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お名前: sakigoro
投稿日: 2003/1/14(22:44)
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れなさん、こんにちは。 そしてはじめまして。sakigoroと申します。 〉さて、私はある種の「勝手に(育った)多読者」です。 〉3年ほど前に、どうしても続きが読みたいのに翻訳が止まってしまった 〉とあるファンタジー小説の続きを読むために、洋書読みになりました。 おお、同士よ!! 同じような経歴の人が、この掲示板に登場してくれて とても嬉しいです。 私はファンタジーではないですけど、れなさんと同じく、PBと幸福な 出会いをし、そのまま多読が習慣となったものです。 〉私の洋書読みの経歴は、皆さんとはちょっと違っていますが、ある意味 〉こちらの考え方ととても近いです。「快読100万語」を読んだとき、 〉「あ、やっぱりそれでもいいんだー」と思って本当に嬉しく思いました。 この気持ち、ほんとうに良くわかります。 私は「快読100万語」を読む前に、この掲示板にたまたまたどりついたのですが、 嬉しくて嬉しくて、何度もうなづきながら、なめるように、ここに書いてあることを読んだものです。 〉幸運なことに、その本は比較的わかりやすい英文で書かれていました。大 〉好きな本の続きですから、世界観も特殊な用語もわかっていました。ものす 〉ごく時間がかかりましたし、わからないところも多かったですが、楽しん 〉で読み通すことができました。そして、その続きをもう1冊。そちらはなか 〉なか泣ける内容で、読みながらぼろぼろ泣いてしまいました(笑)。 〉「ああっ、英語で読んでも泣けるんじゃん。私ってば結構読めてる?」 心からはまることのできる一冊にめぐりあうことができると、理解できているか どうかなんて、ほんとにどうでも良くなりますよね。 本は感動するために読むものであって、英文解釈をしたりするためのものじゃ ないもの。 〉初めのうちは、1ページまるまるわからない時もありましたが、5冊くら 〉いでかなり楽になり、10冊を越えるころには、わからない単語を無意識 〉のうちに頭の中で勝手に分解して、「これはこの綴りが入ってるから多分 〉こんな意味」というような理解の仕方をして読むようになってきました。 私も辞書をいっさいひかないで、20年以上読んできたのですが、電子辞書を 購入してから、気軽に単語をひけるので、わりと辞書をみるようになりました。 SEIKOのSR9200という機種で、ひくのは英和のリーダーズか、英英のCODなのですが、 どちらをひいてもピンとこないことの方が多いのです。例え英英をひいても なっとくできないことが多い。 考えてみればあたり前の話で、日本語の場合 だって、例えば、「雲散霧消」を広辞苑でひいてみると、「雲や霧が消え失せる ように、物事が一時に消えてなくなること。」という説明がありますが、 この言葉が使われるシチュエーションまでは説明しきれていない。 結局、大量に量を読むことで、この言葉がもつ雰囲気をつかんでいくしか ないですもの。 英和だともっとわからない。それでも、長年の多読のおかげで、 わからない単語に出くわすことがだいぶ減ってしまい、ボキャブラリーの増加速度が 目に見えて落ちてきたような気がするので、たまに出くわす未知の単語は、 読書の楽しみを阻害しない程度に、辞書でひくようはしていますが.... 〉正確な日本語に訳すことはできませんが、自分が楽しんで読むだけならそれ 〉でいいかな、って感じです。ちなみに現在は20冊を少し越えたところ。 〉「あれはどこに書いてあったんだっけ?」と戻ることができるようになり 〉ました。って、この感じ、おわかりになるでしょうか? はいはい、よくわかります。 それ以外に、例えば、気に入った一冊を何度も読み返すようになったりすると、 お気に入りの場面だけ、何度も読んだりするようになりませんか? 丁度、ビデオを、お目当ての場面だけ、ピックアップして観るみたいに。 〉辞書なしで、わからない単語をとばしても、洋書を読めるようになります 〉よね。でも、そう言っても、周りの人間は誰も信じてはくれませんでし 〉た(笑)。だから、「快読100万語」を読んで、そしてこちらの皆様の 〉お話を読んで、同じことのできる仲間が沢山いるのだと知ってとても嬉し 〉かったです。GRを読むのは苦手みたいなのできちんと参加させていただく 〉のは無理そうですが、陰ながら応援してます。 わたしもれなさんといっしょで、GRを読まないまま、勝手に(育った)多読者 なので、SSS方式での多読に関しての不安だとか喜びだとかを、 この掲示板のみなさんとそのまま共有することは、残念ながらできませんが、 多読の喜びについてはともに語りあうことはできるじゃないですか。 ぜひぜひ、陰ながらなんかとは言わないで、これからも積極的に 発言してください。 お願いします。
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