[掲示板: 〈過去ログ〉多読と英語学習・試験に関する掲示板 -- 最新メッセージID: 1756 // 時刻: 2024/11/22(10:45)]
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お名前: スニフ
投稿日: 2017/4/21(21:00)
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"柊"さんは[url:kb:1719]で書きました:
〉易しいはずの本の方は、すらっと読める文章を構造分解すると、どんどんわからなくなっていくんだな、ということだけはわかりましたが。
文法を理解すると、
That that is is that that is not is not is that it it is.
とか
James, while John had had "had," had had "had had." "Had had" had had a better effect on the teacher.
A canner can can anything that he can can, but he can't can a can, can he?
みたいな文章が、すらすらと理解できるようになる?とか???
(「ここではきものを脱いでください」と同じく、句読点が適切に入っていればそんなに難しくない。)
# この that がやたら多い文章は、昔初めて目にしたときはもっと長かった気がするのだけれど、(thatだけでも20個くらい連なっていた気がする)、今はこれしか見つからなかった。
文法的には単純だけれど、意味的には ? な
Colorless green ideas sleep furiously.
のような文をどう理解するか、とか。
単に文法規則的に考えるといくらでも長い文章を合成することは可能だけれど、人間の頭のスタックに詰める量には自ずと限りがあるので、掛かり受けが5重にも7重にもなる文章は実質的に理解不能だとか、
構文解析して、(○(○(○(○)))) になる文章と、((((○)○)○)○) になる文章と、どちらが理解しやすいか、とか、文法も違う観点から見るとそれなりに面白いところもありますけれどね。
日本語の文法にしても、いわゆる学校文法(橋本文法)だけでなく、時枝文法みたいな別の体系もあるし、
英文法にしても、格文法みたいな発話の状況を重視するようなちょっと毛色の違うものもあるし。
(誤解を恐れずに大胆な言い方をすると、物語で起承転結があるべきところで、転の部分が欠けていたら、なんとなく落ち着かないので、そこを何とか埋めたくなるといったタイプの文法)
まあ、英語に関して言えば、大本の文法から崩れに崩れまくった言語は例外が多すぎて、もはや規則とは呼べないものになっている気がしますね。
もう、規則の崩れかたの傾向の規則みたいなものと思った方が精神衛生的にいい。
(典型的には it's me のような)
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