[掲示板: 〈過去ログ〉多読と児童英語の掲示板 -- 最新メッセージID: 461 // 時刻: 2024/11/24(16:31)]
上へ | 前のメッセージへ | 次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む | 訂正する | 削除する
お名前: Kicco
投稿日: 2004/11/3(02:08)
------------------------------
旅の途中さん
早速 報告ありがとうございます。
小学校の国語の教科書でも 読んでいて 子ども達には がま君とかえるのお話は人気がありますね。
〉さて、私の教室での多読の報告をちょっとさせていただきます。
〉8月の児童英語の勉強会でもお話しさせていただきましたが
〉小学校4年からきていて現在中2のクラスでのエピソードです。
〉6年までは多読なんて知らずフツウに絵本を教材として?
〉使っていました。
〉彼らが中1に入る時に多読を知ったので中1の時はず〜っと
〉ORTを地道に読み聞かせてました。
〉(アクティビティ無し、意味取りも無し)
〉中2になってこれからどうしようかなーという時に
〉Frog and Toadを紹介していただく機会がありまして
〉早速導入。
確か、本とテープのセットを生徒が一人づつ持っているんでしたよね。
〉やり方(ってほどでもないんですが)は1レッスンに1ストーリー
〉まず音源を流す。(生徒は1人に一冊本を持たせる。)
〉たいして意味とりもせずもう一度音源を流す。
〉このときは本を見ながらオーバーラッピング。
〉まあそれができているんだかいないんだか確認もせずに
〉終了。この間約10分くらい。
〉これを半年程繰り返しました。
〉皆それなりに楽しんでいる様子でした。
〉9月は英検の勉強などもあってFrog and Toadの時間がなかなか
〉もてず2週間くらい前に再開しました。
〉このとき「今までオーバーラッピングっていうのをしてたんだけど
〉実はジャドウイングってのもあるのよ。本を閉じて音源と
〉一緒に音読していくんだけど、やってみたい人はやってみて。」と
〉言ったところ全員が本を閉じました。
〉「できるんかい!?」と思って音源を流したら皆しっかり追って
〉いけてるんです。\(◎o◎)/!
〉すごく驚きました。
〉でもかといって「じゃあ、この文訳してとか、この単語の意味は?」
〉と聞いても答えられない生徒が多いんじゃないかと思うのです。
〉でも生徒達はとても自信がついた様子です。
〉10月よりレッスンの最初20分くらいを読書タイムにしています。
〉先週Frog and Toad レベルの本を読んでいた1人の生徒がぼそりと
〉「なんかFrog and Toadを何度もやってるせいかわからないけど、
〉とても簡単に感じる」と言ってるのを耳にしました。
〉これを聞いてとても嬉しかったです。
〉生徒達を見ていると随分早いスピードでページをめくっていきます。
私たちも経験しましたが、気持ち良く身体に入ってくるスピードって 大切ですよね。読んでいて心地良いと感じることは とても大切だと思います。
〉気をよくして貸し出しも始めてみました。。。
〉がーっ!1週間して読んできた生徒は誰もいませんでした。
〉やれやれ。。。
私のところでも 小学生の方が貸し出しに意欲的で、中学生は忙しいのか あまり積極的ではありませんでしたが、ドラエモンは積極的にもって帰ります。やっぱり漫画は魅力的なのでしょうか。先日 中1生が 全員(といっても4名ですが)10万語を越えそうだったので 記念にポイントをプレゼントするといったら(ポイントで釣ってしまった!年度末に教室生全員でこのポイントでゲームをするので やっぱり釣っているのかな。)全員 貸し出しをしました。やれやれ。。。です。
〉前途多難ではありますが、この生徒達10月の3級の1次試験ろくに
〉試験勉強しませんでしたが全員高得点で合格してました。
多読の効用でしょうか?英検が必ずしも良い試験ではないですが、中学生にとって励みとなり、準2,2級をとっていると有利と言う事もあって、受けていますが、私も 直前まで指導はせず 多読オンリーです。
〉すぐに全員多読させるというのは難しいですがこの方法、私も生徒も
〉楽しいしラクだしクラスの中のレベル差もあまり気にならない(程
〉強引なやりか?)なので是非ご紹介したいと思いましたので
〉投稿させていただきました。
興味深く読ませていただきました。おっしゃる通り 中学生のレッスンでは 学校のこともしながら多読もというと時間に限りがあり なかなか踏み込めない先生も多いと思います。できれば 多読にすべての時間が当てられたら良いとおもいますが、多読への第一歩として提案できますね。
私も 中学生の報告を別スレッドでしたいと思います。私のばあいは ついに全て多読クラスになりましたが、10万語、20万語、30万語と達成する子達から 楽しい報告を聞くことが出来るようになりました。
▲返答元
▼返答