多読と精読

[掲示板: 〈過去ログ〉多読と英語学習・試験に関する掲示板 -- 最新メッセージID: 1756 // 時刻: 2024/11/26(02:49)]

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1102. 多読と精読

お名前: たかぽん http://dandelion3939.blog38.fc2.com/
投稿日: 2011/2/19(23:44)

------------------------------

こんばんは、たかぽんです。
このところ、それとなく、「多読と精読」のことを考えています。

古代ローマの、小プリニウスという人の言葉に、こういうのがあります。

  aiunt enim multum legendum esse, non multa.
  「多読より精読すべきだと言われている。」

  (『ギリシア・ローマ名言集』柳沼重剛編より)

はたまた、語学の巨人、関口存男の口癖は、

  「第一多読、第二多読、第三多読」

で、上達にはこれしかない、とおっしゃっていたそうです。
(授業も充実していたそうですが。 『ことばの哲学 関口存男のこと』池内紀著)

どうしたものか。

自分のことを言いますと、最近、なんとなくラテン語をやっているのですが、
ダーッと読む(聞く)多読と、意識的に単語や文法のことを押さえる精読と、
どちらも必要かなぁという気がしています。
ダーッと読んでばかりだと、さっぱりわかってこないし、精読ばかりだと、しんどいし。

でも、精読するにしても、多読的といいますか、なるべく「習うより慣れよ」的に、
頭に負担をかけずに、音読を楽しむ的にやったほうがいいかなぁ、とは感じます。
しかし本当は、最初に基本文法もガッチリ覚えてしまったほうが、いいのかもしれません。。
(私にはできないというだけで・・・)

英語についても、何回も読んだり聴いたりした素材を、ちょっと精しめに読んでるのですが、
素通りしてた言葉が拾えて、おもしろいです。この本にはこんなことが書いてあったのかぁ、
という発見もあったり。。
英語で書かれたボキャビル本を、いっぱい英英辞書引きながら読んだりもしています。

みなさんは、多読や精読について、どうお考えですか?
まぁ、何をもって「多読」や「精読」と言うのか?というところからして、
人によっていろいろだとは思うのですが・・・


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1103. Re: 多読と精読

お名前: b-73
投稿日: 2011/2/20(21:10)

------------------------------

こんばんは。ラテン語ですか。たかぽんさんのブログで見た記憶がありますが、いまさらですが、ハイソな言語の選択ですね(笑

> でも、精読するにしても、多読的といいますか、なるべく「習うより慣れよ」的に、
> 頭に負担をかけずに、音読を楽しむ的にやったほうがいいかなぁ、とは感じます。

精読は人によっては文法とか構文も細かく調べるそうですね。自分は単語とかはそうでもないんですが、文法書に当たるのは苦手意識があります。なにかの教材みたいなので最初から説明があるものなら問題はないのですが(といっても英語だとちょっとやってダメで、けっこう時間経って上達してからリベンジできたものも多いのですけれど)、難しい本で文法もだと自分で一から調べるのは負担に感じるように思います。

(紙の本のフィクションは)簡単な本を中心に読んでいますが、そっちなら文法含めても問題なく精読できてしまいそうな気はしますが。もともと調べるところがあまりない(ような気だけはする)ので、時間さえ確保できればSVOふりまくれる気しますw
(実際やったら撃沈してると思いますが。気がついていないですが素通りしていることも間違いなくけっこうあるでしょうし)

音読の方は、英文(を暗記するつもりはなとくも)暗記してしまうぐらいまでやろうと思ってやっていたのですが、その目的だと「伊藤サムの英語のプロになる特訓」が段階踏んでいて、かつ1つの文章を精読教材に使ったり、音読教材に使ったり、そこから穴埋め(文法?)問題をつくったりで、色んな方向から叩くみたいなのでこれやってみたかったなと思ってはいるのですが。Amazonのレビューとか読んだだけなので実際期待しているものと違うかもしれないですけど。
http://www.amazon.co.jp/dp/4789013871


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1105. Re: 多読と精読

お名前: たかぽん http://dandelion3939.blog38.fc2.com/
投稿日: 2011/2/20(22:55)

------------------------------

b-73さん、こんばんは。たかぽんです。

〉こんばんは。ラテン語ですか。たかぽんさんのブログで見た記憶がありますが、いまさらですが、ハイソな言語の選択ですね(笑

 なんでラテン語なんかやりたくなったんでしょうね(笑
 でも、英単語の語源がよくわかるようになったりと、意外と楽しくやってます。

〉> でも、精読するにしても、多読的といいますか、なるべく「習うより慣れよ」的に、
〉> 頭に負担をかけずに、音読を楽しむ的にやったほうがいいかなぁ、とは感じます。

〉精読は人によっては文法とか構文も細かく調べるそうですね。

 そういう「精読」もあるみたいですね。
 難しい文章を読めるようになるためには、構文分析も鍛えないといけないのかもですが。。

〉自分は単語とかはそうでもないんですが、文法書に当たるのは苦手意識があります。なにかの教材みたいなので最初から説明があるものなら問題はないのですが(といっても英語だとちょっとやってダメで、けっこう時間経って上達してからリベンジできたものも多いのですけれど)、難しい本で文法もだと自分で一から調べるのは負担に感じるように思います。

 私も、せいぜい英英辞書を引くぐらいで、文法書とかは見ませんね。
 ただ、ラテン語は本当の初歩なので、各課についた文法説明(in ラテン語)や、
 英語での説明、ラ英辞書を読んだりします。

