めていたらよかっただろうな
と思ったりします。

◇◆◇多読の効果◇◆◇
間違いなく読む力は格段にアップしました。
専門の英語でさえ、びっくりするほどすらすらと読めるようになったし、
息切れして読みきれなかった本も読めるようになりました。
今までだったら読まなかっただろうなと思う説明書の類なども、いつの間にか
読んでいたりします。
語彙力も、まずまずあがったかなと思うのですが、それ以上にinとかatとか
withとかそういう単語の感覚が少し分かったような気がします。
聞く、書く、話すということについては、今の所はこれという進歩は見られて
いないのですが、前に書いたように前置詞の迷いは少なくなったのかな・・・。

本にも、サイトにも、もちろんサイトに集っている方々にも、本当に感謝しています。
どうもありがとうございました!!!

これからも、よろしくお願いします。


▼返答


Maintenance: SSS 事務局
KINOBOARDS/1.0 R7.3: Copyright © 1995-2000 NAKAMURA, Hiroshi.