Re: 読み聞かせと多読

[掲示板: 〈過去ログ〉多読と児童英語の掲示板 -- 最新メッセージID: 461 // 時刻: 2024/11/25(15:46)]

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67. Re: 読み聞かせと多読

お名前: macska
投稿日: 2005/2/14(10:55)

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えっちゃん、コメントどうもありがとうございます。
こちらでもお世話になります。

〉絵本の読み聞かせは随分前から、取り入れている方は多いのですが、児童英語で多読指導を取り入れているのは、どのかたもこの1〜2年です。macskaまちかさんも早速仲間入り嬉しいです!!

教え初めて間もない時にこうした良い指導法について知ることができて嬉しいです。

〉多読に関しては基本は黙読です。
〉ですから、いままで、社会人、大学生、中高生で取組まれていたSSS多読をそのままの形で、すぐに児童英語に取り入れるのは難しいので、そこまでの導入を児童英語で丁寧に実践すると考えると分かりやすいかもしれません。
〉ただ、こどもは文字がよめないので、多読は最初から無理だと思われる方もいるでしょうが、音声と一緒に読む(眺め読みかな)ことによって、大人が今まで予想しえなかったような成長も見せます。音声をつけて、教室でのreading,貸し出しに取組んでいる教室も増えてきています。

なるほど。

〉導入がしやすいということもあって、児童英語でまず行われているのは、絵本の読み聞かせだと思います。

これは私も試みています。FCの指定教材にも絵本がついてくるので、自動的に生徒はこれを購入することになります。なので私もその本を利用して読み聞かせ(クラスによって多少の違いはありますが、

〉(2) 見開きで開いているページで逐語訳でない簡単な訳をつける。
〉(3) 次の展開を予想させながら、読む。
〉(4) 一緒に音読しながら読む。

をミックスしたような方法)でやっています。

でも実は付属の絵本は私の教室にはあまり合わない、関心しないものも多々あります。で、その代わりをこちらでアドバイスいただきながら何か探しているというわけです。

〉また、読み聞かせとは違いますが、手袋人形や指人形を使って、ごく簡単なお芝居をみせたり、エプロンシアターをやると特に幼児には人気があります。

ペープサートを使ってみたこともありますが、お話し自体に興味を持てることが先決と痛感しました。本の話しと離れて、動物の名前や色などを聞いたり話したりするのなら構わないですが、それなら本のストーリーはどうでもよくなって、なんか本来と違う感じがします。

〉もちろん、手作りでやっている方もいますし、日本でもネットで探すと結構いろいろなものがあります。

8月初めに、ピアノと英語の生徒合同で発表会を予定しています。あまりお金はかけずに、通常レッスンは保護者ヌキなので、子ども達の様子を知らせる意味合いと地元の人たちも気楽に覗きにこられるような会にしたいと思っています。企画等はこれからでまだ未定ですが。

〉実際の本選びはなかなか難しいかと思いますが、英語の読み聞かせ本の紹介ではリーパーすみ子さん著の「えほんで楽しむ英語の世界」が詳しいです。http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4870771756/qid%3D1108287183/250-1037980-4906612

さっそく購入手続きをしました。

〉本の購入を考えた場合、読み聞かせ用の絵本としても、実際の多読指導をする場合でもおすすめ図書はOxford University PressのOxford Reading TreeやLongmanのStory streetなどです。これらのシリーズは文字なしの本からあります。
〉どちらもまずはstage 1~5くらいがおすすめです。

〉また、音声は児童英語の場合、必須だと私は思います。そういう点で、音声がついているシリーズはOxford Reading Tree, CTPの絵本、スカラスティックのsight word readers、マクミランのspringboardなどがおすすめです。
〉Story Streetにも音声が早くついてくれるといいなといつも思っていますが、まだです。

指導には音声が必須という意味もよく分りました。となると音声付の本でないと導入はなかなか難しい。
Story Streetにも近いうちにCDができるという古川さんのコメントを見ました。どれがいいか迷います。

〉実際の本の購入の際はこのHPでリンクしているSEG bookshopが一番間違いないと思いますし、いろんな相談にものってくれます。

相談にものってもらえるというのは有難いですね。

〉私の教室では生徒は入室時にビジネステレコのような携帯用カセットテープレコーダーを購入してもらって、導入期の本にはテープをすべてつけています。この手間がかなり大変です。

金銭的には貧しい山間の家庭の子ども達ですので、FCの教材を購入できる教室に来ている子ども達は恵まれている方です。子どもの全体数は非常に少ないですが、兄弟は2人、3人いるのが普通です。だから親がかなり奮発して子どもに英語を習わせています。何かを購入してもらうのは、何かと差し替えでなければ非常に難しい。発表会の会費年間3000円ですら月250円の分割でというくらいですから。

なので、例えば音声を聞きながら本を読む場合、各自に一冊本を持たせるのは不可能です。かと言って私も揃えられません。OHPなんて考えたりしましたが、それもなんだかんだ大変。何かいい案はないかなぁ。

〉ですから、macskaさんの教室のこともぜひ、そのうち報告してくださいね。

交流会に参加というのは時間的になかなか難しいと思いますが、こうしてネットを通じてお知らせしながらアドバイスやご意見をいただけたらと思っております。

〉あ〜それから、先生が自分で多読を楽しむのが、教室の雰囲気作りに一番良いようですよ!!紹介したい本がたくさん増えます!!

そう、それに効果を確信して不安なく教えられますね。

〉また、前述した児童英語教室へのアンケートのまとめを近々SSSHPにリンクさせて、公開できる予定です。そちらにはもう少し、詳しく本のことや予算のことも含めて掲載されていますので、ぜひ、参考になさってください。

楽しみにしています。


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