〉(紙の本のフィクションは)簡単な本を中心に読んでいますが、そっちなら文法含めても問題なく精読できてしまいそうな気はしますが。もともと調べるところがあまりない(ような気だけはする)ので、時間さえ確保できればSVOふりまくれる気しますw
〉(実際やったら撃沈してると思いますが。気がついていないですが素通りしていることも間違いなくけっこうあるでしょうし)

 SVO振るのとかは、めんどくさそうだなぁ・・・

〉音読の方は、英文(を暗記するつもりはなとくも)暗記してしまうぐらいまでやろうと思ってやっていたのですが、その目的だと「伊藤サムの英語のプロになる特訓」が段階踏んでいて、かつ1つの文章を精読教材に使ったり、音読教材に使ったり、そこから穴埋め(文法?)問題をつくったりで、色んな方向から叩くみたいなのでこれやってみたかったなと思ってはいるのですが。Amazonのレビューとか読んだだけなので実際期待しているものと違うかもしれないですけど。
〉http://www.amazon.co.jp/dp/4789013871

 Amazon見てみました。これ、魅力的ですねぇ。
 やっぱり、精読そのものよりも、アウトプットを目指して勉強するのが、いいのかも。
 アウトプット訓練の中で、言葉もわかってきたりしますからね。。
 私は、伊藤サムさんの本を読んで、多読を始めた口なので、ここらで一つまた、
 伊藤サムさんの本で、鍛え直してもらおうかなぁ。。
 
 参考になりました。ありがとうございました。


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1104. Re: 多読と精読

お名前: 杏樹
投稿日: 2011/2/20(22:46)

------------------------------

たかぽん、こんばんは。

〉こんばんは、たかぽんです。
〉このところ、それとなく、「多読と精読」のことを考えています。

〉古代ローマの、小プリニウスという人の言葉に、こういうのがあります。

〉  aiunt enim multum legendum esse, non multa.
〉  「多読より精読すべきだと言われている。」

〉  (『ギリシア・ローマ名言集』柳沼重剛編より)

おお、ラテン語。

〉はたまた、語学の巨人、関口存男の口癖は、

〉  「第一多読、第二多読、第三多読」

〉で、上達にはこれしかない、とおっしゃっていたそうです。
〉(授業も充実していたそうですが。 『ことばの哲学 関口存男のこと』池内紀著)

ほ〜〜。

〉どうしたものか。

〉自分のことを言いますと、最近、なんとなくラテン語をやっているのですが、
〉ダーッと読む(聞く)多読と、意識的に単語や文法のことを押さえる精読と、
〉どちらも必要かなぁという気がしています。
〉ダーッと読んでばかりだと、さっぱりわかってこないし、精読ばかりだと、しんどいし。

〉でも、精読するにしても、多読的といいますか、なるべく「習うより慣れよ」的に、
〉頭に負担をかけずに、音読を楽しむ的にやったほうがいいかなぁ、とは感じます。
〉しかし本当は、最初に基本文法もガッチリ覚えてしまったほうが、いいのかもしれません。。
〉(私にはできないというだけで・・・)

文法をガッチリやったら読解力が上がるのか…?とい疑問がなきしにもあらず。

〉英語についても、何回も読んだり聴いたりした素材を、ちょっと精しめに読んでるのですが、
〉素通りしてた言葉が拾えて、おもしろいです。この本にはこんなことが書いてあったのかぁ、
〉という発見もあったり。。
〉英語で書かれたボキャビル本を、いっぱい英英辞書引きながら読んだりもしています。

楽しそうですね。

〉みなさんは、多読や精読について、どうお考えですか?
〉まぁ、何をもって「多読」や「精読」と言うのか?というところからして、
〉人によっていろいろだとは思うのですが・・・

上に書いてあるようなことが楽しかったらそれを続けていればいいんじゃないでしょうか。
私は810万語報告で「多読的精読」について書きましたけど、それは「丁寧に読む」ということでした。
「精読」の定義はいろいろあるでしょう。でも辞書を引いて、文法を調べて、隅から隅まできちんと調べて…英語が読めるようにならなかった人が多読に流れてきていることが多いわけですし、結局はそれを続けていけるかどうかでしょうね。
そして何のために文法や単語を調べるか。もしそれが続かなくて挫折するなら、わからないところは飛ばして多読した方が楽しく続けられます。

もしTOEICなど特定の目標があったら、試験対策をした方が手っ取り早いです。もし精読をしたいなら、いったい何のために「精読」するのか、それが自分が望む英語力とどう結びつくのか、そこを考えて自分にとって一番いい方法を試行錯誤してみるのがいいと思います。


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1106. Re: 多読と精読

お名前: たかぽん http://dandelion3939.blog38.fc2.com/
投稿日: 2011/2/21(00:00)

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杏樹ん、こんばんは。

〉たかぽん、こんばんは。

〉〉こんばんは、たかぽんです。
〉〉このところ、それとなく、「多読と精読」のことを考えています。

〉〉古代ローマの、小プリニウスという人の言葉に、こういうのがあります。

〉〉  aiunt enim multum legendum esse, non multa.
〉〉  「多読より精読すべきだと言われている。」

〉〉  (『ギリシア・ローマ名言集』柳沼重剛編より)

