[掲示板: 〈過去ログ〉多読と英語学習・試験に関する掲示板 -- 最新メッセージID: 1756 // 時刻: 2024/11/26(12:48)]
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お名前: faure1845
投稿日: 2011/4/30(21:54)
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〉こんにちは。イギリス英語の寅彦です。
寅彦さん、はじめまして。お返事ありがとうございます。
〉〉〉 また、私はイギリス英語にも力を入れたいのですが、『イギリス英語を学ぶにしても、それ以外の相手とも会話をやってみていいんじゃないか』という人もいるのですが、多読的アプローチでは、様式・スタイルの違いを乗り越えて、「ごちゃまぜ英語」にならずに済むものなのでしょうか?
〉〉〉 ちなみに、自分は、その対処法として、「〜 in Use」のシリーズのイギリス英語版をやっています。
〉〉〉 また、英会話の講師は、「・・・(US)/・・・(UK)」などと板書に表記して口頭で解説しながら時間を割いて教えて頂いています。講師は色々な方からレクチャーしていただけるシステムで、その都度予定が合えは、選択可能です。
〉〉〉 ただ、英語の様式・スタイルの違いとして取り上げられる項目数は当然ながら少ないです。一回につき、一個か二個ぐらいでしょうか。
〉〉 こっちの疑問に関しては、英米のどちらかのスタイルに傾斜して学んだり多読を実践なさっている方か、そういう違いすら乗り越えて両方に通じておられる方にお聞きしたかったです。
〉イギリス英語の勉強をしなければアメリカ人がイギリス人とコミュニケーションできないというわけでも無いでしょうから、米語に集中するのが良いのではないかと思います。
とってもシンプルですがその通りですよね。
ただ、ということになるとその逆「アメリカ英語の〜なければイギリス人がアメリカ人と〜無いでしょうから、英国の英語に集中〜良いのではないか」も成り立つのでしょうか?
ちょっと変な疑問かも知れませんが、自分の英会話の担任的な講師はイギリス人でありまして、その人と最も仲も良く信頼関係もあついという事情があり、更にその方はアメリカ英語は本人曰く『よく分からない』そうで、時々これまたコテコテの米語のアメリカ人の他の講師とのやりとりで齟齬があると日本人講師から聞きました。
寅彦さんの言葉と英会話の二講師の方々の言葉の価値観の相違の問題から浮上した僕の疑問は、「イギリス英語に強くなりたい」とすると、ごちゃまぜかアメリカ英語に集中した場合、僕の担任的な方のような「イギリス人的価値観・考え方」のようなものが分かるのか或いはイギリス的でもアメリカ的でもない状態になり色々と問題が生じる可能性があるのではないかということです。
寅彦さんはイギリス英語メインということで、ますます迷ってしまう・・・
そして、うちの英会話の先生同士の齟齬というのも、「英語を教えている」という立場上踏み込んで話し合っているからただ衝突があるというだけであって、一般的には寅彦さんのおっしゃる通り何も問題ないのかも、と思ってみたり・・・
せっかくアドバイスして頂いたのに、大変申し訳ないです。
米語で十分ならそれで良いと思っていますので、今まで考えていた「徹底して米語を意図的に避けていく」ということに拘らずに、もっと気楽に行こうと思います。
もし寅彦さんが、「米語中心の方が楽か或いは合理的である」とお考えになってあどばいすして下さったのであれば、更に一歩進めて「英国系をとにかく集める」という思考もいったん解体しようかなと思います。
もし差し支えなければ、レスで上のように(「イギリス英語の勉強を〜」)おっしゃって下さったことの理由というか、その根拠のようなものをお示し下さるととても助かります。(かなり変な疑問かもしれないのですが・・・)
いずれにせよ、「イギリス英語をモノにする」という大義名分を掲げていくぶん凝り固まった考え方をしてきたのが分かったので、その変化が英会話にも多読にも活きてくるような気がしました。
自分の英語への取り組み方を見直すきっかけを与えてくださってありがとうございます。
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お名前: faure1845
投稿日: 2011/4/30(22:30)
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今ウィキペディアで「イギリス英語」を調べたのですが、とても奥深くてびっくりしました。
もしさっきのレスに根本的な誤りや訳の分からない所等がありましたらすみません。
