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お名前: Kicco
投稿日: 2006/5/4(01:15)
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macskaさん
こんばんは。
〉私にとっても非常に関心のある話題なのでお仲間に入れていただきたいと投稿しています。
〉Kiccoさんと同じく、年中から高校生まで教えていますが、うちほとんどが小学校低学年以下です。全クラスで昨年9月から読み聞かせ(?)(聞くだけでなくリピートしています)しています。ブッククラブを併設しているので、中学生以上にはすでに貸出していますが、英語教室に来ている小学生以下の子ども達にも貸出をしたいと思います。ただ地域環境的な事情で貸出管理に保護者の協力を得るのは難しいので、その辺が思い切って始められない理由です。
macskaさんは既に貸し出しを始められているんですね。
ブッククラブを開くのが私の今後の課題ですので、そちらでは色々教えていただければうれしいです。
中学生以上に貸し出しをされているのでしたら、小学生の貸し出しは、管理に少し気をつければ問題なく出来ると思います。一番大事な意欲に関して言えば、私のところでは小学生の方があり、貸し出しは非常に効果的に順調に進んでいると思います。
〉蔵書はORT, LLL, MSB, CTP, ICRなど一通りのものは揃っていますし、音源をつけることも可能です。
本を十分盛っていらっしゃるようですから、直ぐにでも貸し出し準備にかかれますね。音源は絶対あったほうが良いと思います。
〉> 貸し出しを開始する前にすることが色々あるとおもいますので、現在お教室がどのような状況かもう少し教えていただければとおもいます。
〉貸出を開始する前にすること、ぜひぜひ参考にさせていただきたいです。
〉割り込みですが、私も状況を書きます。悪しからず仲間に入れてください。よろしくお願いします。
貸し出しはこのように行っています。
本棚の下の段に小学生用、音源つき貸し出しパックをZiplocにいれ、袋に貸し出しの注意シールと主要シリーズもの(ORT,CTP、SPBなど)はナンバリングをして、プラスチックコンテナーにシリーズごとに分けていれます。
ScholasticのCD,Tapeつき絵本は1冊単位
ORT、CTPは3冊単位
Time-to-Discoverは6冊単位
SPBは8冊単位
Clifford、Dora,Scooby DooなどのPhonics系読み物シリーズは箱単位
などとしていますが、貸し出しを始めた当初は蔵書数も今よりすくなかったので、1冊から2冊パックがメインでした。
主要シリーズはナンバリングしておいた方が、貸し出しの記録をとる時にやりやすいと思います。
貸し出し記録簿は 以前は日付ごと、現在は個人別のページにして管理しています。小学校高学年、中学生以上は自分で記録させることができますが、
小学生の場合は、
教室に到着した時点で、出席帳、読書記録手帳を到着順に提出
本の話題でお話をしながら読んだ本の記録をチェック、読んだ本の記録に応じて、ごほうびシールを渡す。
前の週に借りた本を返却してもらい、貸し出し簿の本に横線をいれて返却チェック
次の生徒が記録をチェックしてもらっている間に、今週の貸し出し本を選び、口頭で本のタイトル言ってもらい、記録簿に書き取る(ナンバリングで管理すると、最初の準備は大変ですが、記録は楽です。私のばあいは、タイトルを自分でわかる書き取り(つまり雑ということです)かナンバー表示で
手早くやっています。
全員が終了すると返却、貸し出し終了です。
この間 約15分位かかります。終了した子から、好きな本を選び
CDプレーヤー、テープレコーダー(人数分用意)を用意して、Readingをして待っています。2年生以上は問題なくできますが、1年生の場合はIndependent Readingの時間をとることは、最初難しいですが、貸し出しで家庭でCD Listeningをすることになれると、出来るようになります。
〉ORTは私も読んでいますし、生徒たちもそのキャラクターに親しんでいます。Floppyが一番好きです。
macskaさんのように、先生がその本が大好きで、多読をされていると言うことは一番大事なことですね。
〉年齢やクラスの好みによって、Eric Carlなどの絵本だったり、SWRやCTP,LLLだったりも読んでいます。ただ、時間的な制約があるので、一回のレッスンで読むのは3冊以下です。1冊を2〜3回のレッスンで分けて読むこともありますし、同じ本をまた読むこともあります。また本に関連したアクティビティはしていません。曜日が出てくると一週間の歌を歌ったりはしますが、基本的に本は一緒に読んで絵を楽しんだり感想を書いたりして終わりです。
私もmacskaさんと同じです。年のうち10週間ほど発表会のために、全時間を使うので、その場合は脚本の元になっている本を、何度もよみますが。。
〉これまでに読んだ本の数は生徒やクラスによって違いますが、30〜40冊かと思います。OhとかNoとか位しか自力ではまだ読めません。音源が必要で、貸し出して、自宅で音源を聞いて読むだろうかというあたりも、貸出を躊躇している理由のひとつです。
私は貸し出し本は極力音源をつけています。週ごとの貸し出しの冊数は少ない子は一冊と言う場合もありますが、平均すると5-6冊です。多い子はもっと多い21冊パック(Scholastic Readinglineのシリーズなど)を箱ごと借りていきます。懇談会の際保護者の方にお願いして、自分専用の、ひとりで操作できる安価なCD/カセットレコーダーを購入してもらうようにしています。以前は小さな録音機能つきのテープレコーダーを買っていただいていましたが、CDが増えてきたので、変更しました。
〉〉そのうち貸し出し可能な冊数はどのくらいですか?