〉おお、ラテン語。

  ラテン語ってだけで、なんだかすごいことを言ってるような気になりますよね。。

〉〉はたまた、語学の巨人、関口存男の口癖は、

〉〉  「第一多読、第二多読、第三多読」

〉〉で、上達にはこれしかない、とおっしゃっていたそうです。
〉〉(授業も充実していたそうですが。 『ことばの哲学 関口存男のこと』池内紀著)

〉ほ〜〜。

  この本は、いと面白かったです。ブログにもちょい書きました。
  [url:http://dandelion3939.blog38.fc2.com/blog-entry-730.html]

〉〉どうしたものか。

〉〉自分のことを言いますと、最近、なんとなくラテン語をやっているのですが、
〉〉ダーッと読む(聞く)多読と、意識的に単語や文法のことを押さえる精読と、
〉〉どちらも必要かなぁという気がしています。
〉〉ダーッと読んでばかりだと、さっぱりわかってこないし、精読ばかりだと、しんどいし。

〉〉でも、精読するにしても、多読的といいますか、なるべく「習うより慣れよ」的に、
〉〉頭に負担をかけずに、音読を楽しむ的にやったほうがいいかなぁ、とは感じます。
〉〉しかし本当は、最初に基本文法もガッチリ覚えてしまったほうが、いいのかもしれません。。
〉〉(私にはできないというだけで・・・)

〉文法をガッチリやったら読解力が上がるのか…?とい疑問がなきしにもあらず。

  私も、よくわかりません。やったことないので…

〉〉英語についても、何回も読んだり聴いたりした素材を、ちょっと精しめに読んでるのですが、
〉〉素通りしてた言葉が拾えて、おもしろいです。この本にはこんなことが書いてあったのかぁ、
〉〉という発見もあったり。。
〉〉英語で書かれたボキャビル本を、いっぱい英英辞書引きながら読んだりもしています。

〉楽しそうですね。

  楽しいですね。楽しいだけで、身にはなっていないかもしれないのですが。。

〉〉みなさんは、多読や精読について、どうお考えですか?
〉〉まぁ、何をもって「多読」や「精読」と言うのか?というところからして、
〉〉人によっていろいろだとは思うのですが・・・

〉上に書いてあるようなことが楽しかったらそれを続けていればいいんじゃないでしょうか。

  そうなんでしょうか。

〉私は810万語報告で「多読的精読」について書きましたけど、それは「丁寧に読む」ということでした。

  私の思ってる「精読」も、それに近いですね。
  あと、〈気に入ったものを、イヤにならない程度に繰り返す〉とか、
  〈音読〉とか、〈てきとうに辞書引き〉とかが、若干加わりますけど。

〉「精読」の定義はいろいろあるでしょう。でも辞書を引いて、文法を調べて、隅から隅まできちんと調べて…英語が読めるようにならなかった人が多読に流れてきていることが多いわけですし、結局はそれを続けていけるかどうかでしょうね。

  そうですね。私もそういう読み方は、できなさそう。。
  ただ、「辞書を引いて、文法を調べて、隅から隅まできちんと調べて…」を、
  しっかりやった人って、あんまりいないですよね。
  もしも、「辞書を引いて、文法を調べて、隅から隅まできちんと調べて…」を、
  しっかりとやれば、ものすごくその言語ができるようになるというのなら、
  検討してみてもいいかなぁと、ちょっと思っています。

〉そして何のために文法や単語を調べるか。もしそれが続かなくて挫折するなら、わからないところは飛ばして多読した方が楽しく続けられます。

〉もしTOEICなど特定の目標があったら、試験対策をした方が手っ取り早いです。もし精読をしたいなら、いったい何のために「精読」するのか、それが自分が望む英語力とどう結びつくのか、そこを考えて自分にとって一番いい方法を試行錯誤してみるのがいいと思います。

  そうですね。
  私は、日本語を読んだり聞いたりするのと同じ程度に、英語も読み聞きできたらいいなぁ、と思っています。
  そのためには、何かもうちょっとできるんじゃないかなぁと、考えるでもなく考えています。
  何かアイデア等ありましたら、教えてたもれ。

  それではでは。


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1109. Re: 多読と精読

お名前: 杏樹
投稿日: 2011/2/21(23:25)

------------------------------

たかぽん、こんばんは。

〉  ただ、「辞書を引いて、文法を調べて、隅から隅まできちんと調べて…」を、
〉  しっかりやった人って、あんまりいないですよね。
〉  もしも、「辞書を引いて、文法を調べて、隅から隅まできちんと調べて…」を、
〉  しっかりとやれば、ものすごくその言語ができるようになるというのなら、
〉  検討してみてもいいかなぁと、ちょっと思っています。

そういうことをきっちりやれば、そこそこはできるようになるんじゃないかと思います。ただ、そういう勉強がきっちりできる人って限られていると思うんですよ。よほど英語に情熱燃やしている人とか、英語の専門家とか。フツーの人は続かなくて挫折するんじゃないですか。私は辞書は基本的に好きですが、本を読むのに全部の単語をみっちり調べようとするとやっぱり疲れてしまいます。
それに文法や単語暗記をするにも、やはり多読を取り入れて大量インプットをして、その言葉にたくさん触れる必要はあると思います。

〉  私は、日本語を読んだり聞いたりするのと同じ程度に、英語も読み聞きできたらいいなぁ、と思っています。
〉  そのためには、何かもうちょっとできるんじゃないかなぁと、考えるでもなく考えています。
〉  何かアイデア等ありましたら、教えてたもれ。

