[掲示板: 〈過去ログ〉英語で趣味を楽しむ -- 最新メッセージID: 1605 // 時刻: 2024/11/23(19:24)]
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635. Re: 初心者のための世界史クラブ〜 Part 10 〜 You Wouldn’t Want to シリーズ紹介 (その2)
お名前: 杏樹
投稿日: 2006/9/4(00:48)
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パピイさん、こんにちは。
〉全国のYou Wouldn’t Want toファンクラブのみなさま、こんにちは。 パピイです。
〉お待たせしました、You Wouldn't Want To シリーズの紹介(その2)をお届けします。
すごい、すごい。もー私、部長の地位を明け渡したほうが良いかも…。
だって全然読んでないんです。最近英語で読んだのはヒストリカル・ロマンスばかり…。しかも今は上海へ行くので上海関係の中国語の本ばかり読んでます。当分世界史クラブに投稿はできそうにありません。
〉現在33冊が入手可能で、今回はその中から12冊を紹介します。
なんか、スキマというか、マニアックなテーマが多いような。
このシリーズ、すごいですねえ。よくこういうテーマでこんなフザケタ本を作れるもんです。
〉■紹介 (時代順)
〉◇You Wouldn't Want to Be a Pyramid Builder! ISBN:0531163962
〉あなたはB.C.1500頃のエジプトに住んでいます。エジプト人の信仰にもとづいて、国王は彼の墓、ピラミッドを
〉作らせます。そのため、数千人のエジプト人がその労働に駆出されます。
昔はむちで打たれて「働け〜!」だったのですが、最近は賃金労働者だと言われてるようですね。出勤簿まで見つかったとか。
〉◇You Wouldn't Want to Be a Roman Gladiator! ISBN:053162044
おお〜。グラディエーター。なりたくないですよねえ。ガレー船の奴隷の方がマシとは…。
〉◇You Wouldn't Want to Be an Roman Soldier! ISBN:053124487
〉時はハドリアヌス帝時代、あなたは18歳で軍隊に入りRoman Soldierになります。
〉その後、多くの訓練や、戦闘経験を経て、ローマ帝国最北の地、今の英国に派遣されます。
〉そこであなたは、Hadrian’s Wall (ハドリアヌスの長城)の建設にも参加します。
〉建設が終わるや、通常の勤務に戻りますが、その生活とはどんなだったのでしょうか。
〉また戦闘を生き延びて、25年の兵役を終えた、あなたを待つ運命とは。
これまたスキマを縫うようなテーマ。ハドリアヌスの長城とは。
「戦闘を生き延びた25年」だなんて波乱万丈の人生が描かれているんですね。一体最後にはどんな運命が…ドキドキものです。
〉◇You Wouldn't Want to Be a Viking Explorer! ISBN:0531162052
おお〜。ちょうど「世界ふしぎ発見」でやっていたところです。赤毛のエリックとその息子(エリックの息子だからエリクソン)のグリーンランド移住とアメリカ大陸発見。レイフ・エリクソンもグリーンランドの生活が退屈だから新しい土地を求めて旅にでた、って番組でも言ってました。
〉◇You Wouldn't Want to Be at the Boston Tea Party! ISBN:0531124479
そういえばボストン茶会事件の詳しい真相って知りませんでした。
〉◇You Wouldn't Want to Sail on a 19th-Century Whaling Ship! ISBN:0531163997
〉時は1819年、あなたは14歳でマサチューセッツ州のナンタケット島の近くで生まれ、育ちます。そこは米国の
〉捕鯨産業の中心地です。当時、鯨油と鯨のひげは大変貴重な資源でした。あなたは友人達と一緒に夢にまで見た
〉捕鯨船Essexに乗船し、南アメリカを廻って、太平洋まで捕鯨に行きます。
〉捕鯨船の構造、船の生活、鯨の生態、捕鯨の方法、鯨の解体・油の採取方法など詳しく説明されています。
〉You Wouldn'tシリーズであるからには、それだけでは終わりません。
〉ある日、鯨が船を攻撃してきます。
〉その後のあなた方の運命とは!? (この本、児童書だよね??という展開が…)
捕鯨船かあ。捕鯨禁止の世の中でよくこういうテーマで本を出しましたね。
しかも「児童書?!」という展開?!
