異なる言語の概念の対応の多様性について

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518. 異なる言語の概念の対応の多様性について

お名前: 主観の新茶
投稿日: 2009/1/12(16:47)

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 異なる言語の概念の対応の多様性について

ここでは、主に、一個の単語の内包概念を考察する。

これは、ある言語の1個の単語が、別の言語では、複数の概念の単語に分岐する場合である。

 たとえば、説明概念として、英単語Xが、日本語2つに対応する場合がある。
 これは、類義語全てを1つと考え、類義語ではない、異なる概念が、2つあるという趣旨である。
 
たとえば、英単語5個、X1,X2,X3,X4,X5が、日本語の単語Y1、Y2Y3に、分岐する場合もある。
 この場合、たとえば、X1は、Y1、Y2に対応し、X2は、Y2のみに対応し、X3は、Y1、Y3に対応しているが如くである。

 これらは、いろいろ複雑な形態がある。

 この問題は、明治期前後の新造語、転用語について、定義の再確認の必要が発生しているという、近時の論者の主張とも、大いに重なるところである。

 英語のX単語は、日本語のY単語の訳ではなく、Z単語にすべきであるというのも、これら大きな問題の一徴表である。

 英語など外国語の単語と、日本語との複数対応の問題は、国を始め、江湖の関心事となり始めているというのが、私の認識である。
これらは、専門家集団によるコンセンサスの問題でもある。

 以上は、様々な情報に触れ、さらなる思考の深化を望まぬものではなく、また、異なる見解の存在を否定するものでもない。


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