[掲示板: 〈過去ログ〉多読で壁を感じたときの広場 -- 最新メッセージID: 420 // 時刻: 2024/11/23(01:56)]
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201. 【最終議題】 Happy Readingのコツ 見得張り系
お名前: 道化師
投稿日: 2004/1/28(01:45)
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ペギー双葉山さん、御苦労様です。道化師です。
停滞問題の発端を片隅で担った者として、
一度位は顔を出さねばと思い、出てまいりました。
〉停滞プロジェクト、最後の質問です。
〉「あなたの”Happy Readingのコツ”を教えてください!」
コツという程の事も無いのですが、ひとつあるんです。
〉■解説
〉「Happy Readingをするにはどうすればいいか」
〉ということと同義です。
洋書を読んでいて、Happyな状態になる方法ですよね。
〉■ テクニック
〉■ 癒し系
〉■ 情熱系
〉■ お色系
〉 などなど・・・
以上の四つは、私にとっては真面目と言うか、本に対して誠実すぎて、
効果が少ないんです。
で、自分のハッピーに読める状態を考えた時、
悟ったのが、
■見得張り系
です。
つまり、英語の本その物を楽しむんじゃなくて、
「洋書を読んでいるワ・タ・シ」を楽しむ、自分に酔う方法です。
私自身の実体験として、電車の中や、喫茶店みたいに、
人目がある中で読んだほうが、家の中で一人読んでいるよりも、
つまらない本でも、読めてしまう気がするんですね。
つまり、人目を気にして、一心不乱に格好つけて集中して読めるんです。
勿論、周りには、「洋書を一心不乱に楽しんでいる自分」を意識しています。
で、「なんて、今の自分は格好良いんだろう」とハッピーになるんです。
思い起こせば、私が多読を始めた潜在意識には、
「英書がスラスラ読めたら格好良い」があったに違いないのです。
確か、今から10年くらい前に、新横浜プリンスホテルの前を歩いていた時に、
歩道から覗けるラウンジに一人でお茶しながらハードカバーの洋書を読んでいた
20代の女性を見て、
「あぁ、なんて格好良いだろうなぁ」って思ったのを覚えています。
多分、その時から、洋書を読む=カッコいいになったのだと思います。
で、この停滞打破、ハッピーリーディング継続の為の
見得張りを意識的にするには、
次のような方法が考えられます。
1、カッコいい場所で読む。
例。帝国ホテルのラウンジ。
山の上ホテルのワインバーのカウンター。
神宮外苑のオープンカフェの道路際の席。
表参道の国連大学の隣のビルの半地下のマクドナルドの表の席。
2、カッコ良く読む。
例。バーのカウンターでバーボンを傾け、煙草の煙を燻らせて、
チャンドラーを読む。
季節外れの海岸で、カーデガンを肩に羽織って、
一人かもめのジョナサンを読む。
3、カッコいい本を読む。
例。不幸本がイラスト無しなら、カッコいい。
ペーパーバックなら、ピカピカにしているより、
無造作に反り返りがあるほうがカッコいい。
魔術の本のような、ハードカバーの古びた古本もカッコいい。
以上の要素をいくつか取り合わせて、
格好から入る多読って言うのも、私みたいなミーハー系タドキストには、
効果ありです。
でも「恋と多読には方法は選ばない」で良いんですよね?
ではであ。
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