[掲示板: 〈過去ログ〉多読と児童英語の掲示板 -- 最新メッセージID: 461 // 時刻: 2024/11/25(22:38)]
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お名前: スヌーピー
投稿日: 2005/7/12(11:25)
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こんにちは。
1年ほど前、友人に「娘(当時小3)に英語の力をつけさせてあげるにはどうしたらいい?英語教室に行かせたほうがいい?」と相談を受け、まだ私自身は勉強不足ではあったけど、絵本の多読を薦めました。
CTPのレベルIIや100Eを購入し、聞いては読み、聞いては読み、を繰り返し、ほとんど丸暗記するぐらいに読み込んで、1年経った今50冊制覇したとのこと。
そして昨日、その友人が今の彼女の様子を教えてくれました。
「Whereっていう単語の意味を知ってるかって聞いたら、わからないって言うの!1年もやってきたのにと思うと、すごくショックだった」
「でも、Where does an plane park?- At an airport(100Eの1冊にこういうフレーズと写真があります。乗り物はどんなところに停めるのか?という本)の意味は、ちゃんとわかっているの。こんなんでいいの?」
—これでいいんですよね?!
私は、すごい!多読の王道を行っている!と思いました。
私の生徒たちも同じこと。単語単位では知らなくても、文で言われたり読んだりすれば、わかるんですよ。
ちなみにその女の子、「フォニックスも知らないのに、町中で見つけた英単語は結構読んじゃうのよ」とも言っていました。
毎日1年間、耳にする英語を淡々と文字で追ってきたのですから、当然と言えば当然の結果なのでしょうか。
ちなみに、友人は、英検を受けさせようと思ったけど、「単語レベルを問う問題が多くて、うちの子には太刀打ちできなさそう」と言っていました。
だから「英検を目指すと、それ向けの勉強をしなくちゃいけなくなる。でも本当の英語力につながる勉強ではないんだから、今は受けないほうが絶対いいよ」と薦めてしまいました。
良かったのかな。
彼女は、小学校卒業まではこの方法をじっくり続けたい、と言っていました。
とても楽しみだなあと思いました。
皆さんにはご承知のことばかりなのでしょうが、私はこんなにはっきり成果を見たのが—とは、言っても、その母親は成果に気づかずにいたのですが—初めてだったので、嬉しくて投稿してしまいました。
新米多読講師だと思って、お許し下さい。
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