そういえば、タドキストの中ではGemmer in Useが使われていますね。
やっぱり日本語で解説がしてあるものより、英語で書かれていて、ドリル形式になっているのがいいと思います。文法の説明って読んだってよくわからなくないですか。

私は中国語で個人レッスンを受けてますけど、中国で発行された外国人のための文法の本を使っています。中国語と英語で書いてあります。英語は無視しています。特に文法事項を解説してあるところは、一応読んでみるのですが、先生も私も「なんだかよくわかりませんね」と言いながら流してしまいます。例文を読んだら、何が言いたいかがわかってきますので、解説よりも例文です。そして問題をやります。
文法は解説を読むよりも、例文に当たったりドリルで練習するのがいいと思います。

それでは〜。


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1110. Re: 多読と精読

お名前: たかぽん http://dandelion3939.blog38.fc2.com/
投稿日: 2011/2/22(00:01)

------------------------------

杏樹さ、こんばんは。

〉〉  ただ、「辞書を引いて、文法を調べて、隅から隅まできちんと調べて…」を、
〉〉  しっかりやった人って、あんまりいないですよね。
〉〉  もしも、「辞書を引いて、文法を調べて、隅から隅まできちんと調べて…」を、
〉〉  しっかりとやれば、ものすごくその言語ができるようになるというのなら、
〉〉  検討してみてもいいかなぁと、ちょっと思っています。

〉そういうことをきっちりやれば、そこそこはできるようになるんじゃないかと思います。ただ、そういう勉強がきっちりできる人って限られていると思うんですよ。よほど英語に情熱燃やしている人とか、英語の専門家とか。フツーの人は続かなくて挫折するんじゃないですか。私は辞書は基本的に好きですが、本を読むのに全部の単語をみっちり調べようとするとやっぱり疲れてしまいます。

 そうですね。私もその根性はありません・・・
 まぁ、最近ちょっと、英英辞書をときどき引きながら、丁寧めに読むことを取り入れている、
 っていう程度ですね。あんまり頑張ると、続きません。

〉それに文法や単語暗記をするにも、やはり多読を取り入れて大量インプットをして、その言葉にたくさん触れる必要はあると思います。

 多読(多聴)は、必要だと思いますね。従来の一般的な語学には、多読が欠けていた。
 勉強するにしても、一方で、むずかしいことを考えずにどんどん読むことが、必要なんですよね。

〉〉  私は、日本語を読んだり聞いたりするのと同じ程度に、英語も読み聞きできたらいいなぁ、と思っています。
〉〉  そのためには、何かもうちょっとできるんじゃないかなぁと、考えるでもなく考えています。
〉〉  何かアイデア等ありましたら、教えてたもれ。

〉そういえば、タドキストの中ではGemmer in Useが使われていますね。

 私は、Grammar in Use が、合わないんですよね・・・。全然続かない。
 今のところ続いているのは、Merriam-Webster's Vocabulary Builder だけです。

〉やっぱり日本語で解説がしてあるものより、英語で書かれていて、ドリル形式になっているのがいいと思います。文法の説明って読んだってよくわからなくないですか。

 私、日本語で英語のことを解説してあるのは、受け付けませんね。(生意気だな。。)
 英語で書いてあるのは、おもしろいなぁとは思いますけど、通読できません。
 ドリルも嫌い。 (ワガママなんじゃん。。)

〉私は中国語で個人レッスンを受けてますけど、

 えっ。そうなんですか。いいですね。

〉中国で発行された外国人のための文法の本を使っています。中国語と英語で書いてあります。英語は無視しています。特に文法事項を解説してあるところは、一応読んでみるのですが、先生も私も「なんだかよくわかりませんね」と言いながら流してしまいます。例文を読んだら、何が言いたいかがわかってきますので、解説よりも例文です。そして問題をやります。

 解説よりも例文。それは言えますよね。どういうふうに使うのかが大事。

〉文法は解説を読むよりも、例文に当たったりドリルで練習するのがいいと思います。

 なるほどね。まぁ、私の読んでる、LINGVA LATINA: FAMILIA ROMANA (ラテン語)の、
 別冊の英語解説は、とてもわかりやすくて、重宝してますけどね。

〉それでは〜。

 ありがとうございました〜。


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1107. Re: 多読と精読

お名前: こるも http://colcobiyori.blog22.fc2.com/
投稿日: 2011/2/21(17:11)

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たかぽさん、こんにちは。

〉このところ、それとなく、「多読と精読」のことを考えています。

ほほう。

〉古代ローマの、小プリニウスという人の言葉に、こういうのがあります。
〉  aiunt enim multum legendum esse, non multa.
〉  「多読より精読すべきだと言われている。」

これは、どういう経緯でできた言葉なんでしょうね。

〉はたまた、語学の巨人、関口存男の口癖は、
〉  「第一多読、第二多読、第三多読」

へぇぇ。
「多読」と言っても、質が高そうな気が。。

〉どうしたものか。

困りましたね。

〉自分のことを言いますと、最近、なんとなくラテン語をやっているのですが、
〉ダーッと読む(聞く)多読と、意識的に単語や文法のことを押さえる精読と、
〉どちらも必要かなぁという気がしています。
〉ダーッと読んでばかりだと、さっぱりわかってこないし、精読ばかりだと、しんどいし。

私はこのところ、ドイツ語をやっているんですが、まったく同じことを感じています。
最初は「多読でいいや」と思って本を無理矢理読んでいたのですが、
さっぱり読めるようにならない。。わかるようにならない。。

