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904. Re: TOEICの点数を上げる方法 英語力そのものを上げる方法
お名前: たかぽん http://dandelion3939.blog38.fc2.com/
投稿日: 2010/4/11(01:34)
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まりあさん、こんばんは。たかぽんです。
〉〉〉 どうでしょうね。聞く・読むのインプットだけの試験で、
〉〉〉 コミュニケーション能力が測れているのかどうか?
〉〉 確かに、アウトプットの能力はTOEICでは測れませんが、
〉〉 コミュニケーション能力のうち、情報を受け取る側面については、
〉〉 ある程度測れているんじゃないかと思います。
〉 コミュニケーションは、「相互に」意志を疎通すること
〉 だと思うんですが...
そうですね。ですから、コミュニケーション能力の一側面、だと思います。
〉〉〉 スコアが上がっていないから、力がついていないと考えるのは
〉〉〉 少し早計だと思うのですが。
〉〉〉 自分がやりたいことが、上手くできるようになっているか?
〉〉〉 が一番の指標かと。
〉〉 それはそうなのですが、「自分の満足」を指標にすると、
〉〉 もっと伸びるはずのところが止まってしまう可能性もあります。
〉 最近思うんですが、言葉ってニーズがないと進歩できないか、
〉 できてもひどく進歩が遅いんじゃないかと。
ニーズがあると進歩しやすいというのは、一般論として言えることでしょうね。
〉 ですから、「自分のニーズをどれだけ充足できているか?」を
〉 指標にするのがいいんじゃないかと思うんです。
〉 これは、単純な自己満足とは違うと考えています。
なるほど。
〉 こういう目標設定だと、もっと伸びられるのに止まって
〉 しまう可能性がある、というご意見には、まったくその
〉 通りだと同意します。
伸びないばっかりに、「私はこの程度でいいんだ」とあきらめてしまうこともありますよね。
〉 でもそれで構わないでしょ?
〉 私自身の例でいえば、まあ読みたいミステリが読めるように
〉 なった、海外旅行に不自由がない、海外から来日した友人の
〉 観光案内ができる、レベルです。
べつに構わないと思います。
何より大切なのは、自分がどう思うか、ですから。
でも、ほんとうに自分が満足しているのかどうかは、けっこう問題かもしれない。
これ以上伸びないと思ってあきらめ正当化しているだけで、心の底では、
もっと力を伸ばしたい!と思っているのかもしれない。
(まりあさんの話をしているのでなくて、一般論としてですが。)
〉 私の夫は日本にだけしかない職業ですから、海外転出はありえ
〉 ません。そんな私に、海外で生活するのに困らないレベルの英語を
〉 身につけるなんの意味があるでしょうか?
〉 そんなことに時間を費やすよりも、今夜の料理をごちそうに
〉 する、とかボランティアするとかしますね。
私はあまり「意味があるか無いか」というふうに考えないのでわかりませんが、
人間、なぜだかわからないが身につけたいこと、やってみたいことがあります。
無駄に見えることでも、その人にとってどうしてもやりたいことなら、
やったらいいんじゃないかと思います。
反対に、生活に必要でもなくて、べつにやりたいことでもないなら、
やらなければいいだけのことだと思います。
〉 まあ、娘が海外で子どもを生んで、自分は働きたいから
〉 こっちに来て子守をして、なんてことになるかもしれない。
〉 そうなったら、また勉強する意欲も沸くだろうし、そのとき
〉 その立場で必要な英語力をきっと身につけられるはずだ、と
〉 いう自信はありますね。この自信が3千万語近く読んだ多読の
〉 一番の効果かもしれません。
この線で行けばいいんだなという自信はつきますよね。
〉〉 pandada45さんは、英語がひととおりできるようになりたいとお思いのようなので、
〉〉 こんなに長い間多読をやっているのに、一向に満点に近づいて行かないということは、
〉〉 多読だけでは自分の目標に達しないということなんだなと判断されても、
〉〉 無理もないと思います。
〉 多読は、英語での読書力をつけるためのものですから
〉 たくさんやってTOEIC高得点にならないことがあっても
〉 不思議じゃないと思いますが。
多読で、少なくとも「読み」の英語力は身につくだろうと期待している人が、多いと思いますよ。
TOEICもリーディングは、英語で書かれたものを読むテストには違いないので、
多読しているのにその点数が上がらないと、う〜ん、て感じになるんじゃないでしょうか。
〉〉〉 TOEICは、英米で日常生活が順調に送れるかどうか?を
〉〉〉 判定しているので、読むジャンルによってはいくら読んでも
〉〉〉 スコアアップにつながらないこともあると思います。
〉〉 これはつまり、いくら多読しても、読むジャンルによっては、
〉〉 英米で日常生活が順調に送れるようにはならない、ということですよね。
〉 通俗小説とか娯楽小説とかは日常生活に役立つでしょう
〉 けど、文芸的なものはTOEICスコアとの相関は薄くなると
〉 思います。
いえ、TOEICスコアのことは置いといて、多読でも読むジャンルによっては、
英米での日常生活に役立たない、ということですよね。
〉〉〉 ロンドン留学中、フリーペーパーでバーゲンとか劇場の
〉〉〉 学生割引デーなんかばっかり読み漁っていた娘は、すぐ
〉〉〉 860点超えました。OBW Level3 も読み通せるかあやしいのに。
〉〉 それはつまり、英語力があやしい場合でも、点数が取れるという例ですよね。
〉 留学した、と書いてあるでしょ。英語力はあやしくないですよ。
〉 娘の名誉のために書き添えますが、大学の単位もちゃんと
〉 取ったし、その他ファッション業界では名門といわれる専門学校の
〉 夜間コースも2つCertificateを持ち帰りました。
それは失礼いたしました。(留学生にもいろいろいるので・・・)
「OBW Level3 も読み通せるかあやしい」ってのを、英語力があやしいって意味かと
思ってしまいました。。
〉 でも、TOEIC高得点はチラシ多読の成果だと感じている、
〉 ということです。
まあ、チラシ多読でも、TOEICの点は取れるかもしれませんね。
〉 大学の講義のおかげでもないし、英語の読書はダイジェストの
〉 Graded Readersすら読みたくない、という意味です。
そういうことだったんですか。
ちなみに、私も最近TOEICを受けてみて、自分としては驚く点数が取れたんですが、
やさしいものをたくさん読むという多読が確実に効いたなと思いました。
TOEIC高得点への道も、人それぞれですよね。
〉〉 pandada45さんは、点数というよりも、英語力そのものを上げたいとお考えだと思います。
〉〉 (それを測るのにTOEICを使っておられるというだけで。)
〉 どうしてTOEICで測る必要があるのですか?
