Re: 「辞書なし多読は効果がなかった」も

[掲示板: 〈過去ログ〉多読と英語学習・試験に関する掲示板 -- 最新メッセージID: 1756 // 時刻: 2024/6/27(03:47)]

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878. Re: 「辞書なし多読は効果がなかった」も

お名前: スニフ
投稿日: 2010/4/9(20:48)

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こんにちは。たぶんはじめての発言です。

"こるも"さんは[url:kb:874]で書きました:

〉あと、体験談として
〉「辞書なしで多読したけど、私にはあまり効果がなかった」
〉「辞書を引きながら多読したら、効果があった」
〉というのがありました。かつて。

〉できたら、そういう体験にも、耳を傾ける場であってほしいな、と思います。

多読に関しては、私は傍観者なんですが、昔の話をします。
高校生の頃(世代的には私と古川さんはほぼ同世代)、うちの高校の先生は
「サマセット・モームを読め」
というのがモットーでした。

「単語は難しいけれど、文法的にきっちり書いてある」というのが、根拠だったわけです。つまり、which とか that とか論理的に推論すれば必ず意味がわかる というわけです。

で、まあ、ペーパーバックを買ってきて読みましたよ。でも、知らない単語が多すぎて辞書を引きながらだととても読み進めない。で、当時自分がやった方法が、「読んでいるときには辞書は引かない」「何ページか読んでどうしても気になる単語だけ辞書を引く」「辞書を引く単語は1ページに一個まで」。

でね、結論からいうと、長文に対する物怖じってのはなくなりました。これが一番のメリット。でも、題材がモームってのは疑問ですね。だって、日本語でよんでもちっとも面白くない。散文的すぎ。

その後、「アニマルファーム」を読みました。こちらの方がずっと易しいし、あっという間に楽しく読める。

その後は、シェークスピアをずっと読みました。所謂中世英語なんで受験勉強とは無縁なんですが、翻訳では味わえないダジャレが好きでした。

結局、どんな方法をとっても、語学にとっては、『量をこなす』というのが一番重要なんじゃないかな。で、量をこなすためには、難しすぎちゃだめ、楽しくなければだめ、日本語が混ざると思考が中断するからだめ。英語の密度×時間 を最大にするために、多読という方法論がまあ多くの人にとっては有効であるということなのではないですかね...

( ここで、「難しすぎちゃだめ」というのは、難しいこと自体が悪いのではなくて、そのことによって長続きしなくなることがだめなのだと思う。)


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