で、文法も少しずつやるようにしました。
文法がわかってくると、本も読めるようになってくるんですね。
これは、面白い。

〉でも、精読するにしても、多読的といいますか、なるべく「習うより慣れよ」的に、
〉頭に負担をかけずに、音読を楽しむ的にやったほうがいいかなぁ、とは感じます。
〉しかし本当は、最初に基本文法もガッチリ覚えてしまったほうが、いいのかもしれません。。
〉(私にはできないというだけで・・・)

どうなんでしょうね。
覚えようとしても、なかなか覚えられないし。。

〉英語についても、何回も読んだり聴いたりした素材を、ちょっと精しめに読んでるのですが、
〉素通りしてた言葉が拾えて、おもしろいです。この本にはこんなことが書いてあったのかぁ、
〉という発見もあったり。。
〉英語で書かれたボキャビル本を、いっぱい英英辞書引きながら読んだりもしています。

ブログを拝見しておりますが、楽しそうですよね。

〉みなさんは、多読や精読について、どうお考えですか?
〉まぁ、何をもって「多読」や「精読」と言うのか?というところからして、
〉人によっていろいろだとは思うのですが・・・

今は英語はお休みして、ドイツ語を重点的にやっているのですが。
こんなふうにやっています。

・ドイツ語のテキスト(英語ベース)を2冊購入。気が向くと読んだり、問題を解いたり。
・やさしい絵本を読んだり、音読したり、CDを聞いてシャドーイングしたり。
・「がまくん」「MTH」などを、英語版と対比して読む。CDを聞きながら読む。

英語はお休みしているのですが、結果的に英語も読んでいます。
英語と対比して読むのは、結構いいなぁ、と思っています。

あと、英語ベースでドイツ語を勉強するのも、いいなぁ。と思っています。
テキストで、英語が対訳で書いてあると、わかりやすい。
日本語だと、「どれがどれだ?」となってしまうのですが。
やはり、英語とドイツ語は基本的な文法が似ているからでしょうか。

ドイツ語をやっていると、「英語って、読みやすいなぁ」と思います。
語学相対性理論ですね。

そんな感じ。ではでは。


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1108. Re: 多読と精読

お名前: たかぽん http://dandelion3939.blog38.fc2.com/
投稿日: 2011/2/21(21:50)

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こるもさん、こんばんは。

〉〉このところ、それとなく、「多読と精読」のことを考えています。

〉ほほう。

 本当は、「多読と少読」または「粗読と精読」と並べるべきなのでしょうが、
 まぁいいかと。(なんでいいんだ?)

〉〉古代ローマの、小プリニウスという人の言葉に、こういうのがあります。
〉〉  aiunt enim multum legendum esse, non multa.
〉〉  「多読より精読すべきだと言われている。」

〉これは、どういう経緯でできた言葉なんでしょうね。

 さぁ〜・・・ (しかも、「言われている」ってねぇ)

〉〉はたまた、語学の巨人、関口存男の口癖は、
〉〉  「第一多読、第二多読、第三多読」

〉へぇぇ。
〉「多読」と言っても、質が高そうな気が。。

 けっこうちゃんとした多読(?)みたいです。

〉〉どうしたものか。

〉困りましたね。

 そんなにも困ってないんですが。(どないやねん)

〉〉自分のことを言いますと、最近、なんとなくラテン語をやっているのですが、
〉〉ダーッと読む(聞く)多読と、意識的に単語や文法のことを押さえる精読と、
〉〉どちらも必要かなぁという気がしています。
〉〉ダーッと読んでばかりだと、さっぱりわかってこないし、精読ばかりだと、しんどいし。

〉私はこのところ、ドイツ語をやっているんですが、まったく同じことを感じています。

 やっぱり、そうですか。

〉最初は「多読でいいや」と思って本を無理矢理読んでいたのですが、
〉さっぱり読めるようにならない。。わかるようにならない。。

 英語以外の言語をやってみると、自分ってけっこう英語わかってるんだな、
 と思いますよね。。

〉で、文法も少しずつやるようにしました。
〉文法がわかってくると、本も読めるようになってくるんですね。
〉これは、面白い。

 それ、わかります。

〉〉でも、精読するにしても、多読的といいますか、なるべく「習うより慣れよ」的に、
〉〉頭に負担をかけずに、音読を楽しむ的にやったほうがいいかなぁ、とは感じます。
〉〉しかし本当は、最初に基本文法もガッチリ覚えてしまったほうが、いいのかもしれません。。
〉〉(私にはできないというだけで・・・)

〉どうなんでしょうね。
〉覚えようとしても、なかなか覚えられないし。。

 まぁ、私も、覚えられないです。。

〉〉英語についても、何回も読んだり聴いたりした素材を、ちょっと精しめに読んでるのですが、
〉〉素通りしてた言葉が拾えて、おもしろいです。この本にはこんなことが書いてあったのかぁ、
〉〉という発見もあったり。。
〉〉英語で書かれたボキャビル本を、いっぱい英英辞書引きながら読んだりもしています。

〉ブログを拝見しておりますが、楽しそうですよね。

 恐れ入ります。

〉〉みなさんは、多読や精読について、どうお考えですか?
〉〉まぁ、何をもって「多読」や「精読」と言うのか?というところからして、
〉〉人によっていろいろだとは思うのですが・・・