〉 TOEICで測れる保証もないし...
読む聴く能力が上がれば点数も上がる、という関係は、あると思います。
べつにTOEICを受けてもいいんじゃないですか?
〉 自分のニーズ、留学したいなら入学基準を満たすか?
〉 通訳になりたかったら、その目標にどれだけ近づいたか?
〉 そういうことで測ればいいでしょう?
べつに、留学とか通訳とか、具体的なものはないけれど、なんか英語を身につけたい、
という欲求もあるわけで、それはそれでいいのではないかと思います。
(先に行けば、今の自分が知らないものがあるかもしれないし。)
で、TOEICを受けたいと思うなら、受けたらいい。それだけのことだと思います。
〉〉 TOEICの点数をねらうだけだったら、多読にこだわらなくてもいいと思います。
〉〉 世の中にはいろいろな得点方法があるようです。(私は詳しくありませんが。)
〉 よく売れている問題集を買ってきて、1冊を繰り返し繰り返し
〉 完全に全問正解するまでやるのが一番早いと思います。
それならわかるのですが、もっとすごいのがあるみたいですよ。知りませんけど。
〉〉 pandada45さんはTOEICの点数を引き合いに出しておられますが、
〉〉 要するに、 自分にとっては多読だけでは英語力が上がらなさそうだ、
〉〉 とおっしゃっているわけですよね。
〉 「英語力」という漠然とした亡霊を追っても、虚しいと思います。
そんなふうに思う必要は、無いと思います。
自分の心が英語に向かっているなら、英語をやればいい。
問題なのは、自分の心が向かっていないのに頑張ってしまうことや、
向かっているのに頑張らないことだと思います。
〉 「英語で何ができたら満足か?」を見極めるべきです。
〉 「これができたら給料が上がる」とか「転職できる」とか
〉 経済的利益も当然含みますし、マイクル・コナリーの新作を
〉 翻訳が出る前にいち早く読みたい、でもいいです。
何でもいいと思います。
それこそ、「なんかTOEICをきわめたい!」であっても、
本当に心からしたいと思っているなら、やればいいと思います。
〉 そのために必要な分野の英語力を増強することを目指しましょう。
あんまり、「必要だから」と頭で考えるのは、つまらないなと思ってしまうほうですが、
これは考え方の違いでしょうね。
〉 英語ができたからって、偉いわけでもないし、(日本人以外の
〉 民族からは)、教養がある、と思って貰えるわけでもありません。
確かに日本でも、そんな時代は過ぎ去りつつありますね。
〉 使う当てのない、高い英語力のためにじたばたしても人生が
〉 無駄になります。
いえいえ、心からやりたいことなら、大いに「意味」があることだと思います。
頭で考えて、理由を編み出して、やめてしまうのは、つまらない。
人生って、ある意味壮大な無駄、大実験みたいなとこがありますから、
何でもやってみたらいいと思います。
これは私の考えというか宗教観みたいなものですが・・・
生まれて来る前に、今回の人生はこんなふうにするか〜と、いろいろ計画しといて、
すっかり忘れて、生まれて来るんだと思います。
で、シンクロニシティーや、心から湧き上がる衝動などが、
道しるべになってくれてるんだと思います。
これってどこにつながってるんだろう・・・と思うことでも、
とりあえずそちらに行ってみると、いろいろ面白い展開が待ってる、
ってことかな、と思っています。
私も実際、とにかく英語ができたらな〜と漠然と思っていて、
いろんな出会いがあって多読を知り、こりゃ面白いぞと続けてて、
英語の本が少し読めるようになって、そこで「スピリチュアル」と出会いました。
(Julia Cameron の "The Artist's Way"。しかも、繰り返し読みながら、
一年ぐらい、スピリチュアルの本だと気がついていなかった・・・)
人間死んだら終わり、神仏も霊もいないと思っていた私にとっては、
まったく想像だにしていなかったところに連れて来られた感じです。
これからも自分のワクワクや流れに従って行けば、面白い展開が
待っているんだろうなと思います。
話があさっての方向に行ってしまいましたが・・・
それでは。
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