Re: 始めまして。 お知恵拝借させてください。

[掲示板: 〈過去ログ〉多読と児童英語の掲示板 -- 最新メッセージID: 461 // 時刻: 2024/11/24(12:37)]

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23. Re: 始めまして。 お知恵拝借させてください。

お名前: Kicco
投稿日: 2004/11/13(23:31)

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やまかわさん
こんばんは。
酒井先生の講演で 俄然多読に興味を持たれたの よーくわかります。
私もお話を伺うたびに 新しい発見と再認識があり、やっぱり 多読は良いなと思います。
まだまだ試行錯誤ですが わたしもレッスンに取り入れたい→多読中心にしたい と思って始めました。
やっぱりまずは先生ご自身が絵本をいっぱい楽しまれて、多読を実践されている事が何より大切だと思います。子ども達に伝えたい絵本との出会いを先生が体験していると巾が広がると思います。そして もう既にやっていらっしゃるのでしょうけれど、まずは先生が感動した絵本、ぜひこどもたちに読み聞かせたい本の読み聞かせから始められると良いと思います。

本が既に教室に沢山あれば 貸し出しは とても大きな力になります。一週間に一回の教室でのレッスン時間だけでなくて、家庭でも絵本を楽しむことが出来れば、さらに家族も巻き込んで楽しんでもらえれば良いですよね。

私は昨年から貸し出しを開始しましたが、貸し出しシステムをきちんと作った今年の春から 子ども達が(特に低学年の子ども達が)積極的に貸し出しを利用するようになりました。小さい子達には どうしてもお家の方の助けが必要ですので、多読に対する理解をしていただくために(家での読書タイム、音声機器を使う助けなど)お知らせや保護者会でお話する事も必要だと思います。最近は保護者の方にも 多読を勧めています。

教室に備える本としては 最初はORTがお勧めです。まず子ども達にとても受け入れられやすく、イギリスで20年以上使われてきて Oxfordでも力を入れているので、児童英語ではぜひ欲しい音声教材ほかが充実していること。もともとLiteracy Programで 読みの力をつけるため 段階が細かく段階を追ってあがっていく事、冊数もかなり充実していてORTだけでもNon-fictionのFirefliesを入れると300冊はあります(他のシリーズを入れればもっと)。最初は Stage5まで まずそろえて、様子を見ながら Literacy Landの同じレベルの本を読んでいくと 同じレベルで巾が広げられると思います。

古川さんと伊藤晶子さんの書かれた 「親子で100万語」は もう読まれましたか?揃えたい本やレベルについて 本当にいっぱいの情報を提供してくれるので 必読です。

私は 基本的には貸し出しは ORT、CTP, Scholastic Readerなど 音声のあるものそろえて(小学生用)、読み聞かせ本は 毎週 子ども達が まだ自力では読めないORTの上のステージの本や一緒に読むと楽しい本を選んで2−3冊読んでいます。

貸し出し記録、読書記録も励みになるので された方が良いとおもいます。私の場合は 読書記録カードを作って一人一人に渡しています。保護者の方の協力で 可愛いカードフォルダーを全員分作っていただき そこにA4サイズに50冊の記録が出来る紙を両面テープで貼り付けています。50冊ごとに 次の紙を貼ってあげます。
大人の場合は 語数カウントがとても励みになるように、子ども達の場合は冊数カウントでしています。

小学校6年生以上(6年生は夏以降)は 目指せ100万語読書記録手帳で語数カウントをしています。(私自身は 語数カウントにとても抵抗があって行っていませんでしたが、子ども達を見ていると語数が増えていくことがは励みになるということがわかり、自分自身も始めました。)

カウントしやすいように 教室の本には ラベルを貼って そこに語数が入れられるようにしてあります。語数は書評のお世話になったり、新しい本を購入した時には 語数をカウントして 本のラベルに書きいれ、同時にエクセルの表に本を登録し 語数を入れていくようにしています。

色々書きましたが、一気には出来ないので 本をそろえたり、システムを作るのには やはりある程度の時間がかかると思います。あせらず まずは 読み聞かせを楽しみながら 少しずつ本を増やしながら 始められたらと思います。


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