[掲示板: 〈過去ログ〉多読と英語学習・試験に関する掲示板 -- 最新メッセージID: 1756 // 時刻: 2024/11/22(10:37)]
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"fauree1924"さんは[url:kb:1666]で書きました:
〉"柊"さんは[url:kb:1653]で書きました:
〉柊さん、こんにちは。
faureeさん、お久しぶりです。
〉〉この1,2ヵ月、英語もフランス語もスペイン語も読めすぎて、自分でもどうしたのか不思議に思っている柊です。そこで、理由を考えてみました。
〉一緒にここで考えさせてください。
ありがとうございます。
〉〉英文法の勉強をしたのですが、大した勉強ではなくて、「名詞を装飾するのが形容詞で、副詞も含めて色々装飾できるのが副詞。順番では冠詞、副詞、形容詞、名詞という順番に並ぶ」という程度のことを勉強しただけですが、多分そのせいで、フランス語とスペイン語の読書速度が一気に上がりました。何しろ、もとが中学校も行っていないもので、日本語でも「副詞ってなーんだ?」と言われたらわからないレベルだったので、この程度の勉強でも一気に加速するという。
〉〜とは何だ?、はわたくしには凄く難しいように感じます。わたくし、高卒ですが、あまりよく分かりません。逆に英語は勉強して日が浅いので、記憶としても理解としても、どこまで分かり、どこから分からないかがちょっとだけ分かります。
〜とは何だ?という難しい質問ではなくて、辞書的な説明すらわからなかったのですが、確かに、本質的には難しいですね。
〉ただ、読書速度が上がりまくるという状態になるには、少し気になる事があります。認識して意味を了解し、記憶していき、その名残りが消えないまま、感動もともなって一気読みしておられるのではないかと察します。
確かに、一気読みの連続というのも、効いているでしょうね。フランス語の一気読みの後、スペイン語の一気読みという連鎖反応もあったでしょうし。
〉〉逆に、このレベルがわかっていなくても、一般の小説が読めるという、多読の凄さを表すのかもしれません。
〉ここが1番凄味のある所ではないでしょうか。
多読の不思議さですね〜。
〉〉英語はアルクで簡易テストを受けてみたのですが、基本の3000語が身についていないという結果が出ました。ところが、以前にやった海外の語彙テストでは1万語越えという結果が出ているのですね。
〉アルクは確か(確かでごめんなさい)頻度や重要度から12,000語までクラス分けした単語帳や指標などがあるはずです。
〉何にとって大切なのかは数値化出来ないので、多分日常生活で使うとか、コーパスなどで頻度高く検出されて、とか、何らかの根拠があるはずです。てきとうな記憶&説明ですが。
あ、それです。何かアルファベット3つ並んだ名前があった。えーと(カンニング中)、SVLです。スタンダード・ボキャブラリー・リスト。
〉〉不思議だなーと思いつつ、コリンズ・コウビルドの学習者用辞典をめくって確かめてみました。10ページ見て意味のわかる単語を数え、ページ数から語彙数を割り出すという方法です。8000語あるという結果になりましたが、それより重要なことには、理由がわかりました。
〉そこでないか!と思いました。辞書にはあまり頻度が高くない或いは専門用語などなど、アルクの12,000にはエントリーされてはいないが柊さんが小説を読む上では結構大切な語彙があればそうなりそうですね。
私の得意な陛下・猊下・殿下・閣下の類いですね。私は何語でもこの辺りから覚え始めますが、エントリーされていても使用頻度は低いことになっているはず。
〉〉星印のついている超重要単語がわからないことがある一方で、もっと難しい単語(特にフランス語由来とか)がわかったりするのです。つまり、難しい単語がどれぐらいわかっているかに着目すると語彙数が多く出て、基本単語を確認すると語彙数が少なく出るわけです。
〉基本単語だけで、大体事足れりとする説を提唱された方やそれに関連する方々が昔からいらして、だからGRなどは昔からあるのではと思います。
だから私はGRが苦手なのかもしれません(って、ちょっと違う)。
〉〉これだけ基本単語がズタボロで、なぜ大人用の推理小説が半日で読めたのか不思議ですが、多読に必要な重要単語と一般の基本単語が違う、正確には私の多読に必要な重要単語と、ということかもしれません。ということは、語彙増強とかやってみたら、今までもやがかかったようになっていた現代小説のもやが取れるのかしらん、と思ったり(歴史小説はもやがないんですが)。
〉私はもやもやだらけなので、まだ小説が読めないです。基本単語マニアでしたが。
1つ気になる分野を絞って、子ども用の短い本から順番に読んでいくと、普通に勉強するよりは早く、ペーパーバックが読めるようになるのではないかと思います。最初は、その分野しか読めないでしょうけど。
〉〉多読で伸びが頭打ちになってきた気がしたので、他の方法を試してみたのですが、続けるのが大変で、続けるという意識もなく続く多読はすごいなーと思いました。あと、多読じゃない方法だと、続けるほどにネイティブとの差を思い知らされて、という人が多いみたいで、お気楽に続けるのがさらに難しいみたいだな、とも思いました。
〉本当に凄いですよね。好きこそものの上手なれと下手の横好きという言葉があって、わたしは後者。柊さんは前者。たぶん。
いやいや、自分は良い方だと思うのが大事ですよ。でも、下手の横好きでも構わずやっていこうという決意だけはありますが。
〉〉私だけかもしれませんが、海外サイトに英語で書き込んで「お前の英語は下手だから言ってることが信用できん」と書き返されても、「じゃあ、日本語勉強してみろ。こっちは勉強してやってるんだぞ」と、とっても偉そーにしていられるのは、多分、多読のおかげです。いや、大体話題は、日本のマンガの翻訳が、日英読み比べた結果、誤訳になっているという話なのですが。
〉スタンダードに達したらいいという英語圏の方、そこそこいるんでしょうかね。日本文化の凄さを日本語で上手に言えないと向こうも駄目なはずなんですけどね。日本好きでなくてもマンガ好きなんですかね。
日本が好きなのかどうかはわかりませんが、とりあえず英語はできないと駄目だろうという考えかもしれません。でも確かに「高をくくる」が「鷹を括る」になるぐらいの英語を書いてしまいましたが。
〉〉もうちょっと文法的に正しい英語を書いて、そういう言われ方をされなくなりたいと思いつつ、「通じてるから怒ってるんだろ」と高をくくってはいます。
〉うまい!
全く通じなかったら、スルーされると思うので。
〉〉文法は大事だけれども、私の場合は最初に多読をやってから文法でないと、続かなかったし、変なコンプレックスが抜けなかっただろうな、と思いました。私より文法がわかるはず(多読はしないけど)の父にNate the Greatのとある巻を読ませたところ、「英語にもくだらない本ってあるんだな」と言っていました。私も、最初の頃は英語の本は正しくて重要なことばかり書いてあるものだと思っていました。
〉同感です。
実験のため、次にDiamond Brothersを勧めようかと考え中。
〉〉自分なりのバランスで、多読しつつ勉強していくのが、今のところ私には合っているようです。以上、長文を読んでいただき、ありがとうございました。
〉かなり深い考察に、読まされました。
〉ありがとうございます。
こちらこそ、ありがとうございます。
〉そして、てきとうな相づちに不快感を覚えましたらすみません。
適当な相づちではなく、こちらも考えさせられました。それに、faureeさんにしても誰にしても、返事をもらって不快にはなりませんよ。ありがたいと思うだけで。
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