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お名前: 柊
投稿日: 2017/8/15(08:42)
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杏樹さん、こんにちは。柊です。
私も、Kindleを使うようになってから辞書を引く回数が増えています。読んだ語数は、数えるのをやめたのが4900万語だったので、それを越えてからだと思います。Kindleだと、気になった単語を数秒間タッチするだけで辞書が引けます。英英辞典数冊と英和辞典が入っていますが、大抵は英英辞典を引いています。人名や病名だとわかった時に、たまに英和辞典に切り替えます。切り替えるのも、少しの操作でできます。
英英辞典の説明が読んでわかるようになったので(ロングマンとか、基本の2000とか3000語で説明文を組み立てているのが自慢の辞書なので)、引いても、ついでに注を読んでいるぐらいの感覚です。この間は、テレビ局で連続コメディを書いている脚本家を主人公にした本で引きました。slightly negativeな言葉を使いたいと言ったら、相棒の脚本家があっという間に10か20ぐらい単語を並べたのですね。気になって、それぞれを調べてみました。全てにinformalと書いてあって、説明は大体似ているのですが、語源がイディッシュだったりジャーマンだったり、不明だったり、不明のくせに1980年代から使われていることが判明していたり。なんでわかってるんだ?と突っ込みを入れながら読んで、とても面白かったです。
引かなくても大体わかるけど、という時に、たまに気になって引いています。私が持っている紙の辞書と違って、商品名とかブランド名も入っているので、便利です。もうひとつ便利なのは、辞書を引いている最中に面白い単語を見つけて読み出して、小説を読むのを中断して辞書を読むというのがないこと。漢和辞典が最高の愛読書の中学生だったことがある私には、そこが一番便利かも知れません。
当たり前かもしれませんが、面白い単語だと覚えていることがあるものの、二回以上引いている単語もある程度あると思います。フラッシュカードという機能もKindle(paperwhiteだけかな?)にはついていて、一度引いたことがある単語を、出てきた文章や辞典の説明と一緒に表示できるのですが、一度使って遊んだほかは、全然使っていません。
辞書引き問題も、これだけ簡単に英英辞典が引けるとなると、少し、議論が変わるのかもしれません。といっても、多読初心者だったり、全部引かないと気が済まない場合は、引かないようにするというのは、変わらないのでしょうけど。
そうそう、私の個人的実験とその感想ですが、英文解釈で日本語を介して読むと、どんどん英語がわからなくなるという気がして、それはやめました。ノートにシャーペンで毎日カリカリやっていると、勉強している気がしたのですが、やっぱり、私の性に合わないようです。日本の単語集でボキャビルもやめることにしました。ボキャビル用の本で、多分英語圏の大学生か大学受験生用の、「ギリシャ神話から来た単語」「接頭辞in」など分野別に集めた単語集は、読んでいて面白いのですけどね。ただ、覚えようという気はないです。
最近は、いくつかの本を売ってしまって、Kindleで買い直そうか考え中です。Kindleの辞書は、Kindleの中の文書でないと、引けないようなので。それと、買ってしまった本がやたら大きくて分厚いのに、文章量は少ないのに、届いてから気がついたというのがいくつかあるので。
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