このシリーズはよくそう思うことがあります。
〉◇You Wouldn't Want to Be an American Pioneer! ISBN:0531163695
西部開拓もこのシリーズだとどういう説明になるのか…。
〉◇You Wouldn't Want to Be a Victorian Miner! ISBN:075235985
〉1851年Great Exhibitionがロンドンで開催されました。会場を訪れた人々は、1個の石炭の横を通り過ぎます。
〉この石炭は24トンもの巨大な塊で、産業革命が石炭なしでは成し遂げられなかったことを、印象付けます。
〉あなたは、10万人の炭鉱労働者のひとりです。あなたは幸運です、なぜなら1842年までは10歳未満の子供も
〉働かされていましたが、今では法律で禁止されているからです。炭鉱労働者の職場はどんなだったのでしょうか。
〉どんな危険と隣り合わせであったのでしょう。えっ、ストライキが始まったですって!?
うーん、産業革命を考えさせる深そうな1冊。
〉◇You Wouldn't Want to Be a Victorian Schoolchild! ISBN:0750236019
その当時は学校も行きたくないところだったのか?
〉◇You Wouldn't Want to Live in a Wild West Town! ISBN:0531163679
一見西部劇の世界ですが、きっとこの本のことなのでそういう時代に住みたくな〜いという実態が暴露されてるんですねえ。
〉◇You Wouldn't Want to Sail on the Titanic! ISBN:0531162109
〉あなたは、J. Bruce Ismay、船会社White Stara Lineの役員です。ライバル会社の新しい客船に対抗し、
〉それより大きな3隻の客船を計画します。その1隻の名前が、R. M. S. Titanicです。
乗客じゃなくて船会社の役員というところがこのシリーズらしいひねった設定ですね。それにしてもそういう設定って児童書?
〉また、来年3月には新たに4冊が出版されるみたいです♪
〉You Wouldn't Want to Be a Sumerian Slave!
〉You Wouldn't Want to Be an Assyrian Soldier!
〉You Wouldn't Want to Be Cleopatra!
〉You Wouldn't Want to Be Tutankhamen!
どんどんでるんですねー。
しかも今度ははっきり人物名が。「クレオパトラになりたくないよね?!」とか「ツタンカーメンになりたくないよね?!」とか…。
〉■(秋風に吹かれて) ふと、気になったこと
〉僕って、世界史好きだったっけ?
〉高校では日本史ではなく、世界史の授業を2年受け、受験科目にも選んだのだけれど、
〉それだって学校側が選択し、2年も受けたんだから、受験に使わないのももったいないという
〉消極的選択だったはず。
〉それなのになぜ、世界史クラブに投稿しているんだろう??
〉それも多読のなせるワザなの?!
〉とか言いながら、新しい投稿ネタを捜している…(笑)
そりゃー、多読の掲示板ですから。
英語が苦手な人のために多読があります。私は今でも英語は好きじゃないし、勉強なんかしたくないです。
世界史に興味のない人、苦手な人のために世界史クラブはあるのです。
面白い本を見つけさえすれば、どんどん深みにはまっていくのです。
それではHappy Reading!
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637. Re: 初心者のための世界史クラブ〜 Part 10 〜 You Wouldn’t Want to シリーズ紹介 (その2)
お名前: パピイ
投稿日: 2006/9/4(22:26)
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杏樹さん、こんにちは。
朝夕少し涼しくなって、読書にいい季節になりましたね。
〉〉全国のYou Wouldn’t Want toファンクラブのみなさま、こんにちは。 パピイです。
〉〉お待たせしました、You Wouldn't Want To シリーズの紹介(その2)をお届けします。
〉すごい、すごい。もー私、部長の地位を明け渡したほうが良いかも…。
〉だって全然読んでないんです。最近英語で読んだのはヒストリカル・ロマンスばかり…。しかも今は上海へ
行くので上海関係の中国語の本ばかり読んでます。当分世界史クラブに投稿はできそうにありません。
ええっ?何を冗談言っているんですか。
ヒストリカル・ロマンスを読んでいるのは、世界史クラブ投稿ネタのためなんでしょうに?
中国語の上海関係も、当然世界史クラブ行きでしょう?