〉今は英語はお休みして、ドイツ語を重点的にやっているのですが。
〉こんなふうにやっています。

〉・ドイツ語のテキスト(英語ベース)を2冊購入。気が向くと読んだり、問題を解いたり。
〉・やさしい絵本を読んだり、音読したり、CDを聞いてシャドーイングしたり。
〉・「がまくん」「MTH」などを、英語版と対比して読む。CDを聞きながら読む。

 なんか、いい感じでやってはりますね。

〉英語はお休みしているのですが、結果的に英語も読んでいます。
〉英語と対比して読むのは、結構いいなぁ、と思っています。

 面白そう〜。

〉あと、英語ベースでドイツ語を勉強するのも、いいなぁ。と思っています。
〉テキストで、英語が対訳で書いてあると、わかりやすい。
〉日本語だと、「どれがどれだ?」となってしまうのですが。
〉やはり、英語とドイツ語は基本的な文法が似ているからでしょうか。

 それはあるでしょうね。

〉ドイツ語をやっていると、「英語って、読みやすいなぁ」と思います。
〉語学相対性理論ですね。

 関係ないですけど、アインシュタインがノーベル賞を取ったのは、
 相対性理論で、じゃないんですよね。

〉そんな感じ。ではでは。

 ありがつおございました。


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1111. Re: 多読と精読

お名前: Arcadia
投稿日: 2011/2/22(13:54)

------------------------------

こんにちは、アルカディアです。

〉あと、英語ベースでドイツ語を勉強するのも、いいなぁ。と思っています。
〉テキストで、英語が対訳で書いてあると、わかりやすい。
〉日本語だと、「どれがどれだ?」となってしまうのですが。
〉やはり、英語とドイツ語は基本的な文法が似ているからでしょうか。

以前、テレビ東京でアジアの特集をしていた時に、算数を英語と自国語で学んでいるのを見て感銘を受けたのを思い出しました。私も学生時代に英語を道具として使うという発想があればなあと反省しきり。

精読も続けることができれば実力が上がっていくのはわかるんだけど根気が続かなかった。ずーっと昔の外書購読(輪講)で10ページくらいの専門書を翻訳して説明するだけでも憂鬱だったのを思い出す。

自分の発表のとき「サプライズド アタック」が何のことだかわからずに「驚くような攻撃」とか「驚くべき(奇抜な)攻撃」と訳してしまい教授から、「それをいうなら【驚かせる攻撃】だろう。surpriseは他動詞だ。さらにいうと【奇襲攻撃】という専門用語で訳すことになっている」と指摘されて、顔から火が出るほど恥ずかしくて、冷や汗が絞れるんではないかと思うほどかいたことを思い出す。卒業して10年くらいは夢にも何度か出てきた。

自分の実力がなかったせいで1日10時間かけて10ページ訳すのに1週間から10日かかるというありさまだった。おかげで、すっかり自信を無くして15年以上英語から遠ざかってしまった。

これでも中学時代に英語の偏差値70以上取って塾から無料特待生のスカウトが来たこともあるんだけど、surpriseも訳せなかったから、まあ実力は知れたもの。いまは多読法に出会って、Magic Tree Houseなどの児童書をのんびりと読んでいます。

皆さんの学習方法を参考にさせていただきます。 Happy Reading


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1112. Re: 多読と精読

お名前: たかぽん http://dandelion3939.blog38.fc2.com/
投稿日: 2011/2/22(20:23)

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アルカディアさん、こんばんは。たかぽんです。

〉以前、テレビ東京でアジアの特集をしていた時に、算数を英語と自国語で学んでいるのを見て感銘を受けたのを思い出しました。私も学生時代に英語を道具として使うという発想があればなあと反省しきり。

 そういえば、私も、英語を道具として使う発想がなかったです。
 今ちょっと英語が読めるようになり、英語でいろいろ知ることができるようになって、
 よかったなぁ。

〉精読も続けることができれば実力が上がっていくのはわかるんだけど根気が続かなかった。ずーっと昔の外書購読(輪講)で10ページくらいの専門書を翻訳して説明するだけでも憂鬱だったのを思い出す。

 そうだったんですか。私は、そういうのをやったことがないので、
 つらさがわからないんですね・・・

 まぁ、ふだんの多読よりもいくらか精しめに読むという意味の精読は、
 したくなったら大いにしたらいいと思うんですが、
 強制的に翻訳までさせられる「精読」は、きびしいですね。
 私も、ぜったい、できません。。

〉自分の発表のとき「サプライズド アタック」が何のことだかわからずに「驚くような攻撃」とか「驚くべき(奇抜な)攻撃」と訳してしまい教授から、「それをいうなら【驚かせる攻撃】だろう。surpriseは他動詞だ。さらにいうと【奇襲攻撃】という専門用語で訳すことになっている」と指摘されて、顔から火が出るほど恥ずかしくて、冷や汗が絞れるんではないかと思うほどかいたことを思い出す。卒業して10年くらいは夢にも何度か出てきた。

 「サプライズド アタック」って、変な言葉ですね。
 「アタック」が驚かされたり、驚きの影響を受けたんですかね?
 "surprised look" とかなら、わかりますが。

 "surprise attack" だったら、よく見かけます。
 そして、これって【奇襲攻撃】と訳さなければいけないものなんですか?
 【不意討ち】と訳されている例もあるようです。
 それこそ、【びっくり攻撃】と訳したってよさそうな感じがしますが。

 イジワルな教授に、不当な難癖をつけられただけのような気がするんですが。

〉自分の実力がなかったせいで1日10時間かけて10ページ訳すのに1週間から10日かかるというありさまだった。おかげで、すっかり自信を無くして15年以上英語から遠ざかってしまった。

 そうだったんですか・・・

〉これでも中学時代に英語の偏差値70以上取って塾から無料特待生のスカウトが来たこともあるんだけど、surpriseも訳せなかったから、まあ実力は知れたもの。いまは多読法に出会って、Magic Tree Houseなどの児童書をのんびりと読んでいます。

 アルカディアさんは、ぜんぜん、自信を無くすことはなかったと思いますよ。
 その教授とやらが悪い!
 のんびり楽しい多読で、癒されてくださいね。

〉皆さんの学習方法を参考にさせていただきます。 Happy Reading

 アルカディアさんも Happy Reading!


