心斎橋の新しい洋書店

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243. 心斎橋の新しい洋書店

お名前: 杏樹
投稿日: 2006/6/3(23:16)

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丸善が閉店して悲しんでいましたが、心斎橋に洋書店ができました。
「ランダムウォーク」心斎橋店です。西心斎橋、ビッグステップの近くです。

まず1階はビジュアル系。写真集、画集、、建築、デザインなど。けっこう大型の本もあり、「見て楽しむ」本中心。日本語の本も入ってます。洋雑誌もたくさんあります。

2階は絵本、児童書、ペーパーバック。絵本は日本語もあります。
洋販ラダーのシリーズが並んでいるところに「多読3原則」の説明が。その近所には「快読100万語!」や「今日から読みます」など多読関係の本も、そして「どうして英語が使えない?」もありましたが、アピール度が足りないと思いました。「多読3原則」と書いてその内容の説明はしてあるものの、そのために「やさしい本をたくさん」と言う説明がなく、「100万語」関係の本との関連付けもされていません。そしてよく見渡してみると…GRがない!!!これは書店に要求してみるべきでしょうか…。
ICRとSIRはありました。
児童書は多読で定番のものがけっこうありました。しかし少々悲しいのは帯がついてて、いちいちTOEIC××点レベルと書いてあるところ。そして品揃えもかつての丸善よりはスペースが少なくて少々淋しかったです。

ペーパーバックはロマンス、ノンフィクション、ミステリー、文学とジャンルに分かれています。そのあたりには外国人が何人かうろうろしていました。
しかし英語以外の本はありませんでした。絵本に少々フランス語が混じっていました。
ファンタジーが並んでいるところもあって、そこには「指輪物語」のコンプリ本が!「これ、本?!」と思うほど分厚いです。しかもペーパーバック!何を考えてこんなものを出版したのかと思います。こんなに分厚かったら持ち歩きはできませんし、手に持って読むこともできません。

偵察だけのつもりでしたが、1冊だけ本を買いました。それはダールの「RHYME STEW」。ダールの本はたくさん並んでいましたが、これは全く未知の本でした。書評を探してもありませんし、もしや新発見?!おなじみのブレイクの絵ですが、表紙に書いてあるシチューなべに「Warning Unsuitable for Small People」と書いてあります。うす〜い本で、中を見ますとイラストが豊富で児童書っぽいのですが、字がとっても細かいです。目次を見ますと、マザーグースや童話のパロディもあるようです。子どもが読んではいけないぐらい毒が効いているのかも…。読むのが楽しみです。

おまけ:
帰りに心斎橋の「ヤマハ」に寄りました。そうしたら「ミサ曲 ラテン語・教会音楽ハンドブック」という本を見つけてしまいました。
実は私は西洋中世の音楽が好きで、そこではラテン語が用いられていることが多いです。それでラテン語もわかるようになりたいと思っていました。しかし普通ラテン語はテキストになるのはたいていローマ時代のものです。でも私はローマ時代は興味がありません。
しかしこのラテン語なら興味が持てる!
CDを聞いているだけではわかりにくかった発音も解説してくれていますし、これでラテン語がわかるようになるかも???


▼返答


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