まあ、akoさん紹介の、「BBC History Magazine」並にディープな世界でしょうから、
初心者向けではないかもしれませんが(笑)
でも、とっても楽しみです♪
〉〉現在33冊が入手可能で、今回はその中から12冊を紹介します。
〉なんか、スキマというか、マニアックなテーマが多いような。
〉このシリーズ、すごいですねえ。よくこういうテーマでこんなフザケタ本を作れるもんです。
私たち日本人から見れば、スキマというかマニアックなのでしょうね。
案外、あちらの方々にとっては、それほどでもないかも。
例えば、下記のHadrian’s Wall (ハドリアヌスの長城)や、赤毛のエリックとその息子など。
〉〉◇You Wouldn't Want to Be an Roman Soldier! ISBN:053124487
〉〉時はハドリアヌス帝時代、あなたは18歳で軍隊に入りRoman Soldierになります。
〉〉その後、多くの訓練や、戦闘経験を経て、ローマ帝国最北の地、今の英国に派遣されます。
〉〉そこであなたは、Hadrian’s Wall (ハドリアヌスの長城)の建設にも参加します。
〉これまたスキマを縫うようなテーマ。ハドリアヌスの長城とは。
〉「戦闘を生き延びた25年」だなんて波乱万丈の人生が描かれているんですね。一体最後にはどんな運命が…
ドキドキものです。
〉〉◇You Wouldn't Want to Be a Viking Explorer! ISBN:0531162052
〉
〉おお〜。ちょうど「世界ふしぎ発見」でやっていたところです。赤毛のエリックとその息子(エリックの息子だから
エリクソン)のグリーンランド移住とアメリカ大陸発見。レイフ・エリクソンもグリーンランドの生活が退屈だから
新しい土地を求めて旅にでた、って番組でも言ってました。
〉〉◇You Wouldn't Want to Be at the Boston Tea Party! ISBN:0531124479
〉そういえばボストン茶会事件の詳しい真相って知りませんでした。
世界史の教科書では、たった1−2行だったような。
教科書では、それだけで記載されていますが、そこに至るまでは多くの人々や事件が関係していることがわかりました。
まあ、あたりまえか。(苦笑)
〉〉◇You Wouldn't Want to Sail on a 19th-Century Whaling Ship! ISBN:0531163997
〉捕鯨船かあ。捕鯨禁止の世の中でよくこういうテーマで本を出しましたね。
それがこのシリーズのいいところでしょうか。
「鯨料理は、ある国の人にとって、ご馳走」と、Whale Watchingを並べて絵入りで説明しています。
こういうところとか、下の設定などは、このシリーズを魅力的にしていますね。
〉〉◇You Wouldn't Want to Sail on the Titanic! ISBN:0531162109
〉〉あなたは、J. Bruce Ismay、船会社White Stara Lineの役員です。ライバル会社の新しい客船に対抗し、
〉〉それより大きな3隻の客船を計画します。その1隻の名前が、R. M. S. Titanicです。
〉乗客じゃなくて船会社の役員というところがこのシリーズらしいひねった設定ですね。それにしてもそういう設定って児童書?
〉〉また、来年3月には新たに4冊が出版されるみたいです♪
〉〉You Wouldn't Want to Be a Sumerian Slave!
〉〉You Wouldn't Want to Be an Assyrian Soldier!
〉〉You Wouldn't Want to Be Cleopatra!
〉〉You Wouldn't Want to Be Tutankhamen!
〉
〉どんどんでるんですねー。
〉しかも今度ははっきり人物名が。「クレオパトラになりたくないよね?!」とか「ツタンカーメンになりたくないよね?!」とか…。
私は、Sumerianとか、Assyrianに惹かれますね。
もちろん全部購入するつもりですが(笑)
〉〉■(秋風に吹かれて) ふと、気になったこと
〉〉僕って、世界史好きだったっけ?
〉〉高校では日本史ではなく、世界史の授業を2年受け、受験科目にも選んだのだけれど、
〉〉それだって学校側が選択し、2年も受けたんだから、受験に使わないのももったいないという
〉〉消極的選択だったはず。
〉〉それなのになぜ、世界史クラブに投稿しているんだろう??
〉〉それも多読のなせるワザなの?!
〉〉とか言いながら、新しい投稿ネタを捜している…(笑)
〉そりゃー、多読の掲示板ですから。
〉英語が苦手な人のために多読があります。私は今でも英語は好きじゃないし、勉強なんかしたくないです。
〉世界史に興味のない人、苦手な人のために世界史クラブはあるのです。
〉面白い本を見つけさえすれば、どんどん深みにはまっていくのです。
杏樹さんらしいレスですね。
でも私がここでの言いたかったことはですね
「私に、難しい世界史の質問をしないでね」
「新しいネタを見つけたかも?そのうち紹介したいなあ」
でした。(ごめんね)
〉それではHappy Reading!
それでは今回だけは、
杏樹さん、Bon voyage and Have fun in Shanghai!