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1118. Re: 多読と精読

お名前: こるも http://colcobiyori.blog22.fc2.com/
投稿日: 2011/2/23(11:33)

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Arcadiaさん、こんにちは。こるもです。

〉以前、テレビ東京でアジアの特集をしていた時に、算数を英語と自国語で学んでいるのを見て感銘を受けたのを思い出しました。私も学生時代に英語を道具として使うという発想があればなあと反省しきり。

私も学生の時は、英語を使って何かしよう、なんて思いもしませんでした。
英語すらできないのに、それを使うなんて無理だと思っていました。

〉精読も続けることができれば実力が上がっていくのはわかるんだけど根気が続かなかった。ずーっと昔の外書購読(輪講)で10ページくらいの専門書を翻訳して説明するだけでも憂鬱だったのを思い出す。

私も学生の時やりました。
私は理系だったので、自分の分野の最新の論文を見つけてきて、それを訳して、理解して、
研究室の人たちの前でその論文を紹介する、というものでした。
これは、結構きつかったです。
英語がわからないのか、書いてある内容がわからないのかも、わからない。。
でも、論文一本について真面目に勉強すると、かなり力はつくな、と実感しました。

〉自分の発表のとき「サプライズド アタック」が何のことだかわからずに「驚くような攻撃」とか「驚くべき(奇抜な)攻撃」と訳してしまい教授から、「それをいうなら【驚かせる攻撃】だろう。surpriseは他動詞だ。さらにいうと【奇襲攻撃】という専門用語で訳すことになっている」と指摘されて、顔から火が出るほど恥ずかしくて、冷や汗が絞れるんではないかと思うほどかいたことを思い出す。卒業して10年くらいは夢にも何度か出てきた。

専門用語は、しょうがないですよね。。
うちらの場合も、concentrationを「集中」と訳したら、「ばか」といわれます。。
私も、最初はとんでもない訳をしていたような。。
幸いなことに記憶力ないので、覚えていないんですけれど。

〉自分の実力がなかったせいで1日10時間かけて10ページ訳すのに1週間から10日かかるというありさまだった。おかげで、すっかり自信を無くして15年以上英語から遠ざかってしまった。

うむむむ。。たいへんでしたね。。

〉これでも中学時代に英語の偏差値70以上取って塾から無料特待生のスカウトが来たこともあるんだけど、surpriseも訳せなかったから、まあ実力は知れたもの。いまは多読法に出会って、Magic Tree Houseなどの児童書をのんびりと読んでいます。

私も英語は全然自信がなくて…今でもないんですけど。。
でも、多読を始めてから、ちょっとは「わかる」ようになったかな?と思っています。
何より、世界が広がったのが、うれしいです。

〉皆さんの学習方法を参考にさせていただきます。 Happy Reading

今は、ドイツ語ですが「精読」もしようかな、と思っています。
ちょうど、私にはよくわからない絵本を買ったところなので。。

Arcadiaさんも、Happy Reading!


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1115. Re: 多読と精読

お名前: 寅彦 http://shibutora.g.hatena.ne.jp/shibutora/
投稿日: 2011/2/23(00:21)

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たかぽん、こんにちは。
古くて新しい問題ですね。

"たかぽん"さんは[url:kb:1102]で書きました:
〉まぁ、何をもって「多読」や「精読」と言うのか?というところからして、
〉人によっていろいろだとは思うのですが・・・

ここをクリアにしないことでこれまでも議論がかみ合わないことが良くありましたね。

私の中では「多読」と「精読」は対立しておらず、「多読」の反対は「少読」であり、「精読」の反対は「斜め読み」です。
日本語の本を年間に200から300冊くらい読みますが、多読かつ精読だと思っています。(斜め読みできないので)

日本語を読む時に辞書とか文法書とか使いませんし。
英語を読む時に辞書とか文法書を使うというのは、本のレベルが自分に合っていないということを言っているだけのことではないでしょうか。

と、言いつつ、ここでの議論に沿った話をすると、たまに日本語に訳出するというのは、文法が分かっているかどうかのチェックにはとても役立つので好きです。こなれた日本語になるかどうかというのはまた別の次元の話ですので、ここでは置いておいて。

ちょっと外れますが、松本道弘「速読の英語」は面白かったのでたかぽんにお薦めです。
かつての私の感想記事をこちらに
[url:http://shibutora.g.hatena.ne.jp/melma/20071225/1198711097]


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1116. Re: 多読と精読

お名前: たかぽん http://dandelion3939.blog38.fc2.com/
投稿日: 2011/2/23(01:37)