ちなみに自分は、フランス(クラシック)とドイツ(精神分析)とイギリス(精神分析)に関係のあるものを学んでいるので、かなりヨーロッパ寄りということで、イギリス英語の需要が高くなりそうです。
以上です。
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お名前: 寅彦 http://shibutora.g.hatena.ne.jp/shibutora/
投稿日: 2011/5/1(10:09)
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faure1845さん、こんにちは。
アメリカ英語、イギリス英語 (或いはその他の英語)を学ぶ、或いはそれらが混ざると言う時に、発音、綴り、文法、言い回し(或いはその後ろの文化的背景)など、色々な要素があると思います。
どれについてのお話かを明らかにしないとかみ合わなくなります。
発音について言えば、自分の発音体系がしっかりするまでは米語なら米語でやるのが良いと思っています。
それは例えば、map の発音は米人から習い、bagの発音はイギリス人から習い、結果として同じであるべき「a」の発音が(同じ人から発せられているにも拘わらず)異なっているということを避けるためです。そのような混乱は聞き手を混乱させます。(国際線のCAのアナウンスに多い)
発音に癖がある人の聞き取りをする場合でも自分の発音体系がしっかりしていれば、「この人は私の●●の音を▲▲にする癖がある」という風に自分の体系をベースに相手の発音体系を短時間に理解し、聞き取れるようになると思います。
私の時代は学校英語も入手可能な教材も米語だったことから米語と書いたのですが、環境が許すならイギリス英語でも良いでしょう。
寅
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〉faure1845さん、こんにちは。
寅彦さん、こんにちは。
〉アメリカ英語、イギリス英語 (或いはその他の英語)を学ぶ、或いはそれらが混ざると言う時に、発音、綴り、文法、言い回し(或いはその後ろの文化的背景)など、色々な要素があると思います。
〉どれについてのお話かを明らかにしないとかみ合わなくなります。
僕の場合は文法や言い回しは英会話と『〜in Use』シリーズ(どれも英国系が多いです)とである程度区別がつき、理解は割合しやすいです。
ただ、その場で話すときにアメリカとイギリスが混ざることがまだ多いですし、発音はこれまでの中学校から大学入試までのあらゆる教材の影響と授業での発音練習の影響からか、アメリカ式に慣れてしまっているので、いまだイギリス式に切り替えることが出来ていません。
それなのに、綴りや句動詞・言い回しなどはイギリスで言っているのですね。
そこは英会話スクールだし、まだ初級レベルなので、特に指摘はされませんが、もう少し先に進むと、カリキュラムで発音や流暢さなども課題とされるようになっています。
〉発音について言えば、自分の発音体系がしっかりするまでは米語なら米語でやるのが良いと思っています。
〉それは例えば、map の発音は米人から習い、bagの発音はイギリス人から習い、結果として同じであるべき「a」の発音が(同じ人から発せられているにも拘わらず)異なっているということを避けるためです。そのような混乱は聞き手を混乱させます。(国際線のCAのアナウンスに多い)
それに関しては、自分はまだ発音体系がしっかりしているとは言いがたいので、米語の発音のままでいこうと思います。
私自身から発せられる同音が違う発音になり、徒に聞き手を混乱させぬよう努めたいと思います。
〉発音に癖がある人の聞き取りをする場合でも自分の発音体系がしっかりしていれば、「この人は私の●●の音を▲▲にする癖がある」という風に自分の体系をベースに相手の発音体系を短時間に理解し、聞き取れるようになると思います。
そうなのですね。
自分はアメリカベースの発音体系が今まで構築されてきたなかで、最近多読の朗読や英会話の講師の発音がイギリスが多くなってきたので、時々彼に聞き返したりしたいたのですが、もしかすると自分がこうだと思っている音イメージと違う発音をなさるかせら、認識が上手くいっていなかったのかもしれません。
〉私の時代は学校英語も入手可能な教材も米語だったことから米語と書いたのですが、環境が許すならイギリス英語でも良いでしょう。
ただ最近はイギリスのものを多くそろえてきた結果、現在のところ多読・多聴・文法・英会話はどれも英国式が多くなっていたので、私はイギリス英語にしたいと思います。
折り返しレスをつけていただき、ありがとうございます。