多読と精読

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1102. 多読と精読

お名前: たかぽん http://dandelion3939.blog38.fc2.com/
投稿日: 2011/2/19(23:44)

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こんばんは、たかぽんです。
このところ、それとなく、「多読と精読」のことを考えています。

古代ローマの、小プリニウスという人の言葉に、こういうのがあります。

  aiunt enim multum legendum esse, non multa.
  「多読より精読すべきだと言われている。」

  (『ギリシア・ローマ名言集』柳沼重剛編より)

はたまた、語学の巨人、関口存男の口癖は、

  「第一多読、第二多読、第三多読」

で、上達にはこれしかない、とおっしゃっていたそうです。
(授業も充実していたそうですが。 『ことばの哲学 関口存男のこと』池内紀著)

どうしたものか。

自分のことを言いますと、最近、なんとなくラテン語をやっているのですが、
ダーッと読む(聞く)多読と、意識的に単語や文法のことを押さえる精読と、
どちらも必要かなぁという気がしています。
ダーッと読んでばかりだと、さっぱりわかってこないし、精読ばかりだと、しんどいし。

でも、精読するにしても、多読的といいますか、なるべく「習うより慣れよ」的に、
頭に負担をかけずに、音読を楽しむ的にやったほうがいいかなぁ、とは感じます。
しかし本当は、最初に基本文法もガッチリ覚えてしまったほうが、いいのかもしれません。。
(私にはできないというだけで・・・)

英語についても、何回も読んだり聴いたりした素材を、ちょっと精しめに読んでるのですが、
素通りしてた言葉が拾えて、おもしろいです。この本にはこんなことが書いてあったのかぁ、
という発見もあったり。。
英語で書かれたボキャビル本を、いっぱい英英辞書引きながら読んだりもしています。

みなさんは、多読や精読について、どうお考えですか?
まぁ、何をもって「多読」や「精読」と言うのか?というところからして、
人によっていろいろだとは思うのですが・・・


▼返答


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