[掲示板: 〈過去ログ〉多読と英語学習・試験に関する掲示板 -- 最新メッセージID: 1756 // 時刻: 2024/11/26(06:23)]
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お名前: 古川@SSS
投稿日: 2011/3/27(22:57)
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古川です。
ゲームの例え、非常にうまいです!
〉この比喩ですと、「辞書を引かずに、やさしいものから、たくさん読む」という意味の「多読」は、
〉ミニゲーム(ミニ練習試合)ということになるでしょうか。
ミニゲームというよりは、草野球あるいは練習試合っていうほうが
いいような気がしますね。
〉従来の語学では、練習がほとんどで、試合もしなければ、ミニゲームすらも少なかったのが、
〉欠点だったかなと思います。(実は練習も少なかったかもしれませんが。。)
〉「多読」はそのぶん、ミニゲームを多くすることで、「英語を使える(読める)」感覚を、
〉たくさんの人に得させてきました。
〉(SSSさんの、やさしい本紹介の功績が、何よりも大きかったと思います。)
〉しかし、ミニゲームばかりやっていても、本試合に対応できるとは限らないわけで、
〉ここから道が分かれてくるんでしょうね。
〉 ・ミニゲームばかりを続ける。
〉 ・ミニゲームで対応できる相手(英語)としか試合をしない。
〉 ・いきなり本試合で揉まれる。
〉 ・他のトレーニングも始めつつ、本試合に挑戦する。
〉 などなど。
〉どれが良いというわけではなく、その人の目標とか好み、性格によって、
〉選べばいいことだと思います。
そうだと思います。草野球を楽しむのに、プロの様な訓練はいらない。
しかし、草野球といえども、良い試合をするにはある程度の練習
は必要です。
〉少なくとも、
〉「どんな人でも、ミニゲームだけやっていれば、どんな相手と試合をしても、やっていける」とか、
〉「ミニゲームと本試合だけしか、やってはいけない」というようなことは、
〉言えないのではないかと思います。
その通りですね。
〉私は、ちょっと、「多読多聴しか、したくない」という気持ちが強い人なのですが、
〉それっていうのは、「ミニゲームと、試合しか、したくない。練習したくない。」
〉と言ってるようなものなのですね。。
「多読多聴」は楽しいですが、練習はやはりつらさがともないますからね。
〉もっと英語ができるようになりたいのに、練習したくないというんですから、
〉そら、頭打ち感があるはずだわ。伸びないはずだわ。
本当にできるようになるには、一定程度つらいこと、あるいは、
興味の無いことでもやらざるを得ないと思います。 あとは、
「つらさ」と「成果」の兼ね合いあいをどう考えるかですね。
これは、個人の価値観にもよるし、必要性にもよりますから。
〉野球の比喩のおかげで、何かちょっとわかったような気がします。
〉ありがとうございました。
〉
〉
〉P.S.余談ですが、もし、野球の試験というもの(「TOBIC」とか)があったら、
〉 教科書どおりじゃないイチローは、点数が取れないかもしれませんね。
〉 ワンバウンドの球を打ったりするから。。
入試で英語の得点が高いという能力と、
英語を使って有益なことができる能力も全く別ですね。
ただ、多くの試験では、満点をとる必要が無いのが
人類の智恵と言えましょう。
それでは。
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