Re: 子音が重なる

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1335. Re: 子音が重なる

お名前: たかぽん http://dandelion3939.blog38.fc2.com/
投稿日: 2013/9/28(20:23)

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Oh!Mah!Ah!さん、こんばんは。ありがとうございます。

〉〉〉司馬遼太郎が東国の人は、「子音」が重なってもちゃんと言えるが、西国は違うと述べた文章を引用しているのですが、この「子音」は、英語の「子音」と本当に同じなのか。

〉〉「子音」が重なる、で思い出したのですが、
〉〉ドナルド・キーンさんの自伝で知ったのですが、
〉〉チェコ語ではオオカミのことを vlk と言うらしく、
〉〉母音が無い!と、少年時代のキーンさんは思ったそうです。

〉〉vlk。確かに子音しか無いのですが、でも、喉では、
〉〉あたたかい音(?)を発していますよね。
〉〉字としての母音は無くても、この「音」は、
〉〉つまるところ母音ではないのだろうか?
〉〉と思ったりするのですが、どうなのでしょうね。
〉英語喉の上川先生に気軽に聞いてみられてはと思いますが、

あ、それは考えてなかったです。何となくおそれおおく・・・

〉英語の子音は、出し始めた息が、出そうという子音を出すための口等運動が喉の形に連動変化を与えるのでその子音特有の息、子音の一部になり、舌等の移動をやめたとしても、HotがHo(t)でも分かるということではないかと勝手に思っていますが。子音を出している間の息は、母音には入れないのではないでしょうか?

やっぱり、そうですよね。。
上の vlk でも、v の歯とくちびるのまま、喉でウーと出してる。
ここで歯とくちびるを解放させると、ヴとなって、母音が生まれる。
でも、v のままでも、母音に似た音が喉では出ている。
いつまでも v と言い続けられる。
l でも同様。l の口の形と舌のまま、喉でウーと出してる。
k は、喉を閉じて息をカットするので、v や l のようにはいかない。
k だけを言い続けることはできない。
でも、v や l が、喉で母音のようなものを出しているので、
一見、母音が無い vlk が、言葉として成立するんだと思います。
これが kkk や vkk だと、成り立たないんじゃないかと。

マリリン・モンローの出てる『七年目の浮気』という映画で、
トム・イーウェルが"plenty"を言うときに、「pl」を伸ばすんです。
pl———————enty みたいに。(pllllllllllenty と書くのかな?)
われわれ、「プ レ ン ティ」と言ってはいけないと習っているので、
イーウェルのこれを聞いたとき、えっ、そんな伸ばし方していいのか?!
と思ったものです。
でも、(当然ながら)いいんですよね。
pl の口・舌の形(具体的には、l の口・舌の形)を維持していれば、
喉で「母音」を出し続けていてもかまわない。
その舌を解放したときにはじめて母音になる、ということなんですね。

(簡単なことなんだけど、文章にすると、ややこしいな。。)

〉昔、ポーランド人のそれは綺麗な御嬢さんが、チェコ人の男性に、スラブ系では子音がいくつも重なった名前があるねと話していたのを聞いたことがありました。当時は????でした。

母音は無くても、喉で「母音」を出しているので、言葉になるんですね。
口を解放させないのは、寒かったりしたからでしょうか?
(「それは綺麗な御嬢さん」が一番気になりますが・・・)


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