〉貸出可能な蔵書全体では800〜1000冊近くありますが、同じレベルの本を一度にたくさんの子どもが借りたいという状況になると予想されます。そこも現在クリアしなければならない点でして、ORTのStage5までが二冊ずつある他は1冊ずつしかありません。
私の場合は、教室にある本は、基本的に全て貸し出し可能です。出張講習になる幼稚園クラスもあるので、ORTのみ1−3を4セット用意しています。それ以上は、9までを2セット、それ以外は全て1セットです。0.1から0.5くらいまでの低いレベルの本がたくさんほしいですね。
〉〉生徒さんの年齢と人数はどのくらいでしょうか?
〉中学、高校生はすでに貸出していますので、小学校以下についてアドバイスいただきたいと思っています。
〉年中1, 年長1, 小1-4人, 小2-7人, 小3-8人, 小4-5人, 小6-3人の合計29名です。
蔵書数と生徒数を見ると、貸し出しは直ぐにでも出来ると思います。
貸し出しにより、読書量は確実に増えるとおもいます。特に低学年のクラスは、場を整えて挙げると、非常に意欲的に貸し出しを利用してくれます。幼稚園から小1くらいまでは、やはり家庭からの協力が必要です。
〉児童英語と多読のサイトによると、多読用図書費を集めている教室は26教室中5教室と少ないですが、集めていらっしゃらない教室は月謝の中でやっていらっしゃるのでしょうか。生徒からいただくかどうかは別にして、実際の必要経費(増資-本の買い足しは含めずに)はどの位なのでしょうか。
私の感触では、今は多読図書費を集めていらっしゃる方はもっと増えていると思います。
アンケートをとった時点では、貸し出しをされている方も今より少なかったと思いますが、この一年あまりで状況はかなり変わってきています。
貸し出しを継続していくと、選択肢があったほうが、貸し出しも増えるので、どうしても図書の数も増えていくという結果になります。
必要経費は、教室によってまちまちだと思いますが、
ORT、LLL, SPB, CTP、ICR, SIR, 100Englishなどあげていくとかなりの金額になります。蔵書が少ない場合は無理をせず、少しづつ買い足していくほうが良いとおもいます。また多読学会に入られると、年間2回100冊から200冊単位で貸し出しをしていただけます。
貸し出しがなかったら、ここまで生徒たちが本に触れることは出来なかったとおもいます。この2年間の再読も含めた、小学生の貸し出しでの読書冊数は(小学生は冊数です)は少ない子で139冊、一番多い生徒で1400冊、平均500冊位です。
記録をつけることによって、writingの力もつき、CD,Tapeを聞きながら読むので、音のインプットも以前とは比較にならない量です。これまでも、Readingでは、読み聞かせ、貸し出し、配本と3本柱でやってきました。
多読の多を可能にするには、貸し出しなしには考えられないと感じています。
macskaさん,kyonkoさんのお教室の生徒さんたちも、きっと楽しんで下さると思います。
説明が足りない部分もあるかとおもいますので、もし不明な点がありましたら、ご指摘くださいね。
では、Happy Reading!
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