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寅彦さん、こんばんは。たかぽんです。

〉たかぽん、こんにちは。
〉古くて新しい問題ですね。

 そうですね。
 最近、なんだかモヤモヤするので、書かせていただきました。
 外国語をやっていく途上で、ときどき気になってくることなのかもしれません。

〉〉まぁ、何をもって「多読」や「精読」と言うのか?というところからして、
〉〉人によっていろいろだとは思うのですが・・・

〉ここをクリアにしないことでこれまでも議論がかみ合わないことが良くありましたね。

 そうでしたね。無反省人間ベム。。

〉私の中では「多読」と「精読」は対立しておらず、「多読」の反対は「少読」であり、「精読」の反対は「斜め読み」です。

 妥当だと思います。

〉日本語の本を年間に200から300冊くらい読みますが、多読かつ精読だと思っています。(斜め読みできないので)

 だとすると、私は、中読かつ精読ですね。

〉日本語を読む時に辞書とか文法書とか使いませんし。
〉英語を読む時に辞書とか文法書を使うというのは、本のレベルが自分に合っていないということを言っているだけのことではないでしょうか。

 うっ、痛い。。

〉と、言いつつ、ここでの議論に沿った話をすると、たまに日本語に訳出するというのは、文法が分かっているかどうかのチェックにはとても役立つので好きです。こなれた日本語になるかどうかというのはまた別の次元の話ですので、ここでは置いておいて。

 日本語訳も悪ではなくて、楽しいかぎりにおいて、やったらいいんじゃないかと、私は思いますです。

〉ちょっと外れますが、松本道弘「速読の英語」は面白かったのでたかぽんにお薦めです。
〉かつての私の感想記事をこちらに
[url:http://shibutora.g.hatena.ne.jp/melma/20071225/1198711097]

 ありがとうございます!
 感想記事、拝見いたしました。さすが松本道弘氏という、気合の入った本のようですね。
 私は、自分の語彙のあまりの少なさに気がついてガク然としている、という段階なのですが…。
 この本で、まずもっと、道ひらけるでしょうか。

 いつもいつも、的確なご助言・ご紹介、ありがとうございます。


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1119. Re: 多読と精読

お名前: b-73
投稿日: 2011/2/23(23:23)

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こんばんは。

> 日本語を読む時に辞書とか文法書とか使いませんし。
> 英語を読む時に辞書とか文法書を使うというのは、本のレベルが自分に合っていないということを言っているだけのことではないでしょうか。

これはあるかもしれませんね。自分だと、辞書とか使いたくなる本(けっこうとばしていましたが1ページに2〜4個とか、知らない、もしくはこれなんだったっけという単語があるような本等)のほうが読んでて楽しくなることのほうが多かったような気がしているので、ここら辺のことに関して多読の研究者の人から色んな情報が出てきて、どういう本が最も効率的なのか(統計とかで?)わかると、その最も効率的な本を読むよう自分を説得するのに便利だろうなとは思うのですが。いろいろ問題があって、カッチリした結論を出すのは難しいのかもしれませんけど。

上昇率の違いによってどっちをどのぐらいにするか比率は変わると思いますが、ここら辺が納得できると、英語の能力を上げるときは
・自分の好きな本と読み方(たまーのご褒美(チャレンジ?)の、辞書を(解禁した、それが)使いたくなる本)
・最も効率的な本と読み方(訓練のための自分のレベルにあったやさしい、でも楽しい本)
を読み分けられていたかもというような気がします。辞書なしでもかなり内容が分かる本を、辞書解禁して読んだ場合とか(スピードは遅くなり、確かリズムが崩れるのを問題視されていた?)の情報が自分には便利だなと思っています(自分としては、つい伊藤サムさんや古川先生らの予想が外れるとうれしいなーとも思ってしまうのですが p (すみません))

最近ずっと思っていたこととして、辞書を引けないことにイライラする感覚が強かったため、自分ならイライラしない簡単な本を選びやすいような気がするので、意外に自分にあっていたのではというのもありますし。


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1137. Re: 多読と精読

お名前: 寅彦 http://shibutora.g.hatena.ne.jp/shibutora/
投稿日: 2011/3/26(11:23)

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みなさんこんにちは。部分反応です

"b-73"さんは[url:kb:1119]で書きました:
〉これはあるかもしれませんね。自分だと、辞書とか使いたくなる本(けっこうとばしていましたが1ページに2〜4個とか、知らない、もしくはこれなんだったっけという単語があるような本等)のほうが読んでて楽しくなることのほうが多かったような気がしているので、ここら辺のことに関して多読の研究者の人から色んな情報が出てきて、どういう本が最も効率的なのか(統計とかで?)わかると、その最も効率的な本を読むよう自分を説得するのに便利だろうなとは思うのですが。いろいろ問題があって、カッチリした結論を出すのは難しいのかもしれませんけど。

多読あるいは大量インプットの効果について研究していらっしゃる方はかなりいらっしゃるのだと思うのですが、その成果が発表されるのが学会だったり専門書中心でその恩恵が我々一般学習者にまで降りてこないという部分はあると思います。

私もサラリーマンですのでしっかりフォローしておらず特に最近の動きは良くわからないのですが、例えば大修館の月刊誌「英語教育」の2009年2月号の特集は良かったですし、門田修平先生の編著の「英語のメンタルレキシコン」もとても良かったです。
門田先生は多聴多読マガジンに記事を書いていらっしゃったこともありましたね。
 
「英語のメンタルレキシコン」は外国語学習者ではなく、外国語学習のメカニズムに興味のある方向きです。(たかぽんには良いかも)
以前読んだ時の感想文はこちら
[url:http://shibutora.g.hatena.ne.jp/melma/20080625/1214393084]


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