基本語彙と呼ばれる語彙と英英辞典、多読

[掲示板: 〈過去ログ〉多読と英語学習・試験に関する掲示板 -- 最新メッセージID: 1756 // 時刻: 2024/11/24(19:47)]

管理用 HELP LOGIN    :    :


上へ上へ | 前のメッセージへ前のメッセージへ | 次のメッセージへ次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む返答を書き込む | 訂正する訂正する | 削除する削除する

1562. 基本語彙と呼ばれる語彙と英英辞典、多読

お名前: fauree1845
投稿日: 2014/9/26(07:25)

------------------------------

ちょっと長いタイトルですが、ご容赦下さい。しかも、要点がぼやけています。

話す、書くと怒涛のごとく行ったけれど、レベルアップしないなあと思っていました。

すると、こんなことに気づいたのですが(遅すぎる)、英語を懇切丁寧な自分流の日本語での思考回路による認識・定義付けで基本語彙をマスターした気になっていました。

また、GRを何十回も再読したら、コロケーションや句動詞、中核的な意味が反射的に浮かぶようになると思いました。そうすれば、英語で思考する事も夢ではないと思いました。

が、できていませんでした…。ショックでした。

そこで、今まで敬遠していた多義的すぎて調べようがない(覚えようがない)基本語彙もしくは英英辞典の定義でパラフレーズとして度々用いられる語彙に
注目し、それぞれ「言う、話す」「動く、移動する」などの日本語から敢えて、和英辞典と英英のシソーラスを使って、類義語を出しまくりました。すると、基本語彙は確かに中級者の自分にも分かるように紐解くことが可能であることがわかりました。

しかし、肝心のところまでいくと、やっぱりどこまでも英語なので、動詞の説明にも、名詞、副詞、前置詞が使われますし、多用される動詞があって、それぞれのニュアンスを理解していきながら書いて列挙して、自分のシソーラスを小一時間作成することに従事してみました。

すると、学習者向けでは違いが説明されていない、もしくはその辞書のカバー範囲を逸脱するからなのか、そこまで覚えなくてもいいよ〜くらいなのか、わかりませんが、いわゆる上級学習者向け英英では全てをまかないきれないのに気づき、すっとODEを引くと、目からウロコの説明に驚かされました。違いが説明されている、しかも易しい言葉で!!

もちろん、ただ難語のオンパレードだったりする場合もあるので、自分は研究社の和英の大辞典とオックスフォードの学習者向けシソーラスとコウビルドの上級英英とシソーラス(多分学習者用)を軸にしてmyシソーラスを作ることに決めました。

勿論、より自然な英語を使いこなしたいのと、英語で即座に理解する確率と理解の深さを底上げしたかったからなのですが、これをやると多読に活きるかなあと思ったりなどして、楽しかったです。

現在592万語+αの語数、多読4年、受動的に理解できる語彙が6000〜7000、能動的にそこそこで使える語彙が3000〜4000くらい、きちんと英語で説明できる語彙が多分少しはあるという程度になれた自分の状態でやっと和英〜シソーラス〜上級英英〜ネイティヴ向け英英によるmyシソーラスが上手く作れるなあと思いました。

因みに、英語に触れていた時間は2000時間くらいだと思います。

その間もほぼ「Japanese!!」だった訳ですから、勿体無いなあと反省してみたり。ですから、そうでなく、SSS方式等の方法で最初からやったら伸びるのが早いのがよくわかりました。

ORTも、なめていましたが、あの概念を良く知っているのは、まさに読み手の対象年齢の子供達だとイギリスで知らされました。

私が子供のそばで大人の知人と長く会話していると、即座に用法の誤りを指摘されました。

その子供の使っている言葉は私とその知人よりもはるかに簡単かつ的確なのです。

それにはびっくりしました。

自分の立ち位置がわかったので、ペーパーバックが長らく読めない状態にあった理由も納得出来ました。

勿論、到達ルートはいくつもあるし、王道はないと思います。

自分の問題を子供に指摘され、それを自分流のボキャビルでわかったという話でした。

語彙の理解の仕方もだんだんと洗練されていくのかなあと思うと、この先が楽しみになりました。

ただ、あと6000以上の語彙(自覚なし)をそうやって一つ一つ英語の説明で日本語に訳さないでやるのは何年かかるのかしら、と思ってみたりはしましたが。

脇道にそれてきたのか、意外と正道を辿ってきたのか、よくわかりませんが、まあ中級者になったということがわかっただけよし、今まで多読の先輩からSSSの掲示板で頂いてきた助言の数々が更によくわかったような気がしました。

で、皆さんがおっしゃるように、楽しく気楽にそれができていて、いやならやめればよし、好きなだけ多読的アプローチでできるということとあれば、間違いなく基本語彙は使いこなせるようになって、自分が目標としている、CEFRという指標の一番上、C2に到達出来る希望が湧いてきたのでした。


▼返答


Maintenance: SSS 事務局
KINOBOARDS/1.0 R7.3: Copyright © 1995-2000 NAKAMURA, Hiroshi.