[掲示板: 〈過去ログ〉図書館・Website・Event等情報 -- 最新メッセージID: 1222 // 時刻: 2024/11/25(20:27)]
上へ | 前のメッセージへ | 次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む | 訂正する | 削除する
お名前: ミグ
投稿日: 2006/6/29(02:24)
------------------------------
現在、大学図書館を拠点として多読を実践されている方が多いと思います。
GRなどの多読書籍が大学図書館に所蔵されいても一般開放されていない事が多い
ですが、大学図書館と公立図書館の連携の先進事例として、鳥取県の事例をご紹介します。
2001年 鳥取県立大学・鳥取環境大学・鳥取短期大学・米子高専間で連携を深め
るため「鳥取県大学図書館等協議会」を設立
2002年 鳥取大学と鳥取県立図書館が相互協力協定を締結。相互貸出サービス
開始。
2005年 鳥取市立図書館と鳥取県立大学図書館中央館、米子市立図書館と鳥取県
立大学図書館医学部分館が相互協力協定を締結。
以上、箇条書きではありますが、このような経緯で改革が進行し、現在鳥取県で
は館種を超え、大学図書館の図書を公立図書館で、公立図書館の図書を大学図書
館で借りれるようになっています。
また、正規職員の司書を全日制の県立高校に配置したり、県立図書館から県立高
校が図書の借り入れを行うなど、改革が進行中のようです☆
大学図書館と公立図書館の連携は、まだまだ発展途上だとミグ思いますが、現場
の心ある司書やその他図書館関係者の尽力で、理想的な連携が鳥取県では実現し
ています。今後、他の都道府県でも同じように連携が進んでくれないだろうか、
とミグ思う次第です!!どうすればこのような連携が実現するのか?何か情報を
お持ちの方がいましたら、是非是非ご意見をお聞かせくださいm(_ _)m
なお、この投稿は日本図書館協会発行「図書館雑誌」2006年5月号P276、P277を
参考にしております。興味のある方は是非お読みください。地元の公立図書館に
問い合わせれば、容易に入手できると思われます